おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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日本一簡潔な手紙
木片

      畑から帰ると、納屋の前に軽トラ1台分ぐらいの木片が積んであった。
     大中小の木片はストーブを燃やすとき、それぞれの大きさに応じて
     役に立つ。
     大助かりだ。
     我が家を改築した3人の大工さんの1人が今の建築現場で余った木片を
     持って来てくれたのだろうが、その誰かが分からない。

      留守中に訪れる人のために郵便受け横に吊るしたメモ用紙には
     「○○○○」とフルネームが律義な字で書いてあった。
     他には1行の文章もない。
     やはり3人の中で一番無口な大工さんだった。

      日本一簡潔な手紙と言えば、本多作左衛門が妻あてに書いた
         一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ が有名だ。

      そうだろうか。
     手紙を読んだ妻女は「どれもこれも、あなた様が日ごろから口やかましく言っている
     ことばかり。それをまた手紙に書くなんて、どこが簡潔ですか」と言うのでは
     ないだろうか。

      私は無口な大工さんの名前だけの“手紙”が日本一簡潔だと思っている。

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2013.05.05 Sun 20:21:32 | 暮らし| 2 comments
コメント
この記事へのコメント
名前も
和さん ありがとうございます。

 大工さんにお礼の電話をしたら
誰が木を置いたか分からなかったら
気持ちが悪かろうと思って……と、
名前を書いた理由を言っていました。
本当は名前も書きたくなかったようです。
2013.05.06 Mon 15:59:27 | URL | 沢太郎 #fZUo1r6Y[ 編集]
良い話ですね。
2013.05.06 Mon 07:56:15 | URL | 和 #mtYTAWfU[ 編集]
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