おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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記憶が消えて行く
椅子  また、映画を見てしまった。
公開されたばかりの『草原の椅子』。

  宮本輝の原作は新聞連載中に読んだ。
宮本が登場人物の口を借りて語りかけて来ることに共感して、単行本になったとき、また読んだ。
今から20年近く前、そろそろ勤め人暮らしを終えようかという時期だった。

  さて、映画だ。
見ている間に何度も愕然とし、最後は暗澹とした気持になった。
もちろん、映画の出来が悪く、詰まらなかったわけではない。
むしろ逆だ。
人生の転換期に来た男女3人と、親に捨てられた幼児の物語に大抵の人が引き込まれ、心に希望のようなものが湧いて来るだろう。

  愕然とした理由はすべて自分にある。
あれほど熱心に読んだ本なのに内容をほとんど忘れているのだ。
登場人物の名前を一人も覚えていないのは、何年も前から固有名詞を忘れるのが日常茶飯事だから、意外でも何でもない。
暗い気持ちになったのは、物語の展開や小さなエピソードの積み重ねに、まるで心当たりがないことだった。
記憶力って、こんなに衰えるものだろうか?

  書棚に『草原の椅子』上下2巻がある。
この本を本当に読んだのかと疑う自分が怖くて、手に取れないでいる。

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20071103161540.gif 
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2013.03.01 Fri 16:25:46 | 遊び| 2 comments
コメント
この記事へのコメント
忘れたいことは忘れない
健忘庵さん こんにちは。

 加齢とともに脳の委縮や動脈硬化が
進むのは仕方がないこと。
人間商売を長くやっていると、
忘れてしまいたいこともヤマほどあるのに
そちらの方はしぶとく覚えていたりするのが
辛いところですね。
2013.03.02 Sat 16:49:23 | URL | 沢太郎 #fZUo1r6Y[ 編集]
ほんとそうですね。
愕然とすることばかりです。

前夜、ベッドで読んだ20ページほどのストリーをまったく忘れています。しおりを挟んでいるのですが、自分で挟んだとは信じられない。

ましてや、いわんや、その前のこととは言うと、これがきれいさっぱりです。





2013.03.01 Fri 17:51:02 | URL | 健忘庵 #-[ 編集]
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