おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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畑らしくなった
はたけ

      谷間の段々畑の一番下の畑にエンドウ豆、キヌサヤ、ソラマメのタネを蒔き、
     タマネギと普通のネギの苗も植えた。画面左側の白っぽいものは、おが屑だ。

      これで、だいぶ畑らしくなったと思うがどうだろう。

    なえ

      10月20日にこの畑に蒔いたエンドウ豆が芽を出した。
     今のところ、カラス、猪、根切り虫の害を受けていない。
     
      元気に育てよと声を掛けてやる。

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2010.10.31 Sun 14:52:57 | 畑仕事| 0 track backs, 1 comments
菊千代さん待ってます
    出荷

      ヘチマたわし第一陣を道の駅に出荷した。
     1個100円~300円の計6個。全部売れたとしても子どもの小遣い程度だ。

      今年のヘチマは質量ともに芳しくない。未熟で柔らかなヘチマは猪に食べられ、
     運よく生き延びたヘチマもかじられて大きな傷跡が残っているものが多い。

      これから毎日、少しずつ出荷するつもりだが、去年までのように
     「100個以上完売」は望めないだろう。

      黒澤明の映画「七人の侍」を思い出す。
     毎年、野武士に米を奪われる農民たちは貧しい侍7人を雇って野武士を撃退した。
     我が谷間の段々畑にも三船敏郎演ずる菊千代が現れ、猪を追っ払ってくれないかな。

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2010.10.30 Sat 16:23:12 | 畑仕事| 0 track backs, 4 comments
ボチボチ行こか
   全景

      野生化したお茶が藪の中で咲いている。
     上の写真は標準レンズで撮影した平凡な図柄だ。

アップ

      今日はマクロ撮影の練習だから藪を掻き分けて茶の木に近づいた。
     被写体まで1センチの距離から撮れるスーパーマクロを試そうとしたが、
     枝が邪魔して手が届かない。
     10センチほど手前から撮影したのが2輪の茶の花だ。
     これで十分大きいよね。

   赤い実

      ついでに冬イチゴを普通のマクロで撮ってみた。
     冬イチゴも、これ以上アップで撮る意味はないように思う。
     スーパーマクロの出番がなかなかない。
     
      苔の花なんかスーパーマクロでどうだろう?
     まあ、焦ることはない。ボチボチ行こか。

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2010.10.29 Fri 15:50:19 | 暮らし| 0 track backs, 6 comments
カメラ買いました
まだ咲く

      きのうのブログに書いた理由で、新しいデジカメを買った。
     FUJIFILMの大衆向け機種FINEPIX HS10。
     操作方法は基本的に旧機と変わらないだろうと思い、同じメーカーを
     選んだのだが、この6~7年の間に多機能化が進み操作が複雑になっていた。
     マニュアルを頼りに一から勉強だ。

      もうすぐ11月だというのに、谷間の段々畑のミニ果樹園では朝顔が咲いている。
     高さ3メートルはあろうかというグミの梢の朝顔を望遠で狙ってみた。
     倍率は光学30倍。壊れたカメラの倍以上だ。朝顔の撮影には、まだ余裕があって、
     一輪だけをクローズアップすることも出来る。身の回りの撮影にはこれで十分だろう。

      さて、明日はマクロ撮影を試してみよう。
     マクロはどうやって使うのかな?

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2010.10.28 Thu 16:06:27 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
厄介事は連れ立って
河畔

      厄介事は連れ立ってやって来るようだ。

      まず、デジカメの故障。電源を入れると、「フォーカスエラー」の表示が出て
     写真が撮れない。メーカーのサービスセンターに問い合わせたら①電源を入れたり
     切ったりを繰り返す②新しい電池に替える――と修復することがあるという。
     どちらも効果がないと言ったら、カメラを買った店を通じて修理に出して下さい、
     修理代はカメラを分解しないと分からないが、1~2万円はかかると思う、だって。

      次の厄介事はパソコンが突然、インターネットに繋がらなくなったこと。
     プロバイダサポートセンターの女性が親切に教えてくれるが、やはり繋がらない。
     「お客様がバージョンアップしたインターネットエクスプローラ9とパソコンの
     相性が悪いのかも知れませんね」と溜息をつく気配が伝わって来る。
     新たな回線を作ってインターネット繋ぐまで小一時間かかった。頭が朦朧として
     ブログを書くどころではなかった(と言い訳しておこう)。

      上の菊池川河畔に咲くコスモスは、だいぶ昔に買ったコンパクトデジカメで
     撮影した。このカメラの難点は液晶モニターの画面が暗くて、昼間の野外では
     何も見えないことだ。写真の構図やピントが合っているかどうかは、パソコンに
     落としてからでないと分からないから始末に悪い。上のコスモスの写真もどこに
     ピントが合っているか分からないし、もっと川面を広く入れているつもりだった。

      やっぱり新しいカメラを買うしかないか。痛いなあ。

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2010.10.27 Wed 16:06:01 | その他| 0 track backs, 4 comments
落ち葉が空に舞えば
落葉

      きのうからの雨と風で柿の葉がたくさん庭先に散った。
     何枚か拾って軽トラの荷台に並べてみた。
     色、形、模様……どれ一つ同じものはない。
     それぞれの葉に“秋”が凝縮している。見事なものだ。

      今日は雨で畑仕事は休んだが、谷間の段々畑にも落ち葉が降っているだろう。
     農道に積もった枯葉を踏むと、カサカサと音を立て、独特の香りを放つ。
     風が吹くたびに無数の葉が木を離れて空高く舞う。

      冬が近いなと感じるのは、そんな時だ。

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2010.10.25 Mon 15:12:50 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
赤い赤い
朝焼けア

      迷犬オグリと行く早朝散歩。外はまだ暗いはずなのに廊下のガラスが赤い。
     不思議に思いながら玄関を開けると、空が燃えているような朝焼けだった。

      稲刈りが終わった田んぼが赤い、家々の屋根が赤い、オグリが赤い。
     たぶん、自分の顔も赤かっただろう。

朝焼けイ

      夜中に雨が降ったらしく、道路に出来た水溜りにも朝焼けが写っていた。
     水溜りに一歩踏み込んだら天空のかなたに吸い込まれそうだ。

      朝焼けは一瞬ごとに変化し、ほんの数分で黒い雲の中に収斂した。
     見渡せば赤い光のかけらもなく、薄い闇が広がっているばかり。
     
      自分は本当に朝焼けを見たのだろうか。
     狐にだまされたのではなかろうな。
     
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2010.10.24 Sun 14:49:15 | その他| 0 track backs, 0 comments
罠の誘惑
わな

      農道わきの山の茂みに真新しい箱罠が仕掛けてあった。
     好物のイモなどに釣られて猪が中に入ると、鉄の戸が降りて
     猪を閉じ込める仕組みだ。

   崩れ

      箱罠の数メートル先の斜面が崩れ、大きな石が散乱していた。
     石をどけなければ車は前へ進めない。猪が山から下りて来るとき、
     あるいは山へ駆け登るときに踏み崩したのだろう。こんな場所が何カ所もある。

      箱罠の近くに農地はない。山を崩されるのを嫌った誰かが罠を置いたのだろうか。
     家に帰って価格.comで箱罠の価格を調べてみた。79,800~150,000もする。
     随分、高いな。斜面を崩されたぐらいで、おいそれと買える金額ではない。

      遅ればせながら気がついた。そうか、猪の肉が目当てなんだ。捕えた猪の肉を売れば
     罠代が出て、さらに利益が上がると踏んだ人がいるわけだ。

      今年の猪の乱暴狼藉は目に余る。猪が増え過ぎたからだと言う人も多い。
     罠で猪を捕らえようという人がいても当然だ。

      ところで疑問が一つ。猪は仲間が捕えられた後も、エサに釣られて次から次に
     罠に入って行くのだろうか。

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2010.10.23 Sat 17:09:59 | その他| 0 track backs, 0 comments
遠距離通院
   生姜畑

      年甲斐もなくウダウダ夜更かしをした。
     少しまどろんだだけで家を朝6時に出発、八代市朝陽町へ向かった。
     腰痛治療のための月1回片道2時間かけての遠距離通院だ。

      朝6時はまだ暗いが、国道、高速道とも結構混んでいる。
     高速道追い越し車線のマナーは最悪だ。
     ほとんど車間距離を取らず、数珠つなぎになって猛スピードで突っ走っている。
     どうせ人間はいつか死ぬのだから、そんなに死に急がなくてもいいのに。

      医院で1時間半待った後、腰と足に痛い注射を3本。
     電気治療とマッサージを合わせても治療時間は20分足らず。
     人生は待つことと見つけたり、だ。
     お蔭で足腰の痛みはだいぶ軽くなったけれど。

      せっかく遠くまで来たのだから、どこかに寄ろうかと思ったが、気力が湧かない。
     医院の近くを少し歩いたら小さな生姜畑があった(写真)。
     猪に荒らされた私の畑とは、葉の勢いがまるで違う。
     東陽町は全国有数の生姜の産地だけはあるなと感心して家路に着いたのだった。

      もう無理は利かない。
     今日から早寝早起きに徹しよう。

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2010.10.22 Fri 16:18:51 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
秋のせいだな
タデあ

      畑に行く時は1年中、ゴム長を履いているから朝露に濡れた草むらも苦にならない。
     ただ、何か花が咲いていると、ずかずか踏むのは、さすがにためらわれる。

      イヌタデ(赤まんま)を背景にサクラタデ(桜蓼)が咲いていた。
     赤まんまはどこにでも咲いているけれど、サクラタデはあまり見掛けない。
     桜に似た小さなピンクの花は、とても可憐だ。

   タデい

      畑の隅に白いイヌタデも咲いている。
     こちらも赤まんまに比べれば数はずっと少ない。
          
      だれも見向きもしない雑草の花が妙にいとしい。
     道端の小さな花々を見て、少し感傷的になるのも秋のなせる業だろう。

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2010.10.21 Thu 14:42:16 | | 0 track backs, 2 comments
敗北宣言を撤回したら……
    豆

タネ 水に漬けたエンドウ豆がふくらんで、根を伸ばしている。すでに耕し終わっている谷間の段々畑にウネを立て、溝を刻んで種を撒いた。

 ここは猪の畑荒らしに閉口して昨日、敗北を宣言したばかりの場所だ。しかも、猪に手の内を読まれた海苔網ですら囲んでいないから、いずれ蹂躪されるだろうが、懸命に生きようとしている豆を捨てるわけにはいかない。

 この先どうなるかと言えば、カラスがまず、豆をほじくって食べるだろう。カラスが見落とした豆が芽を出すと、今度は根切り虫(正式名称は知らない)が苗を根元からちょん切る。運よく生き延びても猪に踏み荒らされ、実はカメムシや猪の餌になる。豆の一生は苦難の連続だ。

 山の中で農薬を使わずに野菜を露地栽培すれば、こんなことは日常茶飯事。いちいち敗北宣言していたら、私如きのママゴト農業も成り立たない、と一夜明けて悟った。

 よし、敗北宣言は撤回だ。鳥獣、昆虫はみんなまとまって掛かって来い!と強がってみたら、山から何やら高笑いが聞こえたような……気のせいかな?

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2010.10.20 Wed 15:47:14 | 畑仕事| 0 track backs, 4 comments
敗北宣言
噛み跡

掘る 海苔網で囲んだ畑にまたしても猪が侵入した。荒らし方から見て、1頭や2頭ではないように思える。

 すぐにでもタワシに加工できるヘチマは繊維が固いのが気に入らないのか、少しかじっただけで捨て(写真上)、実の柔らかな未熟なヘチマを手当たり次第に食べている。

 それだけではない。まるで耕したように畑の中を掘り返すので(写真左)、南京豆、ラッキョウ、ニンニクが根を上にして転がっている。根を切られたヘチマは繊維が固くなってタワシに加工できる前に枯れてしまう。大損害だ。

 海苔網が猪の侵入を防いだのは1カ月ぐらい。その後、網の下をくぐったり、飛び越えたりして畑に入るようになった。猪が学習するならこちらも、と網の高さを調節したり、別の網を地面に広げるなど工夫して、それなりの効果を上げていたのだが……。

 今回は猪がどこからどうやって入り込んだのか分からない。分からない以上、打つ手がない。

 負けましたよ、もう。キミたちも生きるために命をかけているのだろう。食べるがいい。だが、貧しい農夫のために、せめて半分は残してくれないか。

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2010.10.19 Tue 15:51:36 | 畑仕事| 0 track backs, 5 comments
過去の懐かしい風景
いね


      集落の稲刈りが終わった。
     田んぼから田んぼへ忙しく移動していたコンバインの姿はなく、
     山里に再び静寂が戻った。

      コンバインで稲刈り、脱穀、藁の粉砕してもらう農家が多い中で、
     手押しの機械で稲を刈り、写真のように架け干ししているのは
     集落の中ではAさんだけだ。牛や鶏を買っていることもあって
     藁をよく使うし、天日干しの米は旨さが違うからだそうだ。

      コンバインに稲刈りを頼んでも藁を粉砕せずに取り置く人もいるが、
     数は少ない。それだけ農家でも藁を使わなくなったということだろう。

      ハサ架けは時間も労力もいる大変な作業だ。
     跡継ぎのいない農家が高齢になったら架け干しをするのは難しい。
     上の写真のような風景は過去の懐かしい思い出になってしまうのだろうか。

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2010.10.18 Mon 15:36:42 | 暮らし| 0 track backs, 3 comments
何かおかしい
   よる

      朝の気温が10℃に届かない日が続いている。
     少々寒くても律義に咲いていた朝顔もめっきり少なくなった。
     「明日はこの秋一番の冷え込みとなるでしょう」という天気予報を聞いた夕方、
     何気なく窓の外を見て驚いた。
     とっくに終わったと思っていた夜顔(ヨルガオ)が咲いているのだった。

      ブログ内検索で調べたら夜顔が咲いたと日記に書いたのは8月19日。
     10日ほど一夜限りの花を咲かせていたが、気がついたときはツボミもなかった。
     寒さに弱い夜顔が長いブランクの後、突然咲く。何か変だ。

      おかしいのは夜顔だけではない。
     9月に咲いた土手の桜は葉桜になり、10月に咲き始めた小学校の桜は満開だ。

      ここ数年、台風が日本を直撃していないのも気になる。
     もちろん、台風なんか来て欲しくないけれど、地球の気候の構造に異変が
     起きていて、いつか台風を上回る負のエネルギーを噴出させるのではないかと
     無知ゆえの荒唐無稽な心配をするわけだ。

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2010.10.17 Sun 14:56:49 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
今年もヘチマたわしを作る
   水槽

      ヘチマたわし“製造工場”を部分的に稼働させた。
     まず、手前の容器に水を張ってヘチマを入れる。
     今は3つの容器が空だが、最盛期は4つともフル回転する。

      水に漬けたヘチマが十分に腐ったら皮、果肉、種を綺麗に洗い落とし、
     湧き水を引いた写真奥の水槽で一昼夜以上さらす。
     ヘチマが腐ると悪臭を放つから人里離れた谷間の段々畑は好都合だ。

      流水にさらしたヘチマは家に持ち帰り、台所用の漂白剤で漂白したあと
     何回もすすいで乾かせば出来上がり。
     道の駅に出せば100個以上売り切れる孝行息子だ。

      この方法は、あくまでも自己流。もっといい方法があると思う。

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2010.10.16 Sat 16:13:32 | 畑仕事| 0 track backs, 0 comments
枝豆は秋の食べ物
   えだ豆

      枝豆が食べごろになった。
     毎日、上の写真ぐらいの量を摘んで酒のつまみにしている。
     手前味噌を承知で言えば、自分で作った枝豆は、ほのかな甘みがあって旨い。

      すべての野菜を露地栽培している我が家で枝豆が今取れても不思議ではない。
     だが、ハウス栽培や冷凍食品で1年中いつでも食べられると、季節感が失われ
     「枝豆は秋の食べ物だったの?」と意外に思う人も出て来る。

      そう、枝豆は別名「月見豆」といい、俳句でも秋の季語なのだ。
     いつでも食べられる便利さと引き換えに私たちは大事なものを
     無くしているのではないだろうか。

            枝豆や亡き友想う手酌酒(沢太郎)

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2010.10.15 Fri 16:05:18 | 食べる| 0 track backs, 0 comments
わが世の春は短いぞ
  火

      栗の収穫が、ほぼ終わった。
     栗のイガや枯れ枝を燃やしていて、イガの少なさに改めて驚いた。
     去年までは150キロ前後の収穫があり、むいたイガの山が二つ三つ出来たものだ。
     ところが、今年の収穫は20キロあるかないか。半減どころの騒ぎではない。

      収穫激減の原因は猪だ。猪の被害は毎年のことだが、これほどひどかったことはない。
     「猪の数が増え過ぎたからではないか」と言う人もいる。
     数が増え過ぎたらエサ不足、病気の発生、人間の手による駆除で淘汰されるだろう。

      猪よ、わが世の春は短いぞ。

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2010.10.14 Thu 16:12:06 | 畑仕事| 0 track backs, 0 comments
臆病者の烙印を押された戦闘機乗り
ゼロ 遠くに住む友人から1冊の本が届いた。百田(ひゃくた)尚樹の「永遠の0」講談社文庫。著者も本のタイトルも初めて見る名前だ。本に挿んであった一筆箋に、こんなことが書いてあった。「君の住んでいる山には本屋はないだろうから送る。いい本だ。読んでくれ」。本屋がない、とは失礼な。街に出れば2軒もあるぞ。

 本の帯に児玉清氏が「僕は号泣するのを懸命に歯を喰いしばってこらえた。が、ダメだった」と記している。26歳で死んだカミカゼ特攻隊員の話らしい。参ったな。世の中には泣きたいことが山ほどあるのに、なぜ今、戦争の悲惨さに泣かなければならないのよ。正直言って気乗りしなかったが、読み始めたら止まらなくなった。

 司法試験を落ち続けて無気力になっている健太郎とフリージャーナリストの姉、慶子の祖父、宮部久蔵は終戦の数日前、アメリカの航空母艦に体当たりして死んだ。終戦60年を機に慶子は弟を誘って、祖父がどんな人間だったか調べるために、祖父を知る元軍人を訪ね歩く。最初に会った男は「宮部は海軍航空隊一の臆病者」「命惜しさに逃げてばかりいた」と祖父を罵った。

 2人はショックを受けるが、めげずに証言を集めて行くと「天才的な操縦の腕を持ち、部下にも丁寧な言葉を使う」「この人のためなら死んでもいいと思った」という別の人間像が浮かんでくる。ジグソーパズルのピースを丹念に集める姉弟の行脚は推理小説の謎解きのようだ。

 私は児玉氏のように号泣はしなかったが、何度も本を閉じて涙をぬぐったと白状しておこう。特にパズルの大きな最後のピースがぱちりとおさまった時は呆然とした。姉も弟も祖父の生き方を知って自らの生き方が変わったが、私の内面も少し変ったように思う。

 筆者は圧倒的な筆力で複雑なことを易しく書いている。散りばめられている挿話の数々には、よくぞ調べたなと感嘆する。太平洋戦争で日本とアメリカが戦ったことも、それでどちらが勝ったかも知らない人でも、零戦や航空母艦が何のことか分からない人でも大丈夫。一読したら「いい本だ。読んでごらん」と誰かに勧めたくなると思うよ。

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2010.10.13 Wed 15:48:53 | | 0 track backs, 8 comments
地味な花だけど
みぞ ア

      私の住む町では毎年、コスモスを題材にした写真コンクールを行なっている。
     コスモスは子ども、若い娘さん、顔にしわを刻んだお年寄り……それに
     猫や犬などの動物まで、何と取り合わせても絵になりやすい。
     いまの季節、コンクールのテーマになる花はコスモスしかないだろうなぁ。

      でもねえ。湧き水の流れに沿ってびっしり咲くミゾソバ(写真上)も綺麗でしょ?

   みぞ イ

      近くに寄ると、赤い金平糖のような可憐な花が咲いている。
     金平糖は今でもあるのかな、なんて、つい余計なことを考えてしまう。

   みぞ ウ

      白いミゾソバもある。透明感があって蝋細工みたいだ。

      花が小さくて、なかなかピントが合わない。
     悔しいけれど、コスモスに比べれば地味で見栄えがしない。
     やはり、ミゾソバ写真コンクールは、あきらめるしかないか。

             ミゾソバが蝶の羽風に揺れにけり(沢太郎)

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2010.10.12 Tue 15:07:57 | | 0 track backs, 2 comments
運の良さにあやかりたい
   三色

      ピーマンが毎日、食べ切れないほど取れる。
     唐辛子の赤が日ごとに鮮やかになって来た。
     右下の黄色いミニトマトは今年初めて植えた。
     ほとんど酸味がなくて、目をつぶって食べたら果物だと思うだろう。

      これらの野菜から栄養を貰うのはもちろんだが、病気や害虫に負けなかった強さと
     猪の害を免れた運の良さにあやかりたいものだ。

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2010.10.11 Mon 15:04:36 | 食べる| 0 track backs, 0 comments
森の巨人
杉あ

      小石原焼と高取焼の陶器市「民陶むら祭」を楽しんだ後、行者杉の生えている
     国有地(福岡県東峰村小石原)に行った。

      行者杉の中で最も大きな大王杉の前に立つ。
     この大きさをどう表現したらいいのだろう。
     たまたま通り掛かったお2人を入れてパチリ。
     幹の太さが感じられても、これでは高さが分からない。

      杉の大きさに圧倒されて、行者杉や大王杉を説明抜きで書いてしまった。
     詳しいことは、下の写真を見ていただいた方が早い。

    杉い

    杉う

杉え 実は行者杉を杉の巨樹1本の名称だと思っていた。数百本もの行者杉があって、中でも一番大きな杉が「行者杉の父 大王杉」。森の巨人たち百選に選ばれていることも、ここに来て初めて知った。

 なるほどでかい。かつて比叡山延暦寺で見た杉の巨木に勝るとも劣らない。少し離れた場所で撮ったり、地面にしゃがんで狙ってみる。どうやっても大王はレンズからはみ出てしまう。巨樹ウォッチャーのらぼっちさん、とっちさんご夫妻のブログは、つなぎ写真で高さを見事に表現していた(勝手にリンクして御免なさい)。

 自然災害や人災がなければ、森の巨人たちは100年、200年と生き続けるだろう。これは凄いことではないかな。 

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2010.10.10 Sun 16:09:53 | 遊び| 0 track backs, 2 comments
どうしたらいい?
陶器あ

      陶器の里・小石原(福岡県東峰村)で今日9日から11日まで開かれている
     「民陶むら祭」に出掛けた。60を超える小石原焼と高取焼の窯元、ギャラリーを
     気の向くままに巡る催しだが、窯元が広い範囲に点在しているので回り切れない。

      何の予備知識もなく、高取静山窯を覗いた。
     茅葺き屋根の古い建物に「高取焼宗家」の暖簾が掛かっている。自分のご飯茶碗の
     ふちが欠けているのを思い出し、茶碗を一つ買った。

      長く生きていると、モノが自然にたまる。そろそろ不要なものは思い切って捨て、
     身辺を整理しなければならないから、形に残るものはなるべく買わない。
     今日、果物以外に買ったのは、この茶碗だけだ。

   陶器い

      静山窯の庭に陶器を焼く薪と釉薬を入れる壺が置いてあった。薪は短時間で
     燃え尽きそうな廃材に見えた。
     長時間、高熱で焼く備前焼は確か腰の強い赤松を使っていた。
     どんな薪を使うか、それぞれの流儀だから、もちろん素人が口をはさむことではない。

   縮小う

      大抵の窯元は建物の前に少量の陶器を並べ、屋内に多くの作品を展示している。
     客は女性が多く、若い女性も目についた。リュックを背負い、手袋をはめてチャッチャッと
     歩く中年の女性は陶器市の場数を相当踏んでいるとみて間違いないだろう。

陶器え 県内外から大勢の人が訪れるとは聞いていたが、これほどとは思わなかった。
狭い道に人と車がひしめき、のんびり歩く雰囲気ではない。
自分も混雑を助長している1人だから、文句は言えないけれど。

 食事に寄った道の駅小石原の食堂は満席。
仕方なく帰りに遅めの食事を取ろうとした高速道のサービスエリアは駐車場そのものが満車で、そのまま出て行かなくてはならなかった。

 だから、日曜祝祭日には、なるべく出掛けないようにしてるんだよね。
だが、イベントは、ほとんど週末か休日に行われる。
民陶むら祭も土日祝日の開催だ。
どうしたらいい?

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2010.10.09 Sat 17:46:55 | 遊び| 0 track backs, 0 comments
最終バトル
 すそ

      Aさんの田んぼの稲刈りが終わった。電気柵を張り巡らしたのに稲を散々、
     猪に踏み荒らされた田んぼだ。

      海苔網で囲んだ谷間の段々畑は1カ月以上、猪の侵入がなかった。
     その後、猪も学習したらしく、地面に垂らした網の裾の少ない所を狙って
     柵の中に入るようになった。こちらも対抗して網の高さを下げ、裾を多めに
     広げたところ、しばらくは猪の侵入が止まった。

      だが、彼らはまたも学習する。海苔網に近い斜面からジャンプして
     網を飛び越すようになった(足跡から判断)。それならばこちらもと網の高さを上げ、
     新たに買った海苔網を柵の周囲に敷き詰めた(写真)。

      これで猪は柵を飛び越えられないし、足が絡んで柵に近寄れないはず。
     もし、猪が何か工夫して網を突破したら、もう私には打つ手がない。
     これが猪との最終バトルだ。

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2010.10.08 Fri 14:49:02 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
危うきに近寄らず
何? 東京のイベント会場と長野のスーパーで毒キノコのニガクリタケが誤って販売されたと新聞が伝えていた。幸い被害はまだ出ていないが、ニガクリタケは猛毒で過去に死亡例もあるという。

 写真左のキノコは栗林に生えていた。傘の直径が6センチ余り、丈も15センチある大型キノコだ。クリタケでもニガクリタケでもないが、名前が分からない。

 何でも食べ散らす猪が手をつけた様子がないから、よほど苦いか毒キノコの可能性がある。私は君子ではないけれど、危うきに近寄らず。マツタケは無理でも、安全なシイタケを楽しむことにしよう。

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2010.10.07 Thu 15:53:43 | 食べる| 0 track backs, 0 comments
ひゆるねえ
  巣

      朝の散歩で出会った顔見知りの爺ちゃんが「ひゆるねえ」と言った。
     言葉の意味が分からず、「そうですねえ」とあいまいに答えたが、
     ひゆるは冷ゆる、つまり「冷えるねえ」と挨拶したのではないかと気づいたときは
     既にすれ違っていた。

      今朝の最低気温は12℃。この秋一番の冷え込みだったそうだが、まだまだ序の口。
     吐く息が白くなる季節がもうすぐやって来る。

      雨や風がまともに当たる蜘蛛の巣は冷ゆるだろうな。

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2010.10.06 Wed 14:24:12 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
人生はラグビーボールのように
携帯 きのうの夕方、道の駅からメールが届いた。「あなたが今日出荷した品物のうち栗6袋1700円分が売れましたよ」という連絡だ。道の駅では今月から売り上げ状況を希望者に連絡することになり、参加を申し込んだ昨日、連絡第1号が届いたのだった。

 まだ勤め人だったころ、四国を旅行した折に愛媛県内子町の道の駅に立ち寄った。とても気持ちの良い道の駅だったが、自分が将来、熊本に移り住み、道の駅に出荷するようになるとは夢にも思わなかった。それから数年後、内子町の道の駅が個々の生産者の売り上げを携帯電話で知らせることになったという話題をテレビで見た。その時も「それは便利だね」と思っただけで、まるで他人事だった。

 それが今、道の駅にわずかな農産物を出し、売り上げをメールで知らされている。まさか自分が内子の生産者のようになるとは。

 人生はラグビーボールのように思い掛けない方向に転がるから面白い、と思うが、どうだろう。

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2010.10.05 Tue 16:13:05 | 畑仕事| 0 track backs, 6 comments
山林田畑が荒れて行く
クヌギ林

      クヌギ林に差し込む朝の光がまぶしい。
     我が谷間の段々畑に隣接するこの林も以前は棚田だった。
     米作りをやめた後、クヌギを植えたようだ。

      去年までは白髪で腰の曲がった母親と50代後半と思える息子が年に1~2回、
     林の下草を刈っていた。今年は1度も現れないので、草ぼうぼうだ。
     最近見掛けた猪の子も背丈より高いこの草むらの中に姿を消した。

      林の草を刈る時は、いつも老母と息子が一緒だった。
     息子の嫁や子どもを見たことは無いし、よその集落だから息子に
     家族がいるかどうかも知らない。

      老母と息子に何かあったのだろうか。
     さまざまな理由で山里の山林田畑がどんどん荒れていく。
     時代の流れだから仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、
     本当にそうだろうか。

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2010.10.04 Mon 16:15:56 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
また、やられた!
石垣

から 「また猪の話かい……」と呆れる人もおられようが、老骨に免じてお許し願いたい。

 私が野菜を作っている谷間の段々畑は何十年か前に先人達が苦労して築いた棚田だ。その棚田の石垣の一角が崩され、大きな石が畑の中にまで転がっていた。“犯人”は言わずと知れた猪だ。
 
 畑を海苔網で囲われたことへの腹いせだろうが、あんまりな仕打ちではないか。あんまりと言えば、段々畑脇の栗山も荒らし放題に荒らしている。落ちた栗はほとんど食べ尽くされ、中身のない空っぽの皮が散乱しているばかり。暑いさなか、1カ月以上かけて下草を刈ったの何のためかと暗い気持ちになる。

 おっといけない。愚痴になってしまった。
鬱憤晴らしに猪脅しを仕掛けて派手にバンバン鳴らしてやろうか。

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2010.10.03 Sun 15:39:41 | 畑仕事| 0 track backs, 4 comments
労多くして
耕す

      谷間の段々畑6枚の一番下の段を耕した。
     1週間ほど太陽の光を当てたあと、杉皮と鶏糞を発酵させた堆肥をすき込む。
     畝を立てたらエンドウ豆、タマネギ、白菜、キャベツを植えよう。

      多品目少量栽培が我が家の流儀だが、これで暮らしが立つほど農業は甘くない。
     農機の燃料、堆肥、種代などをつぎ込んだ挙げ句、儲けのない道楽農業だ。

      加えて山間部の農地は虫、鳥、獣の波状攻撃がひどい。
     今回耕した畑も海苔網で囲い、カラス除けの黄色い糸を張り巡らさなければなるまい。
     「労多くして功少なし」。それでも、働ける健康があることに感謝。

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2010.10.01 Fri 14:56:59 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
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