おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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ミカン食堂 その後
ひよ下

      鳥たちにミカンを提供する我が家の“ミカン食堂”が賑わっている。
     二つの病院に相次いで入院したため暮らし蛾落ち着かず、最近になって
     ようやく写真が撮れた。

      以前はメジロもよく来たが、今はヒヨドリのカップルだけ。
     しょっちゅうやって来るカップルが同じかどうか、みんな似たような顔をしているので
     分からない。

      メジロはどこに行ってしまったのだろう。

ひよ上

      ヒヨドリは長く鋭いくちばしを使って器用にミカンの実も袋も食べる。
     毎日ミカンを補給しても、うっかりしたら皮だけしか残っていない。
     これだけ喜んで食べてもらえたら、もてなし甲斐があろうというものだ。

      そろそろミカンの出荷が少なくなった。
     別の柑橘類に切り替えてもヒヨドリはやがて来なくなる。
     これも毎年のこと。
     ほかの場所で御馳走を食べているのだろう。

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2012.03.31 Sat 17:29:34 | その他| 2 comments
三日見ぬ間に桜かな
満開

      3日前の日記「ありがたいことだ」を書いたとき、水辺プラザかもとの
     桜はちらほら咲きだった。
     ところが今日はほぼ満開(写真)。
     何という変わりようだろう。

      「三日見ぬ間の桜かな」は世の中の移り変わりの激しさを三日見ないうちに
     散ってしまう桜に例えたものだが、歳時記を見ると大島蓼太の句は

            世の中は三日見ぬ間に桜かな    となっている。

      「三日見ぬ間」は散ってしまった桜を惜しむ風情があり、「三日見ぬ間」には
     おや、いつ咲いたのだろうという驚きが感じられる。

      「の」と「に」、蓼太はどちらを言いたかったのか。
     もっとも、いま満開の桜も三日もすれば散ってしまうのだが。

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2012.03.30 Fri 17:44:39 | | 0 comments
歓喜するツバメ
燕あ

燕い

      何か気配を感じて空を見上げたら、なんとツバメの大群が飛んでいた。
     何ごとか鳴き交わしながら急上昇、宙帰り、水平飛行を繰り返して飽きない。

      「歓喜」という言葉が頭に浮かんだ。
     ツバメたちは長く厳しい旅の果てに日本に辿りついたのが嬉しくてたまらないのだ。
     何度もシャッターを押したが、動きがあまりにも速くて、何とか写っているのは
     上の2枚だけ。
     拙い写真だけれど、ツバメの歓喜が分かっていただけるだろうか。

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2012.03.29 Thu 18:39:02 | その他| 2 comments
寂しい爺さん
3連星

      昨日の夜、西の空に月、金星、木星が縦に並んだ。
     写真を撮ったのだが、面倒がって三脚を使わず、昼間の光景を
     撮るように普通にシャッターを切ったので手ブレがひどい。

      昔は星空を見上げてモノを思うこともあったのに、今は特段の感想もなく
     横着な態度で写真を撮る。
     寂しい爺さんになったものだ。

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2012.03.28 Wed 15:35:14 | その他| 2 comments
ありがたいことだ
咲き染め

      今日はポカポカと暖かく、ほとんど風もない。
     春が一気に進みそうだ。

      手術からこれまで、シャワーばかり浴びていたが、きのうの
     退院後1週間の診断で、浴槽に体を沈めてもいいと言われたので、久しぶりに
     水辺プラザかもと(山鹿市)の天然温泉「湯花里」に行った。

      朝っぱらから温泉に入り、広い浴槽にゆっくり手足を伸ばす。
     回数券を買えば1回の入浴料は250円。
     庶民の贅沢はこれに極まる。

      風呂から上がって川のほとりを散歩した。
     桜並木のうち何本かで、花が咲き始めていた。
     写真の左端の花で蜜蜂がせっせと花粉を集めている。

      「冬の寒さを知っている者だけが春の暖かさを知る」言ったのが誰だったか
     忘れたけれど、「病に苦しんだ者だけが健康の喜びを知る」というのも真実では
     ないだろうか。
     安い温泉に入り、桜を見ながら自分の足で歩く――ありがたいことだな、と思う。

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2012.03.27 Tue 18:02:41 | 暮らし| 0 comments
贅沢言ってはいけない
      熊本市の整形外科で退院後1週間の状態を診て貰った。
     3~4日前に退院したような気がするのにもう1週間か、早いな。

      順調に回復しているということで、腰痛体操の許可が出て指導を受けた。
     寝たまま両膝を抱えて腹に近づけたり、腰を左右にひねる体操を1日3回しなければ
     ならない。
     それにアキレス腱とふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチ。
     地味で退屈で、めんどくさい。

      しかし、真面目にこつこつやれば、それだけ早く回復するのだろう。
     贅沢を言ってはいけないね。

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2012.03.26 Mon 17:58:03 | 暮らし| 0 comments
カラスの覚悟
小枝

      カラスが小枝をくわえている。
     巣作り、子育てが始まったようだ。

      去年の今ごろか、もう少し後にこんなことがあった。
     日当たりの良い向かいの山で山菜を採っていたRばあちゃんが急に騒ぎ出した。
     頭近くを飛ぶカラスを手拭いで追い払い追い払いしながら逃げているのだった。
     うっかり巣のある木に近づき過ぎたため、カラスが怒ってRさんを追い回したのだろう。

      子育て中のカラスはとても神経質だ。
     私も山菜を摘んでいるとき、カラスに威嚇されたことがある。
     きしきしという羽音とともに大きな口ばしが迫って来ると、Rさんではないが
     逃げ出さずにはいられない。

      カラスが自分より強い人間にはむかうのは、子を守るためなら死んでもいいという
     覚悟があるからだろう。
     君子危うきに近づかず、だね。

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2012.03.25 Sun 16:14:31 | その他| 2 comments
酸いも苦いも
苦い

      リハビリと気晴らしを兼ねて15分ぐらい自宅近くを散歩している。
     腰に負担がかかるので、まだオグリは連れて歩けない。

      道端にたくさんツクシガ生えている。
     前かがみの姿勢も腰にはよくないのだが、ツクシをザル一杯摘んだ。

      ごま油でキンピラ風に炒めて、醤油と胡椒で味を調えた。
     一口食べたら、口の中に苦みが広がる。
     少し無理して「これが春の味なんだよな」と言ってみる。

      食糧難だった子どものころにもツクシを食べた。
     どんなに空腹でも苦くて手が出なかった記憶がある。

      苦みも旨味のうち、と思うようになったのは山里に移住して野草を
     よく食べるようになってからだ。
     甘い、辛いだけが味ではないと悟るまでにウン10年の歳月を要したことになる。

      「酸いも甘いも嚙み分ける」のは人生、いいことばかりではないことを
     知っている苦労人だが、本当の苦労人なら「酸い、甘いと同じぐらい
     苦いこともあったな」と言うのではないだろうか。

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2012.03.24 Sat 15:41:38 | 暮らし| 4 comments
昭和は遠くなりにけり
めだか

      猫に案内されて梅林を見物した後、病院のガーデンテーブルで一休みした。
     鉄製の椅子の近くに大きな甕が据えてあって、大小のメダカが元気に泳いでいた。

      条件反射的にあの歌を思い出した。
     
          めだかの学校は川の中 そっとのぞいてみてごらん……

     という童謡「めだかの学校」だ。
     
      私が子どものころは、その辺の田んぼや小川にいくらでもメダカはいたから
     何の違和感もなく、この歌を歌った。
     もっとも、メダカを捕るのはちっちゃな子どものすることで、少し大きな子は
     メダカなんかには目もくれず、フナやイナ(若いボラ)を追い回していたのだけれど。

      近ごろは道の駅などでプラスチックの容器に入ったメダカを売っている。
     そのメダカを水槽や甕に入れて飼っている人も少なくないだろう。
     しかし今、山里に住んでいる私ですら近くでメダカやフナを見たことがない。
  
      まして街の子が自然の中でメダカを見る機会がどれぐらいあるだろう。
     「めだかの学校は川の中」と歌うとき、頭の中のイメージが水槽を泳ぐメダカ
     だとしたら、昭和は遠くになったものだ。

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2012.03.23 Fri 17:50:08 | 暮らし| 2 comments
猫と見た白昼夢
      熊本市の整形外科に入院している間、ほとんど毎日天気が悪かった。
     一日中すっきり晴れたのは3月15日だけだったような気がする。

      手術後1週間のその日、初めて外を歩いた。
     病院の周りは住宅密集地。
     当てもなく歩いていると、空き巣狙いの下見をしているようで具合が悪い。
     
      足元がおぼつかなかったけれど、仕方なく人も車も多い表通りに出た。
     そこの歩道は白い線で車道と分けているだけで、人がすれ違えるほどの幅はない。
     前から人や自転車が来るたびに私は人家の塀や壁に背中をつけて道を譲る。

      「この道は散歩には向いていないな」と思った時、その猫に出会ったのだった。

梅い

      白と黒のまだらの猫は路地の曲がり角に座っていた。
     私と目が合うと、ゆっくり伸びをして立ち上がり、角を曲って歩き出した。
     私も落ち着きのない表通りに嫌気がさしていたので、猫の後をついて行った。

      ゆるやかな坂を5分ほど登ると、突然小さな梅林が現れた。
     息苦しいほど住宅が軒を接している場所に、こんな空間があるとは
     思いもよらないことだった。

梅ろ

      10本ほどの梅の中で、この白梅が一番目についた。
     もう少し白梅に近づいてみよう。

梅は

      芳香を放つ白梅に春の陽光が躍る。
     するとどうだろう、ウグイスまで鳴き始めた。

      写真に写っているのだから、住宅密集地の梅林は現実に存在しているのだが、
     ウグイスまで登場するお膳立ての良さに何だか白昼夢を見ているような……。

梅に

      ふと気がつくと、私を梅林まで案内してくれた猫の姿がない。
     ついさっきまで白梅の根元のオオイヌノフグリに寝そべっていたのに
     忽然と消えてしまった。

      それから退院するまで私はこの梅林を二度と訪ねていない。
     もし訪ねたら、梅林があったあたりに建つ古い家から90歳ぐらいの老人が出て来て
     「わしが子どものころ、ここは確かに梅林だった」と言うかも知れないと思いながら。

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2012.03.22 Thu 17:13:56 | 暮らし| 10 comments
本を読んでは居眠りし
個室

      心臓検査のために入院した循環器科は4人部屋。
     今回の整形外科は個室だった。
     ベッド、トイレ、モノ入れなど必要最小限の設備しかない狭い部屋だったが
     1日の大半をベッドの上で過ごすのだから、何の不自由も感じなかった。

      病室に持ち込んだ本は以下の通り。
     ①姥ざかり花の旅傘――小田宅子の「東路日記」(集英社文庫)田辺聖子
     ②あなたへ(幻冬舎文庫)森沢明夫
     ③せんせい。(新潮文庫)重松清
     ④⑤チャイルド44㊤㊦(新潮文庫)トム・ロブ・スミス
     ⑥冬の蜃気楼(新潮文庫)山田太一
     ⑦おもちゃ(集英社文庫)新藤兼人
     ⑧江戸の思い出(河出文庫)岡本綺堂

      ②は新聞広告を見て入院直前に買った。
     本の帯に「映画化!主演:高倉健 洋子、君は私と結婚して、本当に
     幸せだったのだろうか。亡き妻からの手紙が愚直な男にもたらした人生の奇跡」
     などと書いてある。
     「健さん命」の私としては買わずにはいられない。
     物語に主人公が登場するたびに健さんのイメージが浮かぶ。
     これはもう健さんの本だ。
     映画の主演がもし西田敏行だったら本は買わないし、買ったとしても
     最後まで読み通せたかどうか。

      ⑦は京都祇園の置き屋の下働き・時子が「おもちゃ」という名で
     舞妓になるまでの話。
     面白いのに何だかせつない。
     哀しいけれど、どこか可笑しい。
     読み終えて頭に浮かんだのは芭蕉の句「おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉」だった。

      眠くなると本をぱたりと布団の上に落として寝てしまう。
     持ち込んだ本は全部目を通したけれど、著者には随分失礼な読み方をした。
     お許しあれ。

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2012.03.21 Wed 19:13:19 | 暮らし| 2 comments
イテテ!イテテ!
開花

      脊柱管狭窄症の手術から11日目のきのう退院した。
     バスと車に2時間ほど揺られて帰宅したせいか腰が痛い。
     ともかくもこれで病院のハシゴは終わりだ――と思いたい。

      今回の手術は全身麻酔で行なわれたけれど、麻酔が覚めた時の
     痛みは凄かった。
     1回目の入院で手首から心臓までカテーテルをぐいぐい押しこまれた時よりも
     10倍も痛かった。
     麻酔のない時代に刀を振り回して切り合ったサムライたちはどんなに痛かっただろう。

      痛みは時間が経てば徐々に和らぐ。
     あの時は痛かったなあと思いだしても、痛みそのものがよみがえるわけではない。
     何年経っても思い出すたびに痛む心の傷よりマシかも知れない。

      腰をコルセットで固め、杖をついて家の近くを散歩した。
     心臓検査のために入院する前日(2月27日)の日記「桜だけが花じゃない」に
     書いた水仙が花盛りだった。
     あの時は、わずかに地表に現れた葉が霜で白くなっていたのに。

      今年の冬は平年より寒いというけれど、季節は確実に動いている。
     私の腰も骨を削った深部の組織が完全に治るには2カ月ぐらいかかるそうだ。
     それまで車の運転や農作業は禁じられている。
     でも、焦るまい。
     季節は確実に動いているのだから。

      入院中、記事の更新もしないのに訪問して下さった皆さんありがとう。
     明日からまたよろしくおつきあい下さい。

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2012.03.20 Tue 17:09:32 | 暮らし| 14 comments
病院素描 入院したら病気になる?
      病院素描の最終回です。

      4人部屋で一緒になった人たちとは滅多に顔を合せませんでしたが、
     後期高齢者、熟年、若者の3人ではなかったかと昨日の日誌に書きました。
     その青年のカーテンの中から主治医の良く響く声が聞こえてきました。
     主治医は体も声も大きく、カーテンなど無きが如し、です。

         入院したら大抵の人が病気になりますよ。
         寝てばかりでいたら運動不足だ。まず、これが体に悪い。
         夜、ちゃんと眠れてますか?
         将来や病気のことをあれこれ考えてストレスためるのも病気の元だ。
         体でも心でも気になることがあったら、いつでも遠慮なく言って下さいよ。


      病気を治すために入院したのに、病気になるとは妙なことを言うお医者さんですね。
     でも、言いたいことは分かるような気がします。

      私も明日6日、熊本市の整形外科に入院、8日に腰の手術を受けます。
     手術が成功するかどうか考えてもしょんなか。
     お医者さんを信頼して任せよう。
     将来のことを考えるのは早過ぎ、過去のことを悔いるのは遅すぎる。無心が一番だ。
     手術がすんだら少しずつ歩く距離を伸ばして体を鍛えよう。
     10日~2週間後に退院するとき、「やれやれ病気にならずに済んだ」と言えるように。

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2012.03.05 Mon 15:49:38 | 暮らし| 2 comments
病院素描 ちょっと変わった4人部屋
病室

      4泊5日を過ごした病室は4人部屋でした。
     (少しカーテンが開いている入り口右側が私のコーナー)

      午前11時ごろ入院したのですが、写真のようにカーテンが全部閉まっていて
     静かです。
     具合が悪いのか、眠っているのだろうと思って、こちらも息をひそめて
     荷物を収めました。
     ところが、看護師さんらとの会話を聞くと、皆さん元気そう。
     それでいて、患者同士がカーテンの外で挨拶や言葉を交わしているところを
     私は入院中、一度も見掛けませんでした。

      夜も昼もカーテンを開けないのは、見知らぬ他人との間にバリアを築いて、
     自分の領域を守ろうとしているのでしょうか。
     同じ病棟の他の部屋では昼間はカーテンを開け、患者同士が談笑していることも
     あるので、我が病室のありようを少し奇異に感じたものです。

      廊下ですれ違ったり、洗面所で顔を合したりして、同室の3人が私より年上の
     後期?高齢者、熟年、青年の3人と見当がつきましたが、結局私は誰とも話を
     しないまま退院してしまいました。

      こんなクールな病室も、看護師さんらが訪れると途端に賑やかになります。

        どがんですか 変わりなかですか おしっこきちんと出よりますか
        あら 肌着がもう無かごたる 体温計が鳴ったけん見てみましょうか
        今日から普通にお風呂に入ってもよかよ 朝食はずっとパンでよかと?
        もうすぐ先生が来らすけん……
といった具合。

      カーテンの外や中で飛び交う肥後弁の明るいこと、元気なこと。
     関東育ちの私にも肥後のお国言葉は優しく心地よく聞こえます。
     熊本に移住した直後に入院していたら、旅情を通り越してホームシックに
     なったかもしれませんが、今はそれだけ熊本の水に慣れたということでしょう。

      明日も病院素描を続けます。

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2012.03.04 Sun 20:21:29 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
病院素描 窓越しに見る青い麦
窓越し

      先月28日から4泊5日の検査入院を終えて雛祭りの今日、帰宅しました。
     首筋と手首の血管に管(カテーテル)を通して心臓を調べた結果、病名は
     肥大型心筋症(どんな病気や?)と判明。
     冠動脈に異常はなく、「心が狭い」という自覚症状のある狭心症も今のところは
     心配ないそうな。

      という訳で、8日の脊柱管狭窄症の手術は予定通り行うことになり、
     来週の火曜日(6日)には熊本市の整形外科に入院します。
     一難去ってまた一難ですが、憂きことは早く済ませてしまえということでしょう。

      さて、病気の話はこれくらいにして――。

      病室の前の廊下の突き当たりにドアがあり、そのガラス窓越しに上の写真のような
     風景が見えます。
     車椅子の婆ちゃんと、ご主人とおぼしき付添いの爺ちゃんが窓近くで話していました。

      婆ちゃん「田んぼの青いの何ですかねえ」
      爺ちゃん「さあ、何じゃろ。麦じゃなかろうか」

      二人はそれきり口をつぐみ、窓の外の景色を見詰めていました。
     二人の胸にどんな思いが去来したか知る由もありません。
     ただ、自分ももっと年をとり入院生活が長くなったら、こんな何の変哲もない景色を
     あたかも今生の見納めのように眺めることもあるだろうなと思ったことでした。

      明日も病院素描を続けます。

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2012.03.03 Sat 08:30:50 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
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