おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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雨後のタケノコ
            たけんこ

        孟宗山と杉林の境にタケノコが1本生えていた。
       これだけ大きく地表に出ていれば私にだって見つけられる。
       
        近所のSさんは「毎日100キロほど出したが、
       値段が馬鹿みたいに安くなったから、もう掘るのはやめだ」と言っていた。 
       今ごろ私が「タケノコ収穫今季第1号!」なんて叫んだら笑われる。

        Sさんたちは土を踏む足の裏の感触や
       地面のわずかな裂け目を見てタケノコを掘りあてる。
       私にはそんな芸当は出来ないから、
       元々ハシリのタケノコを掘る気はない。
       名人上手が見向きもしない頃にコツコツ掘り、
       ゆがきタケノコや乾燥タケノコにして道の駅に出す。
       収穫時期が遅くても、ある程度量がまとまればいいのだ。

        午後になって雨が降り出した。
       雨後のタケノコに期待しよう。

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2010.03.31 Wed 15:40:30 | 畑仕事| 0 track backs, 4 comments
終わりなき草むしり
草 今朝も冷え込みが厳しかった。
軽トラの窓の霜をぬるま湯で溶かして谷間の段々畑へ。

 山の斜面でゼンマイやワラビの出具合を見る。
相変わらず少ない上に、霜にやられて溶けかけている。
質量とも出荷どころではない。

 同じ野草でも畑の草は、ちっとも霜を苦にしない。
私が除草剤やビニールマルチを使わないものだから年中のさばっている。
写真の畑にはソラマメ、ニンニク、ラッキョウが植わっている。
そう言わなければ耕作放棄地と見る人もいるだろう。

 山菜摘みが出来ないのなら、退院後の初仕事は草取りだ。
広い場所はハンマーナイフや草払い機を使えるが、畑の草は手でむしるしかない。
むしってもむしっても、どうせすぐ生えて来る。
今年もいい加減なところで手を打とう。
        
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2010.03.30 Tue 16:05:09 | 畑仕事| 0 track backs, 0 comments
花の神
  一心

テント 1年の無事を感謝するために毎年必ず行く場所がある。
南阿蘇の「一心行の大桜」だ。
今年は腎臓結石の手術をして無事退院できたのだから是非ともお礼を言わなくてはならない。

 南阿蘇村は冷たい風が吹いていて、厚着をして行ったのに寒かった。
午前9時過ぎに着いたが、人出が思ったより少なく、大桜に一番近い駐車場にとめられた。

 7~8分咲きの大桜を見上げ、「来年も元気でここへ来られますように」と願った。
花房が揺れたのは、花の神が願いを承諾した合図だと勝手に解釈する。

 大桜の周辺は年を追うごとに整備され、田園荒野が公園のようになった。
芝生が植えられ、雨の泥沼で靴を汚すこともない。
花見期間中、立派なテントの売店も並ぶ。

 今年は1台500円の駐車料金が廃止し、代わりに中学生以上1人300円の入園料を集めていた。
家族4人で行った場合、去年までは500円で済んだのに1200円かかるわけだ。

 山に植える木を買いにテント村の植木店に行った。
私が買えるような価格の苗は見つからなかった。
なぜ、こんなに高いのだろう。

 入園料を取る増収増益策に踏み切ったのも、売店の品が高いのも、きちんとした理由があるに違いない。
だとしても、“公園”の整備・管理が重荷なら、そんなにカネをかけなくてもいいではないか。

 いずれにしても、花見客の負担増は一心行の大桜の与かり知らぬこと。
来年も花の神に無事を報告できることを願うばかりだ。

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2010.03.29 Mon 16:38:09 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
これから、これから
山菜 2週間ぶりに谷間の段々畑に行った。
ウグイスが声を張り上げて迎えてくれた。

 農道の坂をゆっくり歩く。
足の踏ん張りが弱いような気がするが、まあまあ大丈夫。

 入院中、足のマヒが解けてから努めて歩くようにした。
5階の病室から1階までの階段(計85段)を毎日5~6往復。
外出が許されてからは病院の周辺を当てもなく歩いた。

 昔、1カ月ほど入院した時、寝ていることが多かったせいか足の筋肉が著しく衰えた。
退院して人ごみを歩くと、ここで誰かにぶつかったら倒れてしまうと思い、怖かった。
病院の階段を上り下りしたのは、その時のことを思い出したからである。

 農道をそれて山に登った。
ゼンマイやワラビが顔を出していたが、まだ数は少ない。
山菜採りの季節はこれからだ。
私の体力と畑仕事の遅れ回復もこれからだ。
ぼちぼち行こう。

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2010.03.28 Sun 15:19:32 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
石よさらば㊦の㊦おまけ
   黄砂
       退院する日の朝7時ごろ、ビル群の上に白い太陽がぽつんと浮いていた。
      丸く切り抜いた紙みたいで、直視してもまぶしくない。
      後で知ったのだが、太陽は黄砂で輝きを失っていたようだ。

       ちょうど同じ時刻、山里で留守番しているオグリ、ミー子、デン子も
      肩寄せ合って白い太陽を見上げているような気がした。
      例えばこんな言葉を交わしながら。

        オグリ「しばらく父ちゃんの顔見ないね」
        ミー子「病気で入院したらしい、と爺ちゃんや婆ちゃんが噂してたよ」
        デン子「病気なんか早く治ればいいのに」

       家に帰ったら、まずこの子たちとハイタッチしよう。

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2010.03.27 Sat 14:20:05 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
石よさらば㊦雀の怒り
      1日何回か病室のベランダから外を眺める。
      この辺りは熊本の中心部に近いが、まだ自然が残っていて、
      時に小動物たちの生きる姿を見ることが出来る。
      ぼんやり彼らを見ていると、
      退屈な病院暮らしをしばし忘れられるのだ。
水辺の鳥 川の真ん中に立っているのはアオサギだ(写真)。
朝めしの魚が泳いでくるのを辛抱強く待っているのだろう。
見ている間、水中に神経を集中して少しも動かない。

 病室に朝食が届いた。
食べ終えて1時間ほど本を読み、再びベランダに出た。
アオサギは同じ場所で水の中を見つめていた。
まだ、朝食にありついていないのか。
出前の配達がちょっと遅いぐらいで腹を立ててはいけないな。

 川向うのマンションの植え込みから毎日のように猫が出てきて、わき目も振らず歩いて行く。
だが、今朝は違った。
ふと足を止め、川沿いの道から水の中を覗き込んでいるのだった。
猫の視線をたどると、大きな鯉がゆらりゆらりと泳いでいた。

 猫は興味を惹くものに出会ったら目を見開いて凝視する。
自分より大きな鯉に気づいた猫は最大限、目を丸くしたに違いない。

 こんなこともあった。
地上すれすれの所を飛び違いながら鳩と雀が争っていた。
というより雀が何回も一方的に体当たりを仕掛けている。
鳩は雀の攻撃を持て余して、間もなく逃げてしまった。

 雀は何に怒って自分より遥かに大きな鳩に突っかかったのだろう?
もともと癇癪持ちだったのか。
怒った理由を知りたかったが、雀もまたどこかへ行ってしまった。

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2010.03.26 Fri 14:45:00 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
石よさらば㊥黄色い蝶
   病院の桜

       体につけられた管が1本になった術後3日目、4階の個室から
      5階の4人部屋に移された。
      このころには麻酔でマヒしていた足も歩ける程度に回復している。

       病室のベランダに出てみた。
      川べりにある病院駐車場の端に桜が咲いていた。
      5~6分咲きというところか。
      (写真は退院日の23日に撮影。満開の花を花散らしの雨が容赦なく叩いていた)

       入院する前日、谷間の山桜は、まだつぼみが固かった。
      近くの野菜畑では不本意にも巻きそこなった白菜の花盛り。
      黄色い花の広がりがまぶしかった。

       この日読み終えた沢木耕太郎の「無名」(幻冬舎)には
      著者の父の俳句が数多く引用されている。
      その中の一句。

                 菜の花の宙に浮かびて蝶となる

       私が留守にしている畑で、菜の花が無数の蝶になって飛んでいる。
      そうか、黄色い蝶は菜の花の化身だったのか。
      奇麗だろうなあ。

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2010.03.25 Thu 15:27:53 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
石よさらば㊤痛くない!!
      腎臓の結石を1回の手術で砕いて昨日、12日ぶりに退院しました。
      多くの方々の励ましに改めてお礼を申し上げます。
      私的な病気の話でブログを再開するのは気乗りしませんが、
      ほんの数回おつき合い下さい。

ベッド 入院して案内された部屋は個室だった。
手術の前後はバタバタする。
他の患者に迷惑をかけないようにという病院側の配慮だろう。
個室なら痛くても気兼ねなくウンウン唸れる。
ありがたい。

 私が受けるのは、衝撃波で割れなかった大きくて固い腎臓結石を対象にした「経皮的腎石術」。
背中に穴をあけて管を腎臓に入れ、超音波エコーと内視鏡で確認しながら工事現場の掘削機のような器具で石を砕く。
いかにも痛そうだが、全身麻酔をするので痛くもかゆくもない。
痛いのは麻酔に先立ってうつ痛み止めの注射だけ。
「痛みのあとにずしーんと来ます」と麻酔医が言う通りだった。

 麻酔が覚めたとき私は病室で何本かの管につながれ、酸素マスクをしていた。
両足が完全にマヒして、歩くどころか足の指1本動かせない。
「見える限りの石は取りました」という医師の声がぼんやり聞こえた。

 手術前、医師から「予測不可能な心筋梗塞、狭心症、脳出血を発症し、時に致命的となることがある」と説明されていた。
いまこうやって意識があるのは手術が無事終わったのだなと思った。

 麻酔が効いていれば、どんな病気が発症しても本人は気づかない。
自分が死ぬという自覚がないまま落命することもあり得るわけだ。

 「死」と「生」は天と地ほどの隔たりはない。
ひょいとまたげるほどの小さな溝があるだけではないのか。
誰が、あるいは何が人を溝の向こうとこちら側に分けているのだろう。

 そんなことを取りとめもなく考えているうちに、また眠ってしまった。
 
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2010.03.24 Wed 14:54:23 | 暮らし| 0 track backs, 24 comments
桜の咲くころに
ほん 明日の入院に備えて荷物をまとめた。
パジャマ、下着、洗面道具などの定番に加え、本を少し多めに入れた。
   
決着(ハヤカワ文庫)ディック・フランシス
帰還(ハヤカワ文庫)ディック・フランシス
わたしの渡世日記㊤㊦(文春文庫)高峰秀子
熱球(新潮文庫)重松清
ひとり歩きの朝(毎日新聞社)新藤兼人
奇縁まんだら(日本経済新聞)瀬戸内寂聴
無名(幻冬舎)沢木耕太郎
ムンクを追え(光文社)エドワード・ドルニック

 
 昔買った本の中から肩が凝らなそうな本を選んだ。
病院で暗いじめじめした本なんか読みたくないもの。

 手術は12日の午前10時から。
1回の手術で腎臓の結石が取れたら10日ぐらいで退院できる。
2回、3回の手術が必要になったら(珍しいケースではないらしい)、退院は2週間以上先になるそうだ。

 本を沢山読み残して早々と退院したいな。
明日からしばらくブログは休みますが、桜の季節にまたお会いしましょう。

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2010.03.10 Wed 14:18:00 | 暮らし| 0 track backs, 10 comments
猫の風邪
黒 朝、目が覚めたら音を立てて雨が降っていた。
この雨では畑仕事は無理だ。
昨日のうちに花梨(かりん)と杏(あんず)の苗を山に植え終えて良かった。

 ここ数日、ミーコ(写真は数年前のもの)の具合が悪い。
涙や鼻水を垂らし、しゃっくりのように休みなくのどを鳴らしている。
これでは安眠も出来まい。

 父ちゃんがもうすぐ入院するのに、お前まで病気になってどうする。
花粉症だろうか。
素人があれこれ考えても仕方がないから車に乗せて動物病院に連れて行った。
診察の結果は風邪。
猫の体温は元々高いそうだが、ミーコは40℃を超えていた。
人間なら寒気や頭痛を訴えているところだろう。

 点滴や注射、鼻と目に液体の薬をさしてもらって帰宅。
石油ストーブの近くでこんこんと眠っている。
体を震わせての“しゃっくり”は、ほとんど出ない。
どうやら快方に向かっているようだ。
よかったじゃないかミーコ。

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2010.03.09 Tue 14:58:28 | 暮らし| 0 track backs, 6 comments
これが花梨の花?
     花梨
 
       くまもと春の植木市で買い、畑の隅に仮植えしていた花梨(かりん)と
      きのう買った杏(あんず)の苗を山の斜面に植えた。
      11日の入院までにどうしても済ませたかったことが
      これでなんとか片付きほっとした。
      明日から天気が崩れるという予報が出ている。
      滑り込みセーフだ。

       花梨は淡紅色の5弁の花が咲き始めていた。      
      恥ずかしながら、これまで花梨の花を見たことがなかった。
      こんな可憐な花が、あの大きくて固い実を結ぶのか。
      人は、いや花は見かけによらないな。

       今年は無理かも知れないが、将来花梨の実がなったら
      香り高い花梨酒を作って自然の恵みに感謝しよう。

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2010.03.08 Mon 15:01:48 | | 0 track backs, 4 comments
杏のたなびく丘
 あんず

     お花見をしてきた。
    梅でも桜でもない。
    行った場所が山鹿市菊鹿町の「あんずの丘」だから
    花は当然、杏(あんず)である。

     日曜日なのに花見客は、ほとんどいない。
    満開の花を静かに楽しめるのはいいが、もったいないような気がする。

     杏の花は形、大きさが梅に似ている。
    淡紅色と白の2種類があって、どちらも夢のように美しい。
    昔、長野を旅して見渡す限りの杏の花に感動したことを思い出した。

     丘のふもとの農産物直売所「あぷりぃ」で
    杏のシロップ漬けと杏の苗を2本買った。
    苗は明日にでも山に植えよう。
    でも、2本はいかにも少ない。
    もっともっと買い足さなくては。

              一村は杏の花に眠るなり(星野立子)

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2010.03.07 Sun 14:48:52 | | 0 track backs, 0 comments
君はなぜ穴を掘るのか
   穴

       山里のお百姓さんは“がまだしもん”(働き者)ぞろいだが、猪も負けていない。
      山の斜面や農道、畑を掘り返し、穴だらけにしている。
      そのため、道路に大小の岩が散乱し、路肩が崩れているところもある。
      まことに迷惑な話だ。

       猪が穴を掘るのは好物の葛の根やミミズを食べるためではないかと思っていた。
      だが、写真の穴の周辺には葛など1本も生えていないし、
      土より石ころが多いので、ミミズが沢山いるとも思えない。
      遊び半分で掘っているのか?
      穴は体を横たえる休憩所のつもりなのか?

       集落のキヨシ爺ちゃんは「山にエサがなくなって里に下りて来たのだろう」と
      エサを探して掘り返しているという説だ。
      猪は季節に関係なく穴を掘っている。
      山は慢性的にエサが不足しているのだろうか。

       今度、猪に出会ったら訊いてみようと思う。
      「君はなぜ穴を掘るんだい?」と。
       
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2010.03.06 Sat 14:56:17 | 暮らし| 0 track backs, 1 comments
熊本は遠かった
   熊本

      車、路線バス、市電を乗り継いで熊本市内の病院まで行って来た。
     来週、腎臓結石手術のため入院するのだが、
     運転不得手の家人が1人で病院に来るための練習だ。

      我が家から山鹿市中心部のバスセンターまで30分。
     そこから熊本市の交通センターまでバスで50分。
     市電に乗り換え、下車して徒歩10分。
     待ち時間を加えると、2時間ほどかかった。
     朝早く出たのに、交通センターホテルで昼食を食べ、  
     久しぶりの都会をきょろきょろ眺めただけで帰宅は夕刻に迫っていた。
     
      山里に住めば病気見舞いも1日がかりか。
     手術の日はホテルを取らねばなるまい。

                    ※

        昨日の内視鏡による胃腸の定期検診でポリープが三つ見つかった。
        いずれも良性とみられるが、念のため組織検査に回したとのこと。
        以上ご報告まで。

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2010.03.05 Fri 17:12:38 | 暮らし| 0 track backs, 7 comments
見る人もなく
  蕗花

      山の湧き水の近くに地味な花が咲いていた。
     寒さ厳しいころ「もうすぐ春だよ」と知らせてくれた蕗の薹の今の姿だ。
     花が咲いても食べられるらしいが、もう摘みに来る人はいない。
     人の心は季節のように移り気だ。

                         ※

          定期健診で明日、胃腸の内視鏡検査と
          腹部の超音波検査を受けてきます。
          ほぼ1日かかる予定なので、4日のブログは休みます。

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2010.03.03 Wed 14:38:14 | | 0 track backs, 2 comments
白菜の花が咲いた
  白菜の花

      久しぶりに行った谷間の段々畑で白菜の花が咲きかけていた。
     花が咲くまでほおっておいたのか、怠慢だねと言われたら返す言葉がない。
     もちろん花も葉も食べますよ。もったいないもの。

      菜の花は菜種の花のことだと思っていた。
     だが、同じアブラナ属の水菜、カブ、キャベツ、白菜などの花を
     菜の花と呼んでも間違いではないそうだ。
     だから、写真の白菜の花も菜の花。

      私の畑には菜種はないが、大根や高菜、キャベツの菜の花が咲く。

            菜の花畠に入日薄れ 見渡す山の端 霞ふかし
            春風そよ吹く空を見れば 夕月かかりて におい淡し


      残念ながら童謡「朧月夜」のような詩的な広がりはないけれど。

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2010.03.02 Tue 15:43:31 | | 0 track backs, 2 comments
小さな旅㊦
 雲海

     翌朝、雨は上がっていた。
     2日目も雨では気の毒だと神さんが憐れんだのだろう。

     老老男女25人、嬉々としてバスに乗り込み仁田峠に向かった。
     そこで見たものは見事な雲海だった。

     この雲の下に人間という名の微細な生物がいて、
     泣いたり笑ったり争ったりしている。
     雲上から見ればすべて小さなことなのに、当人にすれば重大事だ。
     人間は健気な生き物だなと、いとしくなる。

   足湯

       島原半島西岸の小浜温泉へ。
       海辺の足湯は105メートルもあって、日本一長いという。
       平成22年2月2日に出来たばかりだ。
       
       写真右奥の低い屋根が二つ並んでいるところまで足湯が続いている。
       そのあたりはペットも入れる場所で、ロシア産という
       白い大きな犬が湯につかっていた。

       オグリも入れてやりたかったね。

    海

       風が強く、海は少し波立っていた。
       最後に海を見たのは何年前だったか。
       山里の井戸から這い出た蛙が1匹、広い海を見て呆然としている。
       そんな感じだ。
  
       山里で山を眺め、小鳥の鳴き声やせせらぎを聞くのもいい。
       でも、たまには広い場所で気分転換しなければ。

    防空壕

       最後の訪問地は終戦前に小学生が掘った防空壕「無窮洞」。
       中は広く、天井も高い。
       小学生だけで掘ったのではなく、小学生も大いに働いたのだろう。

       今の若い人は防空壕と聞いてもピンとこないのではないか。
       私自身、防空壕がどんなものか知っているが、
       空襲を受けて逃げ込んだ経験はない。
       小学生の防空壕掘りを美談と受け止めては子供たちが可哀そうだ。 

       高速道路をひた走りに走って山里へ。
       あしたから、畑仕事という日常の暮らしに戻る。
       「またどこかに行きたいね」とジジバはうなずき合ったのだった。

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2010.03.01 Mon 15:27:58 | 遊び| 0 track backs, 8 comments
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