おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- --:--:-- | スポンサー広告|
さざんか梅雨の置き土産
かび

      今日は空が青く澄み、風がやや強い。
     こんな天気だったら干し柿が巧く仕上がるだろうが、時すでに遅し。
     軒の干し柿にカビがびっしり生え、コバエまで群がっていた。
     2日間降り続いたさざんか梅雨の置き土産に違いない。

      カビやハエが防げると聞いて、硫黄で燻蒸したのに、このありさまだ。
     カビが生えたら再び燻蒸したらいいとのことだが、硫黄の残留物が
     多くなり過ぎないか気になる。
     焼酎で拭き取るだけにしておこう。
     それでもまたカビが生えたら……いったん干し柿作りをあきらめ、
     寒さが厳しくなるころに再挑戦しようか。

      干し柿でさえ筋書き通りに行かないのだから、山あり谷ありの
     人生が思うように行かないのは当たり前だな。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
関連記事
スポンサーサイト
2011.10.31 Mon 15:33:10 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
さざんか梅雨
秋雨

      昨日も今日も雨。
     秋の長雨を秋霖(しゅうりん)という。
     音の響き、字の印象がいかにも秋の雨らしい。

      すすき梅雨、さざんか梅雨ともいうそうだ。
     すすきは、もう枯れ尾花だから、これからも降る雨は
     さざんか梅雨と呼びたい。

      廊下のガラス戸越しに空き地に咲くコスモスが見える。
     その向こうに赤く熟した柿の実。

      10月は、あと1日か。
     コスモスも、そろそろ終わりだろう。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif    
2011.10.30 Sun 15:27:51 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
干し柿作りは難しい
軒の柿

      干し柿を作っている。
     去年は渋柿が不作で値段が高く、手が出なかったから
     今年にかける期待は大きい。

      干し柿の大敵はカビとハエだ。
     カビ対策として、干す前に熱湯をくぐらせたり、焼酎を噴霧したりしたが、
     かびるときはかびる。
     
      今年は人に教えられて、硫黄の燻蒸を試してみた。
     市販の硫黄を燃やして、むいた柿をいぶすと、カビも生えず、ハエも
     来ないという。
     しかし、カビはやはり生えた。
     雨が多く、時に夏日になるほど気温が高いせいだろう。

      ハエは今のところ姿を見せていない。
     硫黄の匂いを嫌ったのか、まだ柿に気づいていないのか。
     そのうちハエの大群が柿に群がるような気がしてならない。

      干し柿作りは本当に難しい。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif         
2011.10.29 Sat 16:31:39 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
鼻を噛まれた不良娘
傷

      昼間はほとんど寝ていて、夜遊び朝帰りの毎日。
     嫁入り前の娘とは思えぬ御乱行のミーコが鼻を噛まれて帰宅した。
 
      ピンク色の可愛い鼻に小さな穴が3つほどあき、皮下出血?で
     黒ずんでいる。
     気の立った渡りの猫に噛まれたのだろうか。

      ミーコは気立ての優しい子で、ノラ猫が自分のエサを食べても
     黙って見ているだけ。
     今年2月に急病死した妹分のデンコを文字通り舐めるように可愛がった。
     争いごとの嫌いなミーコは今回の出来事がショックだったに違いない。

      ミーコはいま、私の近くで軽い鼾をかいて寝ている。
     目が覚めても夜遊びには出ないだろう――とはとても思えない。
     親の心、猫知らず、だ。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.28 Fri 16:53:25 | その他| 0 track backs, 4 comments
赤ひげさん
もち㊤

      アワノメイガの幼虫という天敵の裏をかいて遅く植えたモチキビ
     近況です。

      イノシシが踏み倒すたびに植え直したモチキビのうち、生き残った約20本の
     モチキビの半分に花が咲いた。
     上の写真は雄花。

もち㊦

      こちらの立派な赤ひげは雌花。
     雌花にひげはどうかと思うけれど、モチキビの女房にゃひげがある、のだろう。

      今朝の気温は5℃、昼間は22℃まで上がった。
     モチキビには寒過ぎはしないか。
     もう少しの辛抱だ、頑張れと声援を送る毎日だ。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.27 Thu 16:56:14 | 畑仕事| 0 track backs, 0 comments
たき火
犬と火

      今朝の気温は7℃。
     この秋一番の冷え込みだ。

          …………たき火だ たき火だ 落ち葉たき
          「あたろうか」「あたろうよ」
          しもやけおててが もうかゆい


      童謡「たき火」を思い出しながら枯れ草、古竹、木の枝を燃やした。
     灰と炭化した竹、木は後日、土にすき込む。
     土壌改良に少しは役立つだろう。

      オグリは幼いころからたき火に当たっているので火を怖がらない。
     自分も霜焼けのかゆさやあかぎれの痛みに泣いたことは遠い思い出になった。
     たき火の前で放心できるささやかな幸せよ。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif     
2011.10.26 Wed 17:22:58 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
8年前のカレンダー
      今朝も小雨がぱらついた。
     今年の秋は雨の日が多い。
     週末は大抵、雨だったような気がする。

      机の引き出しを整理していたら、2003年の卓上カレンダーが出てきた。
     私は、その日の枠に短いメモを書いて日記帳代わりにしている。

      10月1日は「晴れが続く」。
     2日から5日までは「ドーフン」と記してあった。
     そして6日は「24日ぶりに雨」。

      ドーフンとは動力噴霧器のことで、畑に水をまくときに使う。
     あの年は白い砂ぼこりが上がるほど、畑が乾燥したので、毎日数時間、
     谷川の水を畑にまいたのだった。
     今年は真夏を含めて1度もドーフンを使っていない。

      ちなみに2003年の10月24日は暦の「霜降」通り初霜が降り、
     この日から石油ストーブを使い始めた。
     今日の山里は冷たい北風が吹いて肌寒い。
     ストーブに火をつける日も近いだろう。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif    
2011.10.25 Tue 17:10:48 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
さらば貧乏 されど……
小槌あ

      カラスウリの赤提灯に明かりがともり、居酒屋「沢太郎」が店開き。
     千客万来で賑わったが、売り上げのお札は木の葉ばかり。
     客はみんな人間に化けたタヌキやキツネだったのか……。

      カラスウリが赤くなる秋、そんなことを想像して酒を飲む。
     また楽しからずや。

小槌い

      カラスウリの種は大黒様の持っている打ち出の小槌に似ているから
     財布に入れておくと、金持ちになるそうだ。
     
      金持ちになったら何をしたいか考えたが、さっぱり思いつかない。
     若くて元気なころ、打ち出の小槌があったらなあ。
     今さら遅いけれど、種を三つ財布に入れた。
     来年は、どうやってお金を使ったらいいか悩むことだろう。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif      
2011.10.24 Mon 16:18:02 | その他| 0 track backs, 4 comments
山茶と冬太郎
ちゃ

      藪の中で山茶の花がうつむいて咲いている。

      金木犀は遠くからでも匂うが、茶の花は顔を寄せなければ香りに気づかない。
     平安の貴婦人もこんな床しい香りを見につけていたのだろうか。

               茶の花や宴(うたげ)の果てに帰る道 沢太郎

                        ※

      今朝、冬鳥のジョウビタキが庭に来ていた。
     カメラを構えたらチッチッチッと鳴いてどこかに行ってしまった。
     何年か前、初めて我が家を訪れたジョウビタキを勝手に冬太郎と呼んだ。
     今日のジョウビタキは冬太郎の孫かひ孫だろう。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif     
2011.10.23 Sun 14:58:59 | | 0 track backs, 0 comments
どっこいしょ!
農大あ

      今にも雨が降りそうな天気を気にしながら↑熊本県立農業大学校の
     学園祭を見に行った。
     ポスターの中央に「土恋SHOW☆」とある。

      「どっこいしょ」の掛け声に「土に恋する」の文字を配したのはいかにも農大らしい。

農大い

      青空市場には荷台に農作物を並べた軽トラがずらり。
     これも農大でしか見られない光景だろう。

農大う

      人気のテントには行列が出来、シクラメンの鉢などは文字通り瞬時に
     完売だ。
     学園祭が始まって30分しか経っていないのに、野菜や米を抱えて帰る
     大勢の人たちとすれ違う。

      ここで妙なことに気づいた。
     農産物を販売する人も、会場を訪れた人も若い人が少ないのだ。
     昔々の学園祭は若い人が7、年配の訪問者が3ぐらいの割合ではなかったか。
     ここでは、その比率が逆になっている印象だ。

農大え

      テントにこんな張り紙があった。
     そうか、息子思いの父ちゃんが力を貸していたのか。
     別のテントには母ちゃんらしい女性やOBとおぼしきおっちゃんもいた。

      売り場に若い人が少ない謎は、これで解けた。

農大お

      イベント広場で農大性が腕相撲(アームレスリングというらしい)をしていた。
     若い人たちの、この元気がまぶしい。

      ベンチに座って夢想した。
     いつか農大祭が高校生や他大学の学生、若い家族連れで
     賑わう日が来るだろうか、と。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.22 Sat 17:02:17 | 遊び| 0 track backs, 0 comments
1カ月で2000km
      フォレスターから買い替えた軽乗用車ステラの
     1カ月点検をしてもらった。
     納車後ほぼ1カ月の走行距離は2177km。
     オートマチック車(CVT)に早く慣れようとして、阿蘇や日田(大分)などに
     足を伸ばしたため、予想外に距離が出た。

      もうCVTも大丈夫、と思っているが、たまに左手や左足が
     ぴくっと反応することがある。
     40年もマニュアル車に乗って年をとると、若い人のように簡単に
     頭の切り替えが出来ないようだ。

      山里には電車もバスもない。
     病院や買い物に行くのも、畑仕事や遊びに行くのも車が頼りだ。
     しかし、いつかは免許証を返上しなければならない日が来る。
     どうしたらいいか、今から気に病んでも仕方がない。
     その時になってから考えよう。

      過疎地で生きるのは都市より遥かに大変なのだ。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif          
2011.10.21 Fri 16:52:58 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
衰えや
そば㊤

      栗林の一角に小さな花がびっしり咲いている。
     蕎麦の花に見えないこともないが、蕎麦は蕎麦でも
     ミゾソバ(溝蕎麦)だ。

そば㊦

      ミゾソバは水辺や湿った場所を好む。
     栗林に繁殖したのは猪が壊した水路から水が溢れ、栗林の約五分の一が
     湿地帯になってしまったからだ。
     去年までは猪が水路を壊すたびに補修したから、ミゾソバがはびこる
     ことはなかった。

      今年は水路の補修だけではなく、栗山の下草も刈れなかった。
     来年は栗林の草も刈れないかも知れない。
     理由は体力の衰えに尽きる。

      52歳のとき、24歳年下の妻を貰った元気な一茶も、体の衰えを
     自嘲した句を詠んでいる。

               おとろへや花を折るにも口曲がる
               
               おとろへや榾(ほた)折りかねる膝頭


      一茶は64歳で没したから、どちらの句も私より若いときの作だ。
     私はまだ小枝ぐらい膝で折れるぞと強がっているが、いつまで続くことやら。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.20 Thu 16:21:27 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
クラゲのような月だった
白い月

      今朝10時ごろ、雲ひとつない空に白い半月がぽっかり浮いていた。
     足を描いたらクラゲになって空を漂いそうな月だ。

      クラゲ(海月)とナマコ(海鼠)が登場する句を思い出した。
     以前にも引用したけれど、面白い句なので、もう一度引いてみる。

              憂きことを海月に語る海鼠かな(黒柳召波)

      クラゲは茫洋として頼り無いけれど、親身になって聞いてくれるから
     ナマコの気持ちは楽になる。
     悲しいこと、つらいことを話す相手がいて、ナマコは幸せだ。
     いつかクラゲが憂きことを背負ったら、こんどはナマコが聞き役になればいい。

      人間社会も、互いにクラゲになったり、ナマコなったりすれば
     随分生きやすくなるだろう。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.19 Wed 18:16:30 | その他| 0 track backs, 0 comments
何かが変わった
小とんぼ

      畑で休憩していた時、トンボが腕にとまった。
     驚かせないように静かにしていたが、やがて近くの葉に移った。
     シオカラトンボより二回りは小さなトンボだ。
     名前は知らない。

      トンボやチョウが頭や腕に止まるのは、そんなに珍しいことではない。
     高い所を高速で飛んで、捕りたくても手も足も出なかった孤高の
     オニヤンマでさえも手が届くほど近くで羽を休め、緑色の目でじっと
     こちらを見詰めたりする。

      何かが変わった。
     トンボやチョウがあまり人を恐れなくなったのは、子どもたちが久しく
     網やモチ竿で追い回さなくなったからではないか。

      秋が深まるにつれて虫たちの姿がめっきり少なくなった。
     顔見知り?になったトンボやチョウがいなくなるのは寂しいものだ。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.17 Mon 20:22:52 | その他| 0 track backs, 4 comments
何の世話もしないのに
みかん

      ミニ果樹園のミカンが豊作だ。
     木は3本しかないから、収穫量は知れているけれど、お金で買うミカンとは
     ちょっと違う贅沢な気分がする。

      去年不作だったミカン、柿、ブルーベリーが今年はよく実り、
     反対に梅や栗は去年の十分の一もとれなかった。
     天候のせいだろうか。

      私は施肥、剪定・摘果、害虫の駆除など一切しない。
     つまり、ほったらかしだ。
     豊不作が天候のせいではないとしら、実を沢山つけたのに面倒を見て貰えない
     木が疲労困憊して翌年は休眠するのかも知れない。

      怠け者の爺ちゃんに巡り合ったのが不運とあきらめて、のんびり育っておくれ。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.16 Sun 17:13:12 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
畑で出会いたくないもの
すずめハチ

      畑に一歩入った途端、ハチの羽音が聞こえた。
     親指ほどもあるスズメバチが何匹かパトロールでもしているように
     飛び回っている。
     さらに地面では10数匹の仲間が何かをかじっていた。

      そこは枇杷酒に使ったビワの葉を捨てた場所だ。
     ホワイトリカーの香りか、氷砂糖の甘味に惹かれて集まったのだろう。
     ビワの葉は土に埋めればよかったと思ったが、後の祭り。

      畑で出会いたくないものを順不同で三つ挙げるなら、マムシ、猪、スズメバチか。
     マムシはよく注意して、彼らのテリトリーを犯さなければ、目があったからといって
     追い掛けて来ることはない。
     猪は夜行性だし、昼間に遠くから見掛けた時もどうということはなかった。
     しかし、スズメバチには羽があるから、何かに腹を立てて追ってきたら
     もうアウトだ。

      自分は君子ではないけれど、危うきには近寄らず。
     この畑は、しばらく敬遠することにしよう。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.15 Sat 20:16:56 | その他| 0 track backs, 0 comments
泣く子と雨には勝てない
窯あ

      「今日は雨」という天気予報だったが、降るのは夕方だろうと
     勝手に決め込んで遊びに出掛けた。
     行先は第5回和水町古墳の里窯元展(10/16まで)が開かれている肥後民家村。

      会場に行く前に民家村入口近くの「蕎麦屋本阿弥」で昼食をとることにした。
     民家村には何回か来ているのに、今回初めてこの蕎麦屋さんの存在に気づいた。
     一体、どこを見ているんだろう。

窯い

      席に着くと、お絞りが紅葉した柿の葉に乗って出てきた。
     秋だねえ。

窯う

      蕎麦屋さんを出た途端に雨が降り出した。
     しかも瞬く間に雨脚が強くなる。

      荒尾玉名の14の窯元が作品を展示販売しているテントの周りに
     ほとんど人がいない。
     皆さん、天気予報を信頼して訪問を明日以降に延ばしたのだろうか。

窯え

      テントの中に入っても雨が吹き込んできて、落ち着いて見ていられない。
     あんまり混み合うのは考えものだが、客が少ないのも淋しいものだ。

      窯元展を見た後は民家村をゆっくり散歩するつもりだったけれど、
     早々に引き揚げた。
     遊びだって泣く子と雨には勝てません。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif    
2011.10.14 Fri 20:10:32 | 遊び| 0 track backs, 2 comments
郷愁を食う
アケビの実

      好物ではないのに今年もまたアケビを取ってしまった。
     わずかな果肉に包まれた実は種ばっかり。
     甘さも淡白だ。
     口に含むと、少し切ない思い出がよみがえる。

      小学生のころ、夢中になってアケビを探した。
     いつも腹をすかし、甘いものに飢えていたから、アケビは
     子どもたち憧れのおやつだった。
     自分で言うのもナンだけど、黒い種をぷっぷっと飛ばしながら
     アケビを食べる子どもたちの笑顔がいじらしい。

      道の駅の片隅にパック詰めのアケビが並んでいる。
     買い求める人は私同様、アケビという郷愁を食べているのではないだろうか。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.13 Thu 17:11:32 | 食べる| 0 track backs, 6 comments
ド派手な案内人
道教え

      ド派手な様子のあんちゃんが橋の上で待っていてくれた。
     近づくと、少し先まで走って、また待っている。

      斑な猫と書いてハンミョウ(斑猫)。
     猫と言うより、極彩色のブリキの玩具みたい。     
     道案内しているように見えるので「道おしえ」ともいう。
     
      子どものころ、ハンミョウの後について山道を歩いたことがある。
     キリがないから途中でやめたが、あのままずっとついて行ったら
     どこに連れて行かれただろうか。

      ひょっとしたら、この世に2度と戻れない異次元の世界だったりして……。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif   
2011.10.12 Wed 14:57:07 | その他| 0 track backs, 0 comments
爺ちゃんのソバカス
じい㊤

      山の斜面に見慣れない花が咲いていた。
     花の外側に青い筋が浮いている。
     正直に言うと、綺麗だなとは思わなかった。

じい㊦

      皆さんうつむいているので、失礼して下から覗いてみた。
     紫とも褐色ともつかぬ色が一層濃い。

      家に帰って図鑑で調べたら、花の名はキキョウ科のツルニンジン。
     別名はジイソブで、ソブとは木曽の方言でソバカスのことだという。
     つまりジイソブは爺ちゃんのソバカスだ。

      ソバカスが出来たら私もこんな顔になるのかなあ。
     ちなみにバアソブ(婆ちゃんのソバカス)という野草もあるようですよ。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.11 Tue 16:41:48 | | 0 track backs, 0 comments
おはよう!元気かい
竹の中?

      朝早く谷間の段々畑に行った時のこと。
     ヘチマの支柱の先端から何かがこちらを見ている。

                誰だい?

竹の中?

      近寄ってみた。
     竹筒の中にいたのは蛙だった。

      カメラを近づけたら、ひょいと首を引っ込め、10分ほどして
     また顔を出した。
     美男とは言えないが、存在感はある。
     人生の辛酸をなめた男の顔だ。

      それから畑に行くたび、蛙の無事を確認するのが習慣になった。
     
            おはよう!元気かい、と。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.10 Mon 15:06:07 | その他| 0 track backs, 4 comments
犬と猫の仲
犬猫あ

      最近になってミーコがオグリの手の届く所でゴロンゴロンするようになった。
     ただし、体に触ったら猫パンチを繰り出す構えを崩していない。
     それでもオグリは嬉しくて尻尾を振り、興奮する。

犬猫い

      3年前、道の駅に捨てられていた幼いオグリが我が家の一員になった時、
     ミーコは既に7歳だった。
     よちよち歩きのオグリが近寄っても相手にせず、冷たい目で見るだけだったのは
     猫と犬の間に生まれながらの壁があったのだろうか。

      今年2月、幼いころから大の仲良しだったデンコ(これも捨て猫)が
     急病死してから、ミーコの態度が少しずつ変わった。
     空腹のときぐらいしか寄りつかなかったのに、うるさくつきまとってスリスリする。
     オグリとの距離も少しずつ縮まった。

      この分だと、オグリとミーコは仲良しになるかも知れない。
     熊本の冬は寒いぞ。
     オグリの小屋で体を暖め合うといい。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif  
2011.10.09 Sun 21:15:36 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
ヘチマ頭
うり㊤

      今朝の気温は11℃だった。
     涼しいというより肌寒い。

      だいぶ寂しくなった畑でウリやヘチマが頑張っている。
     ↑の白ウリはそろそろ食べごろだ。
     漬物や塩揉みにすると美味しいが、これは夏の食べ物ではなかったか。

うり㊥

      写真のヘチマのほかに小さなヘチマが10本ほどぶら下がっている。
     カラスや猪の害を免れたつわものたちだ。

うり㊦

      花も咲いている。
     花の脇にはツボミもあって、これから花を咲かせ、まだまだ実をつけるつもりらしい。

      ナスは霜にやられるまで、11月でも収穫できる。
     ヘチマはいつまで収穫できたっけ?
     わずか1年前のことなのに、そして毎年ヘチマを作っているのに、
     さっぱり思い出せない。

      中身がスカスカなのはヘチマではなく、私の頭だ。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif      
2011.10.08 Sat 17:05:07 | 畑仕事| 0 track backs, 0 comments
人間のしていることと言ったら
かに替え

      山の湧き水に沢ガニが前のめりに頭を突っ込んでいた。
     死んでいるのかと思ったが、違った。

かに㊦

      お腹にびっしり抱えた卵を足で掻き落としては水に散らしているのだった。
     やがて卵はかえり、目に見えないほど小さなカニが沢山生まれるだろう。

      自然界では毎日、天文学的な数の鳥獣虫魚が生まれ、死んでいる。
     人間がその生と死のドラマに気づかないだけだ。

      地球は決して人間のためだけにあるのではない。
     それなのに人間のしていることと言ったら……。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.07 Fri 18:16:33 | その他| 0 track backs, 2 comments
薬用酒の効用
ガマ替え
      ガマズミの実が赤くなり始めた。

      数年前のガマズミ酒を手始めに葛、サルナシ、石菖、ビワの葉、野葡萄などで
     薬用酒を作り、日替わりの晩酌を楽しんでいる。
     煎じて飲まず、アルコールにこだわるのは酒飲みの卑しさだろう。

      滋養強壮、沈痛、利尿などの薬効については半信半疑だ。
     百薬の長に薬草を加えたのだから鬼に金棒だと思うが、効き目を気にして
     酒を飲んでも楽しくない。
 
      旨ければそれで良し。
     酔って早々と眠りに落ち、朝まで熟睡出来ればさらに良し、だ。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif

2011.10.06 Thu 16:38:33 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
漱石より笠智衆
くさ㊤

      朝から雨が降っている。
     ふと思いついて「草枕温泉てんすい」(玉名市天水町)へ行った。
     漱石がこの地を訪れた体験をもとに「草枕」を書いた縁で草枕温泉。

      「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に
     掉させば流される。意地を通せば窮屈だ……」というアレですね。
     教科書にも冒頭部分が載っていたけれど、自分で最後まで読んだ記憶はない。

      山路を登って行くと、急峻な斜面にミカン畑が広がり、有明海からの
     風にそよいでいた。
     ミカンと海は不思議に相性がいい。

      露店風呂からも有明海が見渡せた。
     「夕日が沈む風景が素晴らしいです。夕日が沈んだ後も、島原半島の
     灯りがとても綺麗に見えますよ」と、女性の従業員が教えてくれた。

くさ㊥

      「てんすい」の中庭に向けて、天水町出身の笠智衆が出演した映画の
     看板が並んでいた。
     「男はつらいよ」「二十四の瞳」「東京物語」「夢」……どれもこれも懐かしい。

      湯船につかっている客の中に笠さんがいても不思議ではないな、という
     妙な気分になる。
     漱石もさることながら、草枕温泉は笠さんの温泉だ。

くさ㊦

      最晩年の笠さんが玄関脇で見送ってくれた。
     「御前様。いいお湯でしたよ。また来ますね」

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif 
2011.10.05 Wed 17:58:32 | 遊び| 0 track backs, 4 comments
実をつけるかどうか、それが問題
もち㊤

      ご近所さんがモチキビを持って来てくれた。
     「虫に食われてボロばっかり」というのは言葉のあや。
     なかなかどうして立派な出来だ。

      早速、塩茹でにして食べた。
     もちもちした食感と、自然な甘み。
     トウモロコシは、やっぱりモチキビに限る。

もち㊦

      谷間の段々畑のモチキビは、実を食い荒らす蛾(アワノメイガ)の
     幼虫発生時期をやり過ごして遅くタネをまいたから、まだ穂も出ていない。
     その上、猪に踏み倒された苗をたびたび植え直したので、成長に
     ばらつきがある。
     
      このところ、めっきり気温が下がって来た。
     モチキビは低温に負けずに実をつけてくれるだろうか。
     幼虫は蛾になってしまい、実を食べられる心配はなくなったが、
     実もならなかった――では、一体何をしてるやら分かりゃしない。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif     
2011.10.04 Tue 16:39:21 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
蛙の忍耐
かわず

      廊下のガラス戸の桟に蛙がうずくまってから10日ほど経つ。
     時折、体の向きが変わっているだけで、その辺を動きまわった様子はない。
     いつ通りかかるか分からない獲物をじっと待っているのだろう。
     大した辛抱強さだ。

      辛抱と言えば、勤め人の辛抱強さも蛙に負けていないと思う。
     お金を貰うのだから、好きなことだけをして気楽に過ごすわけにはいかない。
     これはお互い様だが、イヤな奴とも折り合い、気の進まない仕事もこなす。
     40年近い勤め人生活、あれこれよく我慢したもんだ。

      どんな我慢をしたか思い巡らしてみたが、往時茫々もう忘れてしまった。
     蛙だってエサにありついたら、空きっ腹を抱えて待つ辛さを忘れるだろう。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif    
2011.10.03 Mon 16:55:58 | その他| 0 track backs, 0 comments
赤まんま 白まんま
たで替え

      小学生のころ、女の子たちはゴザの上でままごと遊びをしていた。
     男の子と女の子が親しく口をきいたり、一緒に遊んだりする時代ではなかったから、
     ままごとの席に招待されることは、もちろん無かった。
     従って、赤まんま(イヌタデ)の花を赤飯に見立ててお椀によそった光景を
     実際に自分の目で見たかどうか記憶は定かではない。

たで㊤

      ことし突然、白いタデが庭に出現した。
     谷間の段々畑の水辺には以前から白いタデがある。
     ズボンか長靴の泥についたタネが庭に落ちて芽を出したのだろう。

      これでお赤飯(赤まんま)と白いご飯が揃った。
     好きなだけ摘んでままごと遊びに使ってもいいよと言いたいところだが
     集落には子どもたちの姿はない。

      昔、ままごと遊びをした女の子たちは、今どこで何をしているのだろう。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif
2011.10.02 Sun 16:49:20 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
「もういいよっ」とつくつく法師は泣いた
そら

      きのうは久しぶりにまとまった雨が降った。
     雨上がりの山里は俄かに金木犀の香りに満たされた。
     風はひんやりして、少々畑仕事をしても汗はかかない。
     行きつ戻りつした季節が10月になって、きっぱり秋に舵を切ったようだ。

      谷間の段々畑で秋色の空を見上げていた時、つくつく法師が鳴いた。
     とっくに退場したと思っていたが、1~2匹が生きのびていたのだろう。
     「おーしんつくつく、おーしんつくつく」と繰り返し、最後を
     「もういいよっ、もういいよっ」と締めくくって沈黙した。

      正岡子規が多分、今ごろの季節に詠んだと思われる句がある。
     
             啼きながら蟻にひかる々秋の蝉

      この句は寂しいけれど、暗くはない。
     35歳の若さで逝った子規は、鳴きながら引かれていくセミに
     我が身を重ねていたのだろうか。

     ↓よろしかったら応援のクリックをお願いします。
20071103161540.gif    
2011.10.01 Sat 16:08:54 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
"shw-greenwood" template design by Shallwill
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。