おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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一体どこの誰が
3弁

      水辺に薄紫色の小さな花が咲いていた。
     さて、名前が分からない。
     花びらが3枚だから「3弁の花」で画像検索してみた。

      多分、これだろう。
     ツユクサ科のイボクサ(疣草)。
     この草の汁をつけたらイボが取れるというのが名前の由来だそうな。

      一体どこの誰が可憐な花を見てイボを取ろうと思いついたのだろう。
     とんでもない方向に跳ねる発想には、とてもついて行けない。

      人間は不思議な生き物だと、つくづく思う。

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2011.09.30 Fri 18:21:14 | | 0 track backs, 0 comments
ヤブランは藪に咲け
やぶらん

      薄紫色のヤブランが名前の通り草藪の中で咲いている。
     手入れの行き届いた花壇で見るより、こちらの方が趣があるように思う。

      ヤブランの花期は長い。
     手前の彼岸花よりずっと早く咲き、彼岸花がしぼんだ後も咲き続ける。

      華々しく咲いて、数日で燃え尽きる彼岸花も良し。
     地味で目立たないけれど、長く咲くヤブランも良し。

      後者に、より惹かれるようになったのは年齢のせいだろうか。

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2011.09.29 Thu 16:42:22 | | 0 track backs, 0 comments
手間も金も掛からない野菜
紫蘇あ

      谷間の段々畑で紫蘇が増え続け、6枚の畑のうち1枚を占拠してしまった。
     種をまいたわけではない。
     紫蘇のために畑を耕したり、肥料を施したこともない。
     こぼれ種が自然に増えて、こうなった。

紫蘇い

      青紫蘇のジュースを飲んでいるのはヒメウラナミジャノメ。
     目玉のような紋様が、こちらを見詰めているようで面白い。

      紫蘇の“林”の中を飛び回る蝶や蜂は多いが、紫蘇を食い荒らす虫は
     いないようだ。
     何でも掘り返すイノシシですら紫蘇には手を出さない。
     紫蘇独特の香りがイヤなのだろうか。

紫蘇う

      このところ、毎日のように紫蘇の実を道の駅に出している。
     一束100円の小商いだが、今日出荷した分が全部売れたら計84束に。
     当初の目標100束完売はクリアできそうだ。

      カメラを構えると、呼びもしないのにオグリが寄って来る。
     写真に写りたいのなら、にっこり笑えばいいのに。

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2011.09.28 Wed 20:04:59 | 畑仕事| 0 track backs, 4 comments
下手な鉄砲は数撃っても
ハチ㊤

      空中に静止して花の蜜を吸うハチドリみたいな虫をよく見掛ける。
     スズメガ科のヒメクロホウジャクだ。
     3年前の10月の日記にも書いたが、あまりにも動きが速いので
     写真はピンボケだった。
     何回もシャッター切ったのに今回もボケてる。
     ヒメクロ君は、ちっともじっとしてないからなあ。

ハチ㊦

      こちらは、胴体のピントだけは合っているようだ。
     蜜を吸っているところです、と説明しなければ分かってもらえないのが
     情けない。

      下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというのは単なる願望であって、
     下手な鉄砲は数撃っても当たらない、が現実だと思い知ったのだった。

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2011.09.27 Tue 20:12:46 | その他| 0 track backs, 0 comments
損したような得したような
2人

      県北端の山里から県南・八代市まで腰痛の治療に行った。
     白いひげを生やしたお医者さんは腰の状態を尋ねた後、言った。
     「注射は最低でも2週間は間隔を開けなくてはいけませんから、
     今日は電気マッサージだけにしておきましょう」

      そうか、前回通院してから、まだ2週間経っていなかったのか。
     勘違いした私が悪いのだが、診察の順番待ちに1時間、その前に高速道路を
     利用して約2時間もかかったのに、お医者さんと20秒ほど話し、
     10分間電気マッサージをしてもらっただけで今日は終わった。
     何だか損をしたような、痛い注射を打たなくてすんで得をしたような妙な気分だ。

      医院の駐車場に行くと、隣りの田んぼで稲刈りをしていた。
     腰に鎌を差した男性が手押しの機械で稲を刈り、奥さんらしい人が
     はさ掛けをしていた。

      私の住む集落でも、そろそろ稲刈りが始まる。
     田んぼを往復するコンバインのエンジン音が遠く近くで聞こえるようになるだろう。
     冬がすぐそこまで来ている気配を感じるのは、気のせいではあるまい。

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2011.09.26 Mon 17:20:20 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
日曜はダメよ
あそ㊤

      ふと思いついて阿蘇に行った。
     特に目的があるわけではなく、雄大な景色をのんびり眺めて
     秋の一日を過ごすつもりだったが、そうは問屋が卸さなかった。

      最初に立ち寄った大観峰は駐車場に入れない車やオートバイが
     路上にあふれ、さらに後から後から入って来る。
     これまで数回、大観峰を訪れているが、こんな混雑は初めてだ。

あそ㊥

      遊覧飛行のヘリコプターも休む間もなく離着陸している。
     バリバリという音がすさまじい。
     その辺を散策する気も失せ、早々に退散した。

あそ㊦

      小腹がすいたので「はな阿蘇美」(阿蘇市小里)のレストランで
     農村バイキングを食べることにした。
     ここは美味しいし、品数が多いから気にいっている。
     
      ところが、ここも開店前から20人ほどの行列が出来ていた。
     どうして、どこもかしこも、こんなに混んでいるのだろう、と考えて
     ようやく気がついた。
     今日は3連休最終の日曜日だったのだ。

      隠居したら休日の行楽は現役世代に遠慮して家にいようと自戒したのに、
     また懲りずに出掛けてしまった。
     こんどこそ肝に銘じよう。
     ネバー・オン・サンデー!

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2011.09.25 Sun 17:28:52 | 遊び| 0 track backs, 2 comments
蝶の最期
最期あ

      アゲハ蝶は彼岸花の蜜が大好きだ。
     今の季節、彼岸花を巡るアゲハ蝶は珍しくも何ともない。

      その中で、ちょっと気になる蝶がいた。
     彼岸花に止まったまま、少しも動かないのだ。
     蝶は蜜を吸っている時も羽を開閉するし、せわしなく次の花へ飛んでいく。
     この蝶は居眠りしているのか、それとも……。

最期い

      それから2日経った今日、しおれて見る影もない彼岸花に蝶はまだ止まっていた。
     やはり死んでいたのだ。

      大好きな花に埋もれて眠るように死ぬ。
           
          願わくは花のもとにて春死なむその如月の望月のころ
     
     と詠んだ西行もうらやむ最期ではないか。
     
      いつか来るその日を私も蝶のように迎えたいと思ったのだった。
     
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2011.09.24 Sat 17:50:53 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
場所は秘密
マロン1

      青い空、ひんやりした風。
     ようやく秋らしい天気になった。

      ヘチマを洗ったり、カボチャを収穫するのも遊びのようなものだが、
     今日は野良着を脱いで遊びに出掛けた。
     行先は山鹿市菊鹿町のあんずの丘で開かれている第3回マロンフェスタ。

      芝生広場に特産品を売る屋台村が出来ていて、たいそうな賑わい。
     中には写真のように「こっちへ行こか」「いや、あっちがよか」と揉める人もいて
     ……これは私の勝手な想像です。

マロン2

      ネットで囲われた2畳ほどのスペースに10羽ほどの鴨がいた。
     多くの人に見詰められて不安なのだろう、顔を寄せ合って固まっている。
     人間も同じ目にあったら鴨のように固まるのではないか。
     鴨が気の毒だ。

マロン3

      あんずの丘へ行った目的は屋台村の見物ではない。
     彼岸花で有名な番所の棚田(菊鹿町)と、あんずの丘を往復する
     シャトルバスに乗るためだ。

      乗客のほとんどが爺ちゃん、婆ちゃん。
     腰痛の私を除く皆さんが、しっかりした足取りで40分ほど歩く。
     盛りを過ぎて白っぽくなった花もあるが、これから咲くつぼみも沢山あった。
     見ごろは、もうしばらく続くように思う。

マロン4

      集落内の幹線道路は県外ナンバーを含む車がぎっしり駐車していて
     1車線しか車が通れない箇所も。
     棚田の中の農道にも大勢の姿が見える。
     さすがに人気スポット、抜群の集客力だ。

      番所の棚田の彼岸花が“線”なら、我が集落には“面”で群生する
     彼岸花がある。
     番所にも引けを取らないと思うが、こちらは集落の住民でも知る人ぞ知る程度。
     駐車スペースもない所だから、場所は秘密にしておいた方がいいだろう。     

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2011.09.23 Fri 17:59:02 | 遊び| 0 track backs, 2 comments
ヘチマたわしミニ工房
へちま㊤

      谷間の段々畑の一角で、今年もヘチマたわし作りを始めた。

      上の写真はヘチマを腐らせるための水槽。
     完熟したヘチマを重しで水に沈め、腐るのを待つ。
     まだ二つの水槽しか使っていないが、最盛期には四つとも満杯になる。

へちま㊦

      ヘチマの皮が簡単に剥けるようになったら、山の湧き水を引いた
     水槽で数日間晒す。
     この間、1~2回揉み洗いして、皮や実の細かいカス、匂いを取り除いたら
     タワシはほぼ出来上がり。
     家に持ち帰って乾燥などの仕上げをして、道の駅に出荷する。

      腐る過程で発生する匂いが誰にも迷惑をかけず、その上豊富な水が湧く
    谷間の段々畑があるのはとてもありがたい。

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2011.09.22 Thu 17:56:36 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
だまされてはいけない
おおばこ

      谷間の段々畑の農道にオオバコの花が咲いている。
     この小さくて弱々しい花にだまされてはいけない。
     オオバコは踏まれても切られても蘇える強い草なのだ。

      舗装されていない農道には様々な野草が生える。
     人や軽トラに踏まれ、草刈り機でなぎ倒されると、たいていの草の
     勢いが衰える。
     だが、オオバコは別だ。
     根っこが残っている限り、何ごともなかったように芽を出し、成長する。

      オオバコは強壮、止血、咳止めなどに薬効があるという。
     初めて薬草として着目した人はオオバコの生命力の強さにあやかろうと
     したのではないだろうか。

      体の衰えを日々実感する私も、葉っぱを煎じて飲んでみようかな。

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2011.09.21 Wed 21:01:49 | | 0 track backs, 2 comments
狩猟本能
かまきり

      草刈り機の上にカマキリが1匹。
     こちらに目を据えて微動だにしない。

      カマキリを草むらに放して草を刈ろうとしたとき、思いがけないことが起きた。
     どこで見ていたのか、オグリが走って来て、カマキリを前足でバンバンと
     叩き伏せてしまったのだ。
     止める間もない一瞬の出来事だった。

      オグリは自分より小さくて抵抗しないカエルやバッタを好んで追いまわす。
     飼い主としては、弱い者いじめをしているのではなく、犬の狩猟本能の
     表れだと思いたいところだ。

      それなら、自分より大きくて強いイノシシが出て来ても、狩猟本能を発揮して
     攻撃を仕掛けるだろうか?
     多分、腰を抜かすか失神するのではないかと思う。
     彼の名誉のために、イノシシと遭遇しないよう祈るばかりだ。

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2011.09.20 Tue 16:07:46 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
女性におんぶされて
おんぶ

      草むらに2匹のバッタが巧く溶け込んでいる。
     大きなメスが小さなオスを背中に乗せているおんぶバッタ。
     お分かりだろうか?

      広く逞しいメスの背中でオスは気持ちよさそうだ。
     男は女より強くあるべし――なんて、無理しなさんなと言ってるみたい。

     今さら遅いかも知れないけれど、そういう肩の力を抜いた生き方を羨ましいと
    思わないでもない。
    女性の社会進出がもっと盛んになれば、おんぶバッタのような夫婦が当たり前の
    風潮になるだろう。
    それもまた良し、だ。

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2011.09.19 Mon 16:39:34 | その他| 0 track backs, 2 comments
やらずの雨
ステラ

      スバルの軽乗用車ステラが注文して約50日で届いた。
     かわりに12年4カ月14万6023キロ行動を共にしたフォレスター
     引き取られていった。
     「行かないでおくれ」という“やらずの雨”が朝から降りやまない。

      コンパクトカーより高い軽乗用車もあるし、燃費も良くない、
     取り得は税金や車検、高速料金が安いことぐらい――と言う人もいる。
     しかし、田舎は細い道が多いし、車庫入れが苦手な連れ合いも軽なら
     運転が楽だろう。
     軽には軽の良さがあるはずだ。

      さて、明日は早速、八代市まで遠出する。
     整形外科で、腰に腰痛より痛い注射を打ってもらうためとは
     冴えないデビューだな。

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2011.09.16 Fri 19:20:02 | 暮らし| 0 track backs, 6 comments
お坊さんはなぜ帰ってしまったのか
朝の月

      夜明けが遅くなったとはいえ、朝6時半を過ぎると、さすがに明るい。
     秋の色をした空に、まだ月が残っていた。

      9月13日の日記「午前3時のお月さん」に書いた中秋の名月は完璧な
     ○だった。
     私は、山の端に沈もうとしている少し歪んだ朝の月の方に親しみを感じる。

      正岡子規にこんな句がある。

              ある僧の月も待たずに帰りけり

     「もうすぐ月が出ますよ」と引き留める声をよそにお坊さんは帰ってしまう。
    何か気分を害することがあったのか、土佐の高知の播磨屋橋で買ったかんざしを
    ご婦人に届けに行ったのか。
    この句には、お坊さんの中座の理由を示唆するヒントは何もない。
    自由に想像したらいい――と子規は言っているのだろう。

     それなら、このお坊さんは、夜の月より、明るい空に架かる朝の月の方が
    好きなんだという解釈があってもいいのではないかな。

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2011.09.15 Thu 19:12:54 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
待ちかねたように
ひがん㊤

      栗林の下草が刈り終わるのを待ちかねたように彼岸花が咲いた。
     そして、彼岸花が咲くのを待ちかねたように栗が落ち始める。

      30℃を超す厳しい残暑が続いているが、彼岸花が咲き、栗が落ちると、
     秋冷の季節がすぐ近くまで迫っていることを思わずにはいられない。

      皆さんは、どんな時、どんなことに「秋」を感じますか。

ひがん㊦

     彼岸花の別名は1000余りもあるそうな。
     中にはシビトバナ、ユウレイバナ、ハカバナなど不吉な響きの別名もあって
    必ずしも万人に好かれる花とは言えないようだ。
    しかし、精緻な花の姿には好き嫌いを超えて、誰しも感嘆するのではないだろうか。

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2011.09.14 Wed 17:03:08 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
午前3時のお月さん
フルムーン

      きのうは中秋の名月と聞いて、何回も外に出て空を見上げた。
     午後8時になっても、9時になっても空は厚い雲に覆われたまま。
     10時過ぎにはあきらめて寝てしまった。

      それから何時間ぐらい寝ただろう。
     ふと目が覚めたとき、部屋の中が電灯をつけなくても歩けるくらい明るい。
     夜が明けたのかと思って時計を見たら、まだ午前3時だ。
     ようやく、雲が切れて、まんまるい月が出ていたのだった。

      近くに月影を映す湖面や海はない。
     名月を引き立てるすすきや月見草もない。
     何もない天空に、ひたすらまるい月が銀色の光を放っている。

      野口雨情作詞の童謡「十五夜お月さん」を思い出した。

          十五夜 お月さん ごきげんさん ばあやはおいとま とりました
          十五夜 お月さん いもうとは いなかへもられて ゆきました
          十五夜 お月さん かあさんに もう一度わたしは あいたいな


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2011.09.13 Tue 20:10:13 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
食材は道端にあり
にらの花

      ニラの花が咲いている。
     道端の草むらに、民家の庭に、石垣の根元に身を寄せ合って咲いている。
     小さな地味な花だけれど、繁殖力は強いようだ。

      ニラの花は天ぷらにすると美味しいと近所のばあちゃんに教えて貰った。
     韓国料理だったか、中国料理だったか、ニラの花の塩漬けを薬味として
     食べた記憶があるが、天ぷらは初耳。

      わざわざ買いに行かなくても食(材)は道端にあり。
     オグリと散歩しながら摘んで、天ぷらにしてみよう。

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2011.09.12 Mon 17:26:21 | 食べる| 0 track backs, 2 comments
犬が哀れ
犬の目あ

      オグリの目が腫れている。
     特に左の目がひどくて、ふさがったままだ。

      “犯人”は、これまで何回も書いている極小吸血昆虫セセリだ。
     目のふちを何カ所も噛まれて、オグリはどんなに不快だろう。
     見ているこちらもつらい。

      オグリと早朝の散歩に出ると、どこからともなくセセリが現れ、
     目や耳に群がって来る。
     山里では畑でも山でも、セセリのいない場所はない。
     綺麗な水が流れ、草木が茂り、野生の動物がいるという豊かな自然環境が
     そのままセセリの繁殖に好都合なのだ。

犬の目い

      セセリのいない厳冬期、オグリの目はパッチリ開いている。
     なんとか1年中セセリに噛まれない手立てはないかと
     動物病院で相談したが、「難しいですねえ」と言われただけだった。

      オグリをせせりから完全に守るには二つの方法しかないと思う。
     ①セセリがいるほぼ半年は家から一歩も外に出さない②セセリのいない
     都会に引っ越す――だが、どちらも現実的ではない。

      犬小屋の周りに蚊取り線香を置き、防虫剤を吊るすだけでは不十分。
     犬の嫌がらないゴーグルはないものだろうか。
 
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2011.09.11 Sun 15:07:41 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
レストラン黄花コスモス亭
チョウ1

      レストラン黄花コスモス亭が店開きした。
     明るい雰囲気と美味しい蜜料理が評判で、
     蝶の客足が絶えない。

      はたはたと慌ただしく来店した蝶は、大きい割には動きが早く
     うまく写真に収まらない。
     マニュアルで高速シャッターを切る方法を覚えなくては。

チョウ2

      やっとテーブルに座ってくれた。
     ナガサキアゲハのように見えるが、自信はない。

チョウ3

      次に現れたのは黒地に白い紋様が浮く精悍な感じの蝶。
     多分、モンキアゲハだろう。

チョウ4

      花から花へ蝶が移るたびに、黄花コスモスの花びらが散る。
     
      今日も暑い。もう30℃を超えているだろう。
     木陰に腰をおろして黄花コスモスを眺め、汗をぬぐう。
     遠くでツクツクボウシが鳴いている。
     静かな静かな谷間の段々畑だ。

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2011.09.10 Sat 17:15:15 | その他| 0 track backs, 0 comments
爺ちゃんはガッツポーズ
みょうが1

      秋ミョウガが豊作だ。
     10分ほどで3キロもの収穫があった。
     量が多いだけではなく、粒も大きい。

      ミョウガに直射日光が当たらないように藁や枯れ草をかぶせると、
     綺麗なピンク色になる。
     我が家のミョウガも、なかなかの器量良しではないかな?

みょうが2

      以前、収穫した花の咲いたミョウガは甘酢漬けにして、美味しく食べた。
     今度は梅酢に漬けてみた。

みょうが3

      残りのミョウガは8~12個ずつ詰めて18袋、一袋100円で道の駅に出荷した。
     一緒に出した4個のカボチャは1個150円。
     ともに完売したら2400円だ。

      お金を使うのは簡単なんだけどなあ。

みょうが4

      さて、明日は土曜日。
     今日とって来たカボチャを10個、道の駅に出す。

      どこかの誰かが、このカボチャをたべて、美味しいねと言って下さったら
     爺ちゃんは嬉しくてガッツポーズだ。

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2011.09.09 Fri 16:23:45 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
マダムバタフライ誕生
さなぎ㊤

      ツマグロヒョウモンのさなぎを見つけたのは先月の30日だった。
     よくよく見ると、さなぎの表面にある5対10個の白い点が光っている。
     ホタルのように点滅はしない。
     自分で発光しているのか、日差しを反射しているのか。

      NHK子ども科学電話相談の回答者なら「さなぎは敵が来ても
     逃げられないよね。だから、光で敵を脅して身を守っているんだよ」と
     答えるかも知れない。
     言われてみれば、銀のラメの入った黒いさなぎは恐ろしげだ。

さなぎ㊦

      さなぎを見つけて10日近く経った昨日、ツマグロヒョウモンが羽化していた。
     羽化して間もないせいか、体の色はくすんだまま。
     ラメ入りの衣装も光を失っている。
     華やかさに欠けるが、マダムバタフライ誕生の瞬間だ。

      今日の昼前、畑から帰って軽トラから農具を下ろしていたら
     私の周りをラテンカラーのツマグロヒョウモンが飛んだ。
     昨日生まれた蝶々夫人が挨拶していると勝手に思ったものだ。

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2011.09.08 Thu 20:15:31 | その他| 0 track backs, 2 comments
秋には白い花がよく似合う
じん1

      ミニ果樹園の土手にジンジャーの花が咲いた。
     綺麗な花が咲いてるぞ、と教えたがオグリは知らん顔。
     花には見向きもせず、夢中になって蛙を追っている。

      豚に真珠 馬の耳に念仏 猫に小判
     ついでに言わせてもらえば、犬に花 だ。

じん2

      今朝は気温が15℃まで下がり、雨でも降ったように花が露を宿している。
     白い花は珍しくはないけれど、ジンジャーの白は飛びきり美しい。
     上品な芳香を好む人もいるだろう。

じん3

      足元の草むらに白いアサガオが咲いている。
     このひっそりと控え目な白も捨てがたい。

      白秋という言葉があるように、秋には白い花がよく似合うようだ。

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2011.09.07 Wed 17:03:55 | | 0 track backs, 0 comments
猫の根気が羨ましい
せせり?

      山里でセセリと言ったら、たいていの人が極小吸血昆虫のセセリ(ブヨ?)を
     思い浮かべるだろう。
     人や動物に群がり、目のふちをせせるから、目セセリともいう厄介な昆虫だ。

      アザミに止まっているのは、そのセセリではなく、セセリ蝶だ(と思う)。
     よく知られたイチモンジセセリより体の色が明るく見える。
     昆虫図鑑で、体の色の明るい○○セセリの名を探してみた。
     すると、どうだ、似たような蝶が山ほど載っているのではないか。

      若いころだったら、丹念に一つずつ見比べ、アザミにとまっている蝶の名を
     割り出したかもしれないが、いまはその根気がない。
     すぐに「セセリ蝶の仲間」でいいやと思ってしまうのだ。

      同じことをスミレでも経験した。
     路傍に咲いている可憐なスミレの名前が知りたくて調べたが、
     種類の多さにあきれて放り出した。
     それ以来、花の色や大小に関係なく、ああこれはスミレだね、で済ませている。

      年を取るごとに根気が続かなくなっている。
     明らかに老化現象だ。
     獲物を狙って長時間身じろぎもしない猫の根気が羨ましい。

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2011.09.06 Tue 16:08:22 | 暮らし| 0 track backs, 1 comments
突然の別れ
群れ


      トンボの大群が消えた、と気づいたのは今朝だった。
     お盆のころ、ご先祖の霊を背中に乗せて故郷へ飛んで来るというあの
     ショウロウトンボ(精霊蜻蛉)だ。
     山里では、どこを見ても何百もの大群がふわふわ飛んでいたのに、
     1匹も見掛けない。

      写真は8月31日に我が家の庭で撮影した。
     写真が下手で、よく分からないと思うが、画面の白い傷のようなものがトンボだ。
     9月に入っても、きのうの4日までは確かに飛んでいた。
     突然、どこに行ってしまったのだろう。

      ツバメが南の国へ去り、あれほど賑やかだったセミの声が聞こえない。
     秋の淋しさは、この喪失感と無関係ではないと思う。

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2011.09.05 Mon 16:00:04 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
彼岸花に励まされ
ひがん

      集落の老若男女が朝7時から道路と河川の草を刈った。
     台風の余波で雨が降っていたが、どうせ大汗かいて濡れるのだから雨天決行。

      道端の草むらに彼岸花が一輪だけ咲いていた。
     どんより曇ったモノトーンの世界の紅一点。
     黙々と草を刈った4時間、彼岸花の赤がまぶたの奥に灯りをともしてくれた。

      4月と6月と9月、年3回の区役としての草刈り(道作りともいう)は
     今回で終わった。
     腰と膝が熱を帯びてきしんでいる。

      来年も区役に参加出来るだろうか。

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2011.09.04 Sun 16:53:44 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
花が咲いてもミョウガはミョウガ
みょうが花

      雨の降る中、近所のFさんがミョウガを収穫していた。
     花の咲いたミョウガは商品にならないから、その前に採っているのだという。

      自分の小さなミョウガ畑を覗いてみた。
     おやおや、もう花が咲いているではないか。
     花が咲いたミョウガはすかすかして軽く感じる。
     だから売り物にはならないのだろう。

      花の咲いていないミョウガと比べて、風味が落ちるとは思わない。
     売れなくて結構。薬味や甘酢漬けにして、どんどん食べよう。

      その結果、物忘れがますますひどくなる……というのは迷信だよね。

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2011.09.03 Sat 16:26:43 | 食べる| 0 track backs, 0 comments
こんな顔に誰がした?
カボ

      我が菜園でとれたこのカボチャは重さ2・8キロの堂々たる押し出しだ。
     問題は傷だらけの顔。こんな顔に誰がした?

      私の憶測では、芋虫か毛虫が“犯人”で、時間をかけてかじったのだと思う。
     隣りのおっちゃんは「それは違う」ときっぱり。
     「イノシシが牙を立てた傷をカボチャが修復しようとしているところ」だそうな。

      カボチャの皮は固い。
     いくら噛んでもカボチャが割れず、途方に暮れているイノシシの顔を想像すると、
     少し可笑しい。

      イノ公よ、歯を鍛えて出直すんだな。

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2011.09.02 Fri 15:49:05 | 畑仕事| 0 track backs, 4 comments
夜の客
やも

      繁忙期、ナス農家のMさんは午前3時に畑に出ると言っていた。
     真っ暗だからヘッドランプの明かりを頼りにナスを収穫するそうだ。
   
      Mさんほどではないが、農家の朝は早い。
     その分、夜も早く、日が暮れたら人通りはパッタリ途絶える。
     焼酎の瓶を抱えて我が家を訪れる人は滅多にいないが、
     食料を調達しにやって来る夜の客ならいる。

      それはヤモリだ。
     同じような顔をしているので、家族か赤の他人の集まりか分からないけれど、
     5~6匹が毎晩現れ、網戸の蛾を素早い動きで捕えては食べている。
     蛾はちょっとした隙に部屋に入り込んで厄介だから、ヤモリのようなお客さんは
     ありがたい。

      もうすぐ夜長の季節になる。
     ヤモリもいいけれど、「イノシシの肉が手に入ったから飲もう」と言って
     突然訪れる夜の客はもっといい。

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2011.09.01 Thu 17:51:41 | その他| 0 track backs, 0 comments
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