おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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貧乏人の味方
ニラつぼみ

      清楚な美人なのに体臭がちと強い。
     いえいえ、ニラのことですよ。

      台風15号の接近による強風に裏庭のニラが揺れている。
     終の棲家にどうだろうかと、古い空き家を下見に来たのは去年の
     9月過ぎ。
     そのころ、ニラは花盛りだった。

      ニラのお浸しに卵の黄身だけ落とし、軽く醤油を垂らして食べる“ニラたま”は
     初任地・秋田で知った酒の肴の逸品だ。
     庭のニラを摘んで何回これを食べたことだろう。

      ニラは放っておいても勝手にどんどん増える。
     銭無し平次には頼りになる友だ。

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2013.08.30 Fri 15:48:17 | 食べる| 0 comments
溺れる者は
野ブドウ

      庭の野ぶどうが色づいている。
     モノの本によると、砂糖か蜂蜜をかけた野ぶどうを十分に発酵させ、
     にじみ出たエキスを飲めば鎮痛、血液循環の改善、抗がんなどの
     薬効がある、という。

      そんなの迷信だ!と言うなかれ。
     自慢ではないが、私は大阪と熊本で脊柱管狭窄症の手術を受けたのに
     今も足腰の痛みに悩まされている。
     血液の循環を良くする薬や降圧剤は死ぬまで飲み続けなくてはならない。
     がんに至っては、国民の3人に2人は罹るのではなかったか。

      野ぶどうに薬効があるかどうかは別にして、ぜひ試してみよう。
     「溺れる者は藁をもつかむ」と言うではありませんか。

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2013.08.29 Thu 14:25:43 | その他| 0 comments
栗に欠けているもの
落ち栗

      お隣の奥さんから「落ちはじめなので、美味しくないかも
     知れませんが……」といって栗を頂いた。
     栗とは、ほとんど縁のない育ち方をしたから、栗と聞くと身構える
     気持ちがどこかにある。

      食糧難と言われたあのころ、キントンや羊羹の材料は薩摩芋だったが、
     ごく稀に芋羊羹などを食べると、夢のように美味しかった。
     栗は手の届かない高級品で、当時は渋皮煮やマロングラッセなど、
     見たことも聞いたこともなかった。

      栗は確かに美味しい。
     しかし、何かが足りない。
     たぶん、それは郷愁という味わいなのだろう。

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2013.08.28 Wed 16:07:37 | 食べる| 0 comments
終の棲家作り ほぼ終わる
なやア

      54年間の役目を終えた古い納屋 に替わり、新しい納屋が
     ほぼ完成した。
     先人の汗がにじむ古い納屋に比べて、取ってつけたようで何の風格もない。
     これから畑仕事に励んだら、少しは味わいが出るだろうか。

なやイ

      左側がストーブの薪やチェンソーなど、小型の農具を置くコーナー。
     右側は漬けもの小屋のつもり。
     どちらも多目的に作られている。
      
なやウ

      納屋から母屋の裏手まで深めの庇を作ってもらった。
     雨や雪が降っても濡れずにストーブの薪を運べる仕組みだ。

      これで終の棲家作りは、だいたい完了。
     あとは、ひっそりと暮らすだけ。

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2013.08.26 Mon 14:31:02 | 暮らし| 8 comments
どう咲きゃいいのさ
落ち柿

      消防車の放水のような激しい雨が降ったかと思うと、突然やんで
     晴れ間が出るヘンな一日だった。
     路上に、まだ青い柿の実がいくつも転がっている。
     雨が叩き落としたのだろう。

      きのう23日の朝刊一面トップは「イチロー日米4000本安打」だったが、
     私が驚いたのは社会面3段の「藤圭子さん自殺 62歳」の方だ。

              赤く咲くのは けしの花
              白く咲くのは 百合の花
              どう咲きゃいいのさ この私
              夢は夜ひらく


      暗い眼差しで、絞り出すように低い声で歌う「圭子の夢は夜ひらく」を初めて
     聞いたのは私がまだ20代後半のころだった。
     あれから今に至るまで、途方に暮れるたびに「どう咲きゃいいのさ この私」と
     何回自問したことだろう。

      彼女がなぜ死を選んだのか詮索する気持ちは全くない。
     晩酌の焼酎を飲みながら「もっと歌って欲しかったな」と、未練たらしく
     思うのである。

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2013.08.24 Sat 20:27:57 | その他| 0 comments
暑さに耐えた栗は
まろん

      隣家の栗林の実がだいぶ大きくなった。
     一時期、ピンポン玉のような実がどんどん落ちたのは、
     猛暑を予感して木の負担を減らしたのだろうか。

      母なる木は地中に根を伸ばして、水分と栄養を懸命に栗の子たちに
     贈り続けたに違いない。
     彼岸花の咲くころ、栗の実は落ち始める。

      艱難辛苦の夏を生きのびた栗は、味が濃くて、飛びきり美味しいことだろう。

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2013.08.23 Fri 17:00:17 | 食べる| 2 comments
究極の美味は
汲む

      山の湧き水を汲みに岳間渓谷(山鹿市)へ行った。
     平日の早朝だったので、先客は赤シャツのおじさん一人。
     並ばなくて済む幸運は滅多にない。

      まず顔を洗い、手のひらに水を受けて一口飲む。
     冷たい!美味い!甘い!

      開高健の『新しい天体』は余った予算を消化するため、役人が
     金に糸目をつけず、全国の名品・名店を食べ歩く話だ。
     最後に巡り合った究極の美味は、確か「水」だったように記憶している。

      グルメとは縁のない私だが、岳間の湧き水を飲むと、開高さんの説には
     「異議なし」と一声かけたくなる。

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2013.08.22 Thu 15:38:19 | 食べる| 2 comments
金の汗
金の汗

      緑のカーテンのゴーヤーが熟して、金の汗をかいている。
     大きさは、まだ子どものこぶしぐらい。
     色づくのは早過ぎる。

      熟したのではなく、あまりの暑さに煮えたのではないか。
     半煮えの頭で、そんなことをぼんやり考えている。

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2013.08.21 Wed 13:46:37 | 暮らし| 0 comments
吾輩は老いた猫である
眠る猫
     
      山里は連日猛暑日だ。
     気象予報士のお姉さんは「この暑さは、まだしばらく続く」と
     言っていた。

      今年の暑さは、ことのほか体にこたえた。
     食欲が落ち、本や新聞を読んだり、パソコンを開く気力がない。
     網戸越しに少し風が入る部屋で、自堕落にごろごろしている。
     老人性怠惰病だろうか。

      推定10歳のミーコも、ほとんど終日寝ている。
     吾輩は老いた猫である……か。
     まあ、猫のことを言える立場ではないけれど。

      そんなわけで、ブログの更新も、しばらくは休みがちになると
     思います。
     秋の気配が感じられるころには、元気になるでしょう。

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2013.08.20 Tue 08:41:11 | 暮らし| 4 comments
手乗りツバメ
肩㊤

      きのうの夕方近くのこと。
     納屋を建てている大工さん2人の賑やかな声が聞こえた。
     出て見ると、大工さんの肩にツバメがとまっていた。

肩㊦

      もう1人の大工さんが指を立てたら、今度はその指先にとまる。
     近くの田んぼの上を飛んでは、また戻って来て大工さん相手に
     遊んでいるのだった。
     巣立ってからさほど経っていない若者らしいが、手乗りツバメなんて
     聞いたことがないぞ。

      手分けして田んぼや草むらでつかまえた蜘蛛を喜んで食べる。
     我が家には猫が2匹もいるので、大工さんに一晩預ってもらうことにした。

      そして今朝。
     息子と虫を探して、たっぷり食べさせたと言って大工さんが
     ツバメを連れて来た。
     鳥かごの口を開いた瞬間、ツバメは振り返ることも、我が家の上を
     旋回することもなく、一直線に飛んでどこかへ消えた。
     納屋から遠くない所に親ツバメか兄弟ツバメがいたのかも知れない。

      大工さんたちは、ツバメは神さんの使いだから、きっといいことがある
     と言いながらどこか寂しそうだ。
     私もツバメを見掛けるたびに、あのときのツバメではないだろうかという
     気がしてならない。

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2013.08.11 Sun 14:24:22 | 暮らし| 11 comments
鷺と鷺草
鷺2羽

      緑濃い田んぼで鷺を見掛ける季節になった。
     稲の間を歩いたり、飛び立つ鷺を見ると、純白の鷺草の花を
     連想せずにはいられない。

      道の駅で鷺草の鉢を買った。
     優美な花を眺めていると、逆に田んぼを飛ぶ鷺が目に浮かぶ。
     鷺と鷺草は姿形がそっくりというわけではないが、優美な
     雰囲気が同じなのだ。

      去年買った鷺草は谷間の段々畑の日当たりのよい湿地に植えたが、
     なぜか消えてしまった。
     今度は庭に植えてみよう。
     
      庭に鷺の群れが降り立ったように花が咲いたら、どんなにいいだろう。

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2013.08.09 Fri 14:48:16 | | 0 comments
100歳まで生きてはいよ
骨格

      形ばかりの棟上げ式のあと、納屋の骨格が徐々に見えて来た。
     昔風の太い梁の代わりに鋼材を4本も使っている。
     「100歳まで長生きして使ってはいよ(下さいね)。
     納屋は、それだけ頑丈に作りますけん」と大工さんは言った。

      100歳、ざっと30年後か。
     そりゃあ、納屋は大丈夫だろうけれど、あちこち傷んでいる我が身は
     自信がないな。

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2013.08.08 Thu 15:51:38 | 暮らし| 2 comments
えっ、棟上げ式?
むね㊥

      昨日の午後、予定より半日早く大工さん2人が来て、納屋の柱を立てた。
     「今日(6日)は大安なので、柱だけでも立てようと思って……」という。
     
      カレンダーに小さく印刷されている大安、仏滅、先勝などの「六輝」を私は
     普段、ほとんど意識しない。
     縁起がいい大安だからと、わざわざ来てくれた大工さんたちの気持ちが
     嬉しかった。

むね㊤
  
      そして今朝、納屋の棟上げ式をやるという。
     住宅ならともかく、納屋の棟上げ式など全く考えてなかったので、
     慌てて用意した酒、塩、いりこを数カ所に置くだけの略式で済ませた。

      「昔は1年ぐらいかけて家を建てたから、棟上げ式も丁寧にやった。
     いまは家を建てる人が少ないから、棟上げ式に詳しい人なんて滅多に
     いませんよ」と大工さんは笑った。
     言われてみれば、これまで住んだのは借家ばかり。
     終の棲家は老朽住宅を改造したものだし、新築は今回の納屋が初めてだ。

むね㊦

      簡素極まりない棟上げ式が終わると、大工さんたちがてきぱきと
     工事に取り掛かった。
     大きなクレーン車が重い梁や横木を吊りあげる。
     もう掘立小屋とは言わせないぞ。

      このブログを書いている午後4時40分の今も工事の音が聞こえる。
     明日、どんな状態になっているか楽しみだ。

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2013.08.07 Wed 16:42:42 | 暮らし| 4 comments
不機嫌なアマガエル
青ガ

      竹ザルのへりで、アマガエルが空を睨んでいた。
     大きさは1円玉(直径2センチ)ほど。
     3~4センチのニホンアマガエルより、かなり小さい。

      一瞬、カエルの子どもかな?と思ったが、カエルの子はオタマジャクシ。
     多分、別の種類だ。

      「今日は降りますかね」と声を掛けたら、「そんなこと知るか。もう
     帰る」と草むらにジャンプして姿を消した。
     暑くて機嫌が悪かったのだろう。

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2013.08.06 Tue 16:58:50 | 暮らし| 0 comments
笑いごとではないぞ
      この1週間の間に上の前歯が2本抜けた。
     本ブログ・プロフィール欄に使っている「吉四六(きっちょむ)人形」の
     前歯には大きな隙間があいているが、2本抜けた迫力は、それどころではない。

      鏡に向かてほほ笑んでみた。
     そこには、絵に描いたような歯抜け爺さんがいた。
     
      来週には集落の「納涼祭」がある。
     他の集落からも人が来て、大層賑わうそうだ。
     当然、ビールや焼酎を飲み交わし、談笑することになる。

      そんなとき私が大口開けて笑ったら、皆さん目を点にして私の口元を見詰め、
     やがて気の毒そうに目をそらすのではないか。
     いや、これは笑いごとではないぞ。

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2013.08.05 Mon 16:19:37 | 暮らし| 2 comments
耐震構造の納屋です
こん
  
      納屋の基礎の形がようやく見えて来た。
     たかが物置一つ、ヨイトマケで地盤を固め、大工さんが丸太を建てて
     トタン屋根を葺けば出来上がり――と思っていたが、それは昔のこと。

      大地震(阪神淡路?)以来、規制が厳しくなって、納屋にも耐震構造が
     要求されるようになったという。
     7日に左官さんから大工さんに仕事が移り、完成は、お盆をはさむので
     月末近くになるそうだ。

      人間が住む家を作るような大層な話だね、

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2013.08.03 Sat 16:36:58 | 暮らし| 2 comments
のど元まで言葉が出てるのに
あわ

      谷間の段々畑の一番奥で、タラノキの花が咲いている。
     ここはクヌギ林だったが、数年前に持ち主がシイタケの原木用に
     切り倒して以来、さまざまな木や草が茂っている。
     タラノキは成長が早いから、地味な花でも遠くから目につく。

      「タラノキ」は、もちろん昔から知っている。
     ところが、いざ口に出して言おうとすると、名前が出て来ない。
     「ほら、山菜の王様ともいうアレ!」「春先に摘む芽は天ぷらに
     すると旨い奴」「幹にトゲが生えてる!」と堂々巡りをするばかり。

      子どものころからよく「忘れっぽい」と言われた。
     「ぽい」は不注意な癖のようなものだが、しばしば言葉が出なくなると、
     「失語症」という病気ではないかと不安になる。

      つい最近も、週2回通っている整骨院で「ストレッチ」という
     言葉が思い出せず、身振り手振りで騒ぐ醜態を演じてしまった。

      加齢とともに出来ることが減る半面、診察券や薬の量が増える現実は
     悲しい。

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2013.08.02 Fri 17:21:50 | 暮らし| 2 comments
プロの仕事
鉄筋

      時折降る激しい雨のせいで、納屋作りが遅れている。
     整地が済んだ後も、鉄筋をコンクリートで固める作業が出来ないのだ。

      今日は雲の間から、やや強い日射しが漏れた。
     職人さんたちは、何とか天気は持ちそうだと言ってコンクリートミキサー車を
     手配していた。

      職人さんたちの頭には納屋完成までの工程がしっかり入っているのだろう。
     工事現場を見ても、私には何がどうなのか、どんな建物が建つのか、見当も
     つかぬ。   

      大概の分野ではプロとアマとの差は大きい。
     アマのような仕事押して来た自分はうなだれるばかりだ。

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2013.08.01 Thu 16:02:59 | 暮らし| 2 comments
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