おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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安物買いのゼニ失い?
チップソー

      JAの「農道具市」を冷やかしに行って草刈り機の刃(チップソー)を
     衝動買いしてしまった。
     15枚セットで4800円。
     1枚当たり320円は高級品の八分の一、普及品の三分の一の値段だ。
     「安かろう悪かろう」「安物買いのゼニ失い」といった言葉が頭に閃いたが、
     貧乏人は「早い者勝ちの限定品!!」なんて煽られると、つい手が出てしまう。

      売り場のお兄さんは「高級品のチップソーに比べると、切れ味が鈍るのが
     いくらか早いかも知れない」と控え目に言っていた。
     手術後は腰に負担がかからないように上半身と手だけで草を切ろうと心掛けている。
     しかし、チップソーが切れなくなったら、腰を回転させて刃を
     草に強く当てなくてはならない。
     これは腰に悪い。

      安物でも早めに刃を替えたら何とかなるのではないだろうか。

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2012.05.31 Thu 20:23:23 | 畑仕事| 6 comments
涼を感じていただけたかな
花③

      軽トラで通りかかったシンスケさんが「 暑かねえ」と言った。
     ここ数日、誰かと顔を合わせれば「暑かねえ」と声をかけあう。

      まだ5月、暑さの本番はまだまだ先だろ?。
     いまから暑い暑いと騒いでどうする――と思うけれど、暑い!
     今日も30℃を超えただろう。

      秋の花キキョウに似たキキョウソウが道端にたくさん咲いていた。
     山ではウグイスがまだ盛んに鳴いているのに、足元の草むらでは
     秋の虫コオロギすだいている。

      季節がばらばら。
     妙な気分だ。

花①

      暑さしのぎに涼しげに咲く野の花を集めてみた。
     これはウツボグサ。

花②

      面白い形をしていて見飽きない。
     花弁は秋の空の色だ。

花④

      こちらはシソバタツナミ。
     立浪の名前の通り、盛り上がった波がまさに崩れようとしている瞬間に
     見えないこともない。
    
      耳を澄ませば潮騒が聞こえてきそうと書けば、オーバーだが
     少しは涼を感じていただけただろうか。

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2012.05.29 Tue 17:53:48 | | 6 comments
この春のことなのに、もう忘れている
み㊤

      谷間の段々畑のミニ果樹園でグミが赤く色づいている。
     食べごろは、もう少し黒みがかったころかな?と様子見をしているうちに
     実の数が目に見えて減っている。
     小鳥が食べているのだろう。

      木にネットをかぶせたらいいと教えてくれた人もいるが、山の中で
     小鳥が木の実を食べるのは自然なこと。
     グミを売って暮らしの足しにしているわけではないから、小鳥と争ってまで
     グミを守ろうとは思わない。

み㊦

      グミの隣りの木に↑こんな実が5つ6つなっていた。
     桃のように見えるが、それにしては小さく、ふっくらもしていない。
     桃も植え放しで肥料をやらず、剪定や摘果もしなければ、こんな実になるのだろうか。

      この木は春の植木市で買って、この場所に植えたような気がする。
     ついこの間のことなのに、何の木か全く覚えていない。
     
      物忘れの症状がどんどんひどくなっている。
     
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2012.05.28 Mon 17:40:10 | 畑仕事| 2 comments
白い煙は元気の証し
けむり

      老人会の皆さん(大半が婆ちゃん)が、公民館の草を刈って
     畑で燃やしていた。
     刈ったばかりの草は水分が多いため、白い煙がもくもく上がる。
     風に乗って我が家にも漂ってくるが、ちっとも嫌な匂いではない。

      白い煙は爺ちゃん、婆ちゃんが元気な証しだ。

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2012.05.27 Sun 16:55:47 | 暮らし| 0 comments
ナイス サプライズ
せん㊤

      玉名市岱明町で有明海を見た昨日の日記の続きです。

      海水浴客のためのシャワーがある施設の敷地に栴檀の木が10数本あり、
     見事な花を咲かせていた(写真上)。
     山里でも栴檀は花盛りだが、海辺でこんなに多くの栴檀を見られるとは
     思いもよらなかった。

せん㊥

      栴檀の花は青い煙のように見える。
     一つ一つの花がどんな形をしているのか、かねてから知りたかったが、
     山里では花の位置が高かったり、遠くの山で咲いていたりしているので
     確かめられなかった。

      それがどうだ、海辺では手の届く所に咲いている。
     そうか、栴檀は小さな5弁の花だったのか。

せん㊦

      サクランボのような栴檀の実も初めて見た。
     実は地面にもたくさん落ちていた。
     何粒か持ち帰って植えたら、海辺生まれの栴檀が山里で芳香を放つかも知れない。

      海を見に来て栴檀の林に出会うなんて夢にも思わなかった。
     こんなナイス サプライズがあるから、世の中は楽しい。

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2012.05.26 Sat 18:12:37 | | 0 comments
感傷旅行
海あ

      雨が降っている。
     寝床の中で雨音を聞きながら、しばらく海を見てないな、と
     唐突に思った。
     最後に海を見たのは、集落の有志と1泊旅行で訪れた
     島原半島ではなかっただろうか。
     あれは確か2年前だ。

      最近は山里の外にほとんど出ていない。
     たまに遠出したと思えば、熊本市の整形外科。
     井戸の中の蛙どころか、竹筒の中に身を潜めていた雨蛙みたいに窮屈な
     暮らしぶりだ。

      これではいけない、広い海を見に行こう。
     どこか近場に海はないかと探して、玉名市岱明町の磯の里(有明海)にナビを
     セットした。

      海に着いても雨は降り続いていた。
     ほとんど波がなく、浜辺には誰もいない。
     なんと静かな海だろう。

海い

      横浜郊外の海辺で育ったけれど、そのころのことを思い出すことは
     これまで、ほとんど無かった。
     海が埋め立てられ、マンションや事業所が林立して、昔の面影はどこにもないと
     風の便りに聞いてから、無意識に思い出を封印してしまったのだろう。

      浜辺に立って海の匂いに包まれていたとき、突然“タイムカプセル”の
     ふたが開いた。
     友だちのこと、貝や小魚を一緒に獲った亡き弟のこと、一緒に浜辺を走った
     飼い犬のこと、美空ひばりの歌を大きな音で流していた海の家のことなどが
     堰を切ったように思い出された。
     足元のなんでもない貝殻すら涙が出るほど懐かしい。

      どれくらい海辺にいただろう。
     1時間ぐらいか。
     小さな感傷旅行を終えて、また山里の暮らしに戻る。
     夏になったら、今度は別の海に行ってみよう。

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2012.05.25 Fri 17:45:07 | 遊び| 4 comments
栗の林が原野に還っていく
荒れ山㊤

      栗の山と林の緑が濃くなった。
     ついこの間まで、あわあわとした新緑だったのに……。

      毎年100キロ余りの栗を収穫して道の駅に出荷していた。
     だが、それも去年までの話。
     体力の衰えと腰痛を理由に山と林を地主さんにお返ししてしまったからだ。

      何ごとにも終わりがあることは分かっているけれど、
     山の草を刈ったり、イノシシが壊した水路を直して、秋には
     栗を拾う暮らしが終わってしまったかと思うと、なんだかせつない。

荒れ山㊦

      下草は年に2回、5月と栗が落ちる直前の季節に刈った。
     5月の草はまだ柔らかいが、夏を越した草は固く、大きくて手ごわかった。
     
      草を刈る人がいなくなった林は早くも草ぼうぼうだ。
     地主さんは高齢で草を刈れない。
     私に代わって山を管理しようという人も現れない。
    
      山と林は日々、原野に還っていく。

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2012.05.24 Thu 17:33:18 | 畑仕事| 6 comments
もうすぐ田植えだ
苗あ

      田起し、畔の草刈り、畔塗り……。
     田植えの準備が着々と進み、山里はいま静かな活気に満ちている。

      毎年一番早く田植えをするAさんは、早々と田んぼに水を張り終え、
     そぎゃん急がんでもよかと、いつものんびり構えるBさんは、ようやく
     田起こしを始めた。
     田植えにも、それぞれの性格が表れて面白い。

苗い

      田んぼを持たない私は見ているだけだが、我が菜園には
     田の神さんが鎮座して、棚田全体を見渡していらっしゃる。

      今年もお米は豊作だろう。

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2012.05.23 Wed 16:46:56 | 畑仕事| 0 comments
ホトトギスの忍び泣き
卯あ

      山道を歩いていたとき、どこからともなくいい匂いが
     風に乗って漂ってきた。
     何の花だろう?

      カーブを曲がった途端に答えは分かった。
     卯の花が見上げる高さに咲き誇っていたのだった。

卯い

      卯の花は匂いもいいが、花も美しい。
     青い空、白い雲、純白の花――何と見事な取り合わせだろう。

      卯の花と言えばホトトギスだ。
     「卯の花の匂う垣根にホトトギスが忍音をもらす」季節だというのに
     今年はまだ初音を聞いていない。
     初音は毎年5月の10日前後だから、それほど遅くはないかも知れないが、
     やはり気になる。

      ところで、ホトトギスの忍音って、どんな鳴き声だろう。
     トッキョキョカキョク!特許許可局!という大きな声しか聞いたことがないから
     ぜひ聞いてみたいものだ。

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2012.05.22 Tue 15:51:22 | | 4 comments
そろそろ梅雨入りですか?
雨あ

      朝からどんより曇っている。
     明日も曇りの予報だ。

      空を見上げている雨蛙に訊いてみた。
     「そろそろ梅雨入りだろうか?」

      雨蛙は目玉をぎょろりと動かしただけで、答えてくれなかった。

雨い

      梅雨の季節に欠かせない花と言えば紫陽花だ。
     我が家の紫陽花のツボミは、まだ小さく固い。

      梅雨入りは、もう少し先になるだろう。

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2012.05.20 Sun 16:52:42 | 暮らし| 6 comments
喪服
黒蝶

      勤め人だったころの商売道具の多くは、山里では役に立たない不用品だ。
     背広やネクタイは、この10年一度も身につけたことはないし、
     名刺を刷ったとしても配る相手がいない。

      例外は喪服だろう。
     20年も前にあつらえた喪服がまだ現役で、年に数回は袖を通している。
     人づきあいが仕事のようなものだったから、勤め人時代も葬儀によく
     参列したけれど、頻度では高齢過疎の山里には及ばない。

      昨日も「Aさんが、いよいよいけないらしい」という話を立ち話で聞いた。
     そんなわけで、黒い蝶を見ても、つい喪服を思い浮かべてしまうのである。

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2012.05.19 Sat 17:35:51 | 暮らし| 0 comments
むしゃむしゃ食べる
どが㊤

      草むらで赤く実っている野イチゴを地元では「どがんすイチゴ」と
     呼んでいる。
     福岡県の八女市上陽町でも、どがんすと言っていることは3年ほど前にも
     この日誌に書いた。
     だが、どがんすとは、そもそも何のことか、いまだに私は知らない。
     大きいという意味だという人もいるが、どうだろう。

どが㊦

      気まぐれに摘んだら、たちまちこんな量になった。
     見た目も綺麗だが、実の甘さも栽培品種のイチゴに負けていない。

      昔は大人も子供も、その場でむしゃむしゃ食べ、溢れた汁は手の甲で拭い、
     畑仕事や昆虫採集で渇いたのどを潤したに違いない。
     また、そんな気取らない食べ方が、どがんすイチゴに一番ふさわしいように思う。

      私も木陰に腰を下ろし、手のひらに盛ったどがんすイチゴをむしゃむしゃ食べた。
     旨かったよ。

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2012.05.18 Fri 21:21:33 | 食べる| 8 comments
怠け者の自己弁護
林あ

      杉林の中にエビネの咲く場所が2カ所ある。
     こちら↑は見に行くのが遅くて盛りを過ぎていた。
     花の数も昨年より少ないようだ。
     来年に期待しよう。

林い

      こちらのエビネは今が盛りか。
     小さな花だが、凝った造りになっている。
     愛好者が多いのもうなづける。

林う

      杉林では倒木を伐り出したり、焚きつけ用の枯れ葉や枝を集める。
     脇目もふらずに働くより、エビネなどに気を散らしながら作業した方が
     能率が上がるような気がするけれど、どうだろう。

      怠け者の自己弁護にしか聞こえないだろうなあ。

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2012.05.17 Thu 17:05:26 | | 2 comments
女は現実的
摘みはな

      連れ合いがスイカズラの花をざる一杯摘んできた。
     焼酎に漬けてスイカズラ酒を作るという。
     私が花に宿った露を見て、人生のはかなさに思いを馳せていたとき
     連れ合いは花の利用法を考えていたのだ。

      女性は男より現実的だと、つくづく思う。
     感傷的になっても、どこか覚めている。

      江戸古川柳の
           
           泣く泣くも良い方を取る形見分け で
     
     泣きながら良い方の品に手を伸ばしているのは女性だろう。
     女性だから「その気持ち分かる」と許されてしまう。
     これが男だったら、さもしい奴だと男女から軽蔑される。
     男は、たとえ良い方の形見が欲しくても、見栄を張って手を出さないのだ。

      スイカズラ酒は何かに薬効があるかどうかは別にして香りはいいはずだ。
     この酒を飲むときは露の世のはかなさなんぞは、すっかり忘れているに違いない。

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2012.05.16 Wed 17:11:45 | 暮らし| 0 comments
露の世ながら
すいかずら㊤

      玄関を開けたら甘い匂いに包まれた。
     庭木にからみついているスイカズラが咲いているのだった。

すいかずら㊦

      金銀花という別名の通り白と黄色の花が並んでいる。
     草花に宿った雨の露を見ると、条件反射的に一茶の句に思いが飛ぶのは
     年のせいだろう。

              露の世は露の世ながらさりながら

      晩婚の一茶が幼い一人娘を病で亡くしたときの句だという。
     世の中は、はかないものだと分かってはいるけれど、それにしても
     ひど過ぎるではないかという一茶の哀しみが強く伝わってくる。
     同時に一茶は、どんなに世の中がはかなくても、露の放つ一条の光に希望を託して
     生きて行くしかないではないかとも言っているように思える。

      明日は天気が回復するそうだ。
     気分を一新して畑で汗を流そう。
     久しぶりに草刈り機を使ってみるか。

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2012.05.15 Tue 17:46:13 | 暮らし| 0 comments
トンボの目玉
目玉あ

      トンボの目の大きさには何度見ても驚かされる。
     顔の3分の2が目だ。

目玉い

      しかも複眼だから視野が広く、小さな動きも見逃さない。
     動きが速い昆虫を捕食できるのも、この複眼のお蔭だ。

      人間も複眼だったら、今よりずっとモノがよく見えるに違いない。
     しかし、世の中の見たくないものまで見えしまうのは考えものだ。
     神様がお前も複眼にしてやろうかと言っても断ることにしよう。

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2012.05.14 Mon 16:26:23 | その他| 4 comments
落ちこぼれ 嫌な言葉だ
縮小

      5月3日に30本、8日に20本。
     今年は去年の倍のカボチャを植えた。

      8日に植えたカボチャのうち、1本に早くも花が咲いた。
     残りの19本にはツボミがないか、まだ小さい。
     同じ苗屋さんから買い、同じ畑に植えたのに、こんな個体差がある。

      人間にも早咲き、遅咲きの人がいる。
     単に個性の違いなのに、学力テストなどで早々と優劣のレッテルを
     貼るのは愚かというしかない。
     
      誰にだって、いつかは花が咲く。
     カボチャと違って、同じ色同じ形ではないそれぞれの花が咲く。
     それがまた面白く楽しい。

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2012.05.13 Sun 17:02:13 | 暮らし| 0 comments
ともに老いたり
眠犬

      軽トラにオグリを乗せて畑に行く。
     子犬のころからの習慣だ。

      谷間の段々畑でリードを放すと、畑を全速力で走り、何回も
     山を上がり降りしたものだが、最近は運動量がめっきり減った。
     きょうも早々と農道の木陰に眠り、時折深いため息をついている。

      彼は昔の彼ならず。
     飼い主同様、老いたのだろう。

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2012.05.12 Sat 16:35:22 | その他| 2 comments
ひいきの引き倒し
あやア

      畑の隅に植えたアヤメが咲いた。
     アヤメとカキツバタを見分ける自信はないが、これは多分アヤメだろう。

      我が家のアヤメは、よそのアヤメより深い紫色をしている。
     日差しが弱いときには、ほとんど黒に見えるくらいだ。

あやイ

      近くで見てもその美しさは、露草や秋の空の紺青に負けていない。
     えっ?身びいきが過ぎますか。

あやウ

      それなら、こちらはどうです。
     鮮やかな黄色と緑の葉の取り合わせといったら……。
     
      はいはい、そこまで言ったら「ひいきの引き倒し」ですね。
     ごもっとも。

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2012.05.10 Thu 16:13:06 | | 0 comments
苛烈な一生
かま㊤の替え

      生まれたばかりのカマキリが何十匹も固まってうごめいていた。
     カメラを向けると、たちまち八方に逃げ散り、1匹か2匹を写すのが精いっぱい。
     体長数ミリ、糸のように細い体なのに何と敏捷なんだろう。

かま㊦

      彼らの動きが速いのは当たり前だ。
     生まれたその日から自分のエサは自分で捕食しなければならないから
     ぼやぼやしてたら生きてはいけない。

      小さなカマを持っているけれど、アリやクモ、カエルに食べられてしまうことも
     多いだろう。
     100匹の幼虫が生まれても、成虫になるまで生きられるのは、ほんの数匹。
     しかも、カマキリは普通、越冬しないから寿命は数カ月だという。

      短くて苛烈な一生を送っているんだね彼らは。
     険しい表情になるのも無理はないな。

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2012.05.09 Wed 17:50:49 | その他| 0 comments
滅びの花
きんらん

      ひょっとしたら↑この花を見たことがない人の方が多いかも知れない。
     谷間の段々畑の近くの林に咲いていた金蘭(キンラン)だ。
     実際の花は、このピンボケ写真より、もっと鮮やかな黄色をしている。

      ウィキペディアによると 金蘭は日本ではありふれた和ランの
     一種だったが、1990年ごろから急激に数を減らし、1997年に
     絶滅危惧Ⅱ類として環境省レッドリストに掲載された。
     人工栽培もきわめて難しい
 という。

      毎年、林の中をくまなく見て回ったわけではないが、金蘭を見たのは
     今年が初めて。
     絶滅危惧の金蘭が、なぜこの林で生き延びたのか。来年も咲くのか。     
     自分としては静かに見守ることしか出来ないが、滅びゆく春欄がこのまま
     姿を消したとしても、これまた運命というものだろう。

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2012.05.08 Tue 16:10:39 | | 4 comments
ベニシジミと申します
ベニシジミ

      汗ばむ季節になった。

      山里の草むらで、あまり趣味の良くない色柄の蝶をよく見掛ける。
     大きさは1円玉ぐらい。
     昆虫図鑑を見て、ベニシジミという名前だと知った。

      貝の名前みたいだね。

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2012.05.07 Mon 16:44:20 | その他| 0 comments
好きなものを食べればいい
きゃら

      栗の林に自生しているフキを摘んだ。
     独特の香りと苦みが絶妙なキャラブキは、初夏には欠かせぬ逸品だ。

      しかし、あの香りがどうも苦手で……という人には無理に勧めない。
     私だって、いくら栄養があると言われてもブロッコリーやカリフラワーを
     食べる気にはならない。
     これは理屈ではなく感性、好みの問題だ。

      好き嫌いを言わずに何でも食べなくてはいけないと教えられて育ったが、
     食べ物は栄養補給や健康増進のためだけにあるのではない。
     ああ、美味しいなあと思うものを食べればいいと思っている。
     特に人生の折り返し点を過ぎた者は。

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2012.05.06 Sun 16:44:57 | 食べる| 4 comments
夫婦円満六十年の秘訣
じじ㊦

      春蘭(シュンラン)の花が咲き始めた。
     野生の春蘭は乱獲や開発で全国的に少なくなっているそうだ。
     谷間の段々畑わきの山には、少ないながら、まだ自生しているけれど、
     家に持ち帰って鉢植えにしようとは思わない。
     山野草は山野で眺めるのが一番だ。

じじ㊤

      春蘭にはジジババ、ジイババ、ジイトコバアトコ、ジンジンバアなど、
     土地によって様々な呼び名があるようだ。
     我が山里ではジイサンバアサン(爺さん婆さん)と呼んでいる。
     花の姿が腰の曲がった老人に見えないこともないからだろうか。

      私の住む集落に、とても仲がいいと評判の老夫婦がいる。
     ともに八十代。畑でもタケノコ山でもいつも二人一緒に働いている。

      集落の飲み会で誰かが「ほんに仲のいいことで……」と水を向けたことがある。
     すると婆ちゃんは「なんの!六十年間けんかばっかりよ」と仲良し説を
     言下に否定した。
     その横で、小柄で無口な爺ちゃんは苦笑いをしている。

      婆ちゃんの話によると、爺ちゃんは煮え切らない性格で、自分がいちいち
     注意しないと物事が前に進まないのだという。
     大人しい爺ちゃんの箸の上げ下ろしにガミガミ言う婆ちゃんの姿が
     目に浮かぶようだね。

      ただ、爺ちゃんは、卵を落とした味噌汁を出しさえすれば機嫌よく働くので、
     その点は楽だったそうな。
     卵が貴重品だったころ、卵の入った味噌汁は滅多にお目に掛かれない
     御馳走だった。
     卵入り味噌汁を飲む爺ちゃんの喜びは多分、若い人には理解できないだろうが、
     私には分かるような気がする。

      婆ちゃんは今でも毎日、味噌汁に卵を一個落としているそうだ。
     それが夫婦円満六十年の秘訣だと言えば誇張になると思うけれど、一つの
     要因だったことは間違いないのではなかろうか。  

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2012.05.05 Sat 17:15:39 | | 2 comments
柿の種の黒焼き その後
黒丸

      去年12月28日の日記 に柿の種の黒焼きが物忘れ、認知症の改善予防に
     効果があるという崇城大学薬学部教授、村上光太郎氏の話を紹介した。
     それから4カ月、効果はどうだった?と訊かれると面目ない。
     柿の種の黒焼きを粉末にしたまでは良かったが、粉末を蜂蜜で練り合わせるのを
     面倒くさがって先送りしているうちに忘れてしまったのだ。
     忘れ癖が邪魔をして、物忘れの“薬”が作れなかったというお粗末の一席。

      遅ればせながら粉末に蜂蜜を注いだ際に二つの失敗をした。
     一つは柿の種の挽き方が足りず、粉末が粗かったのでジャリジャリして
     飲みにくいこと。
     これでもか、というぐらい挽いてミクロンの粉末にすべきだった。

      もう一つの失敗は蜂蜜を入れ過ぎたため、粉末がぐにゃぐにゃと柔らかく、大豆の
     大きさに丸めるのに苦労したこと。
     手のひらを真っ黒にして、どうにか丸めたのが上の写真。

      これを1日5~6粒飲めば3カ月で効果が表れ始め、1年経てば物忘れ認知症に
     目に見える効果があるはず。
     ウソだと思ったら1年後の私の報告を読んでいただきたい。
     ――と、大きく出たけれど効果が薄くて、報告の約束を忘れた時には御容赦を。
  
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2012.05.04 Fri 20:16:18 | 暮らし| 5 comments
エセ自然農法
かぼ苗

      草ぼうぼうの菜園をハンマーナイフで丸刈りにした。
     本来なら、このあと耕したり、肥料をすき込んだり、畝を立てたりするが、
     今回は一切やめて、カボチャの苗を30株植えた。

      苗が大きくなってツルが地面を這いまわるころには、畑はまた
     草ぼうぼうになるだろう。
     それでも草1本抜く気はないし、追肥もやらない。
     
      無精者が年をとり、腰を傷めると怠け癖が筋金入りになるのだ。
     結果的に「耕さない」「除草しない」「肥料を与えない」「農薬を
     使わない」という自然農法になるけれど、「さんざん考えた末に自然農法を
     やっています」とは言えないよね。

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2012.05.03 Thu 16:12:46 | 畑仕事| 0 comments
風の吹くままふわふわと
ぽイ

ぽロ

      今年は気のせいか、例年より多くのタンポポが咲いた。
     我が家の周りも黄色いタンポポやシロバナタンポポがひしめいて咲き、
     これは金銀財宝に恵まれる吉兆に違いないと思ったものだ。

      春を明るく彩ったタンポポも、ほとんどが綿帽子になって旅立ちを待っている。
     今日から5月だもの当然だよね。

      今年になって、4カ月が過ぎたという実感がない。
     タンポポの綿毛のようにふわふわと時間が手のひらからこぼれ落ちて行く。
     風の吹くままに漂った先にどんなことが待っているか。
     それは、神のみぞ知る、だ。

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2012.05.01 Tue 16:01:02 | 暮らし| 2 comments
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