おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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白いアザミ
白いアザミ 今の季節、山里のどこでも見られるのがアザミだ。
川の土手、道ばた、山の斜面などで競い合うように咲いている。

 アザミの花は色の濃淡に多少の違いがあっても紫だ。
と思っていたら、一株だけ白いアザミが咲いていた。
(純白ではなく、針のような花びらの根元近くがほんの少し紫がかっている)

 長年、人間商売をしてきて、白いアザミを初めて見た。
非常に珍しい品種ではないかと胸がときめいたが、インターネットで調べてみると、白いアザミを見た人が結構いらっしゃる。

 世の中、誰も知らない経験なんて、そうそうあるものではないよね。

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2009.04.30 Thu 15:57:12 | | 0 track backs, 2 comments
実が生っても熟さぬ枇杷
枇杷の実 ミニ果樹園の枇杷に小さな実が生っていた。
不思議なことに、実が生っても食べられるほど熟したことは一度もない。
それまでに落ちるか萎んでしまうのだ。
写真の実も同じ運命をたどるだろう。

 花は沢山咲くのだが、実は少ない。
蜜蜂などによる受粉が十分ではないのかも知れない。
羽ばたきで人工授粉する必要がありそうだ。
熟す前に落果するのは肥料不足か。

 2本の枇杷の木は兵庫県で暮らしていたころ、種をベランダの鉢に植えたものだ。
引越し荷物とともにトラックに積んだときは、高さは1メートル足らずしかなかった。
それが今は高さ3メートルを越し、幹も太い。

 一緒に山里に移住した同志だから愛着がないはずがない。
熟した甘い実を提供してくれたら、もっと好きになるのだが……。

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2009.04.29 Wed 15:50:17 | 畑仕事| 0 track backs, 0 comments
あなたの名前は野路子ちゃん?
ノジコ? 谷間の農道を軽トラで下っているとき、遥か前方の路上で何かが動いた。
歩くより遅いスピードで近づいてみる。
どうやら小鳥らしい。

 3メートルほどの距離に近寄っても逃げようとせず、しきりに草の実をついばんでいる。
少々、無用心ではないかい。
(軽トラのフロントガラス越しに撮ったのが上の写真だ)
 
 大きさは雀ぐらい。
目の上から目尻にかけて白い線がある。
なんという鳥だろう。

 家に帰って野鳥図鑑をめくってみた。
ノジコ(野路子)に似ているように思えた。
だが、ノジコは「夏鳥として本州中部・北部の山地に飛来する非常に分布が限られた鳥」だという。
野の路にたたずむ姿は野路子の名にふさわしいけれど、ここは九州だから違う鳥かも知れないね。

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2009.04.28 Tue 15:46:22 | その他| 0 track backs, 0 comments
続 白い花 または手抜き花
大根花 また、大根の花を咲かせてしまった。
先月は白菜を咲かせた。
もうすぐホウレン草の花も咲く。

 畑仕事は、どんなに丹精込めても良い結果が出るとは限らない。
だが、手を抜けば、大抵しっぺ返しを受ける。
几帳面に収穫すれば花なんか咲かないのだ。

 いつか知り合いのばあちゃんに「綺麗かね。花畑ごたる」と褒められ?た。
自分も綺麗だとは思ったが、褒められて喜んでいる場合ではない。

 改めて大根の花を見る。
花屋で売っている花に負けてないなと思う。
すると、「真面目に働いて野菜の花は咲かすまい」という決意がぐらりと揺らぐのである。

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2009.04.27 Mon 15:34:59 | 畑仕事| 0 track backs, 4 comments
白い花
絹さや 谷間の段々畑で絹さやの白い花が咲いている。
食べても食べても実が生る子沢山だから、実が生りだしたら、しばらくは収穫に忙しい。

 収穫したその日のうちに油でさっと炒めて食べる。
瑞々しい緑が一層鮮やかになり、ぱりぱりした感触とともに甘みが口に広がる。
口中に吹く初夏の風、堪らないね。

 白い花が咲いていた  ふるさとの遠い夢の日  さよならと云ったら  黙ってうつむいてたお下げ髪  悲しかったあの時の  あの白い花だよ 

 岡本敦郎が歌った白い花は、絹さやの花であってもおかしくないと思うが、どうだろう。

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2009.04.26 Sun 16:47:58 | 畑仕事| 0 track backs, 0 comments
我が家の猫ドン
寄り添って 雨が降り、気温が下がった。
3月下旬の陽気だという。

 寒がり屋の猫ドンたちは寄り添って眠っていた。
左側の黒い猫は地元紙の読者欄で「大事にしてくれる方に差し上げます」という投稿を読んで貰ってきた。
2ヵ月間、親兄弟のもとで可愛がられて育ったらしく、気持ちがとても優しい。
初対面の人間にも警戒心を持たず、体をすりすりさせるし、相棒猫の体をしょっちゅう舐めてやっている。
可愛がられて育った猫は、自然に他の猫を可愛がるようだ。
 
 右側の猫は生後1ヵ月位で我が家の納屋に捨てられていた。
親から様々なことを学ぶ時間がなかったのだろう。
いまだにニャーオと鳴けず、キャッキャッと鳴く。
ノラの時代に怖い思いをしたらしく、私に馴れるまで何ヵ月もかかった。
今では外から帰ると、私の目を見てキャッキャッキャッを連発する。
外の出来事を報告しているに違いない。

 好きでもないのにネズミ除けに飼った猫だが、、今は親友だと思っている。

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2009.04.25 Sat 17:05:59 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
やがて芽が出る花も咲く
芭蕉の葉 近所のばあちゃんに貰った芭蕉の苗(3月23日のブログ)が芽を出し、小さな葉を広げた。
相撲の軍配に似ているな。
相撲をとっている蛙を見つけたら、これで行司をしてやろう。

 山の斜面に植えた果樹も、梨に続いて林檎や桜桃、無花果、葡萄などが次々芽を出した。
新しい命が萌えるのを見るのは気持ちがいい。
 
 それに「芽が出る」には「成功の兆しが見えて来る」とか「幸運に恵まれて事態が好転する」といった意味もある。
振り返ってみると、我が人生、自分の思う通りに行かないことの方が多かった。
何やっても裏目に出る時期もあった。
これから先も同じだろう。

 そんな時は「♪やがて芽が出る花も咲く♪」と鼻歌でも歌ってやろう。

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2009.04.24 Fri 16:19:00 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
エビネよエビネ
            道の駅にエビネの鉢が沢山並んでいた。
            おや、もうエビネの花咲く季節か。
            谷間の段々畑脇の杉林でも咲いているかも知れないな。
         
         えびね①

            ↑やはり咲いていた。
            杉の木の根元近くにひっそりと……。
            他の草に埋もれそうだ。

          えびね②

            ↑少し離れた場所にこんなエビネも。
            黄色味がかったこの花は1本しかない。
            仲間はどうした?

          えびね③

             ↑小さな流れに沿って坂を登ると、群落があった。
             去年も同じ場所に咲いていたっけ。

          えびね④

             ↑紅一点、このエビネが一番華やかだ。
             ざっと見ただけで4種類のエビネが咲いている。
             丹念に探したら違うエビネがあるかも知れない。

             全国にエビネの愛好家は多く、
             各地で品評会や展示会が開かれているようだが、
             林の中で、静かにエビネを眺めるのもいいものだ。

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2009.04.23 Thu 16:11:30 | | 0 track backs, 0 comments
たそがれ時の妄想
     庭先で西の空を眺めていたとき、怪しい飛行物体が通過した。
     まさかテポドンではあるまいな。
     単なる飛行機雲に、そんな過剰反応した自分が恥ずかしい。
西の空 過剰反応といえば北朝鮮のミサイル発射をきっかけに「日本も核武装すべきだ」という政治家が続々現れた。
「また、その話かよ」とうんざりする。
日本は、その核をどこの国にどう使おうというのか。
いったん核戦争が始まったら、人類が滅亡するかも知れないのに。

 私は夢想する。
将軍様一族ご一統さんは好きな国へ亡命するがいい。
残された国民は臨時政府を樹立し、核の全廃と軍の解体を宣言、拉致被害者を関係各国に帰還させる。
そして「私たちは国民を飢えさせないために、まず農林漁業の近代化に全力を挙げる。どうか力を貸して下さい」と世界に訴える。
恫喝して支援を得る国から、自ら汗をかく国への大転換だ。
多くの国や人が物的人的支援を惜しまないだろう。

 夢想というより妄想かな。

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2009.04.22 Wed 15:58:22 | その他| 0 track backs, 4 comments
パープル シャワー
         藤㊤
          
          今年も福岡県黒木町の大藤を見に行った。
          ちょうど見ごろで、長い花房が垂れ下がっているさまは薄紫の瀑布のよう。
          芳香を胸いっぱい吸いながら花の下を歩くと空気さえ紫に染まって見える。

         藤㊦

          素盞嗚神社の境内には藤の老木が何本も植わっていて、
          最長老は600余歳。
          国指定の天然記念物で、日本七大藤のひとつに数えられているという。
          (残りの六大藤はどこだ?)

          600年の風雪に耐えた幹や枝は太く堅く節くれだってたくましい。
          ここまで生きたら、あと50年や100年、難なく生きるだろう。

          人間は万物の霊長なんて威張っているが、
          生命力では藤の足元にも及ばないね。

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2009.04.21 Tue 15:50:57 | | 0 track backs, 0 comments
「千に三つ」あったかな?
 大阪で働いていたころ、「千三つ(せんみつ)」という言葉を何回か聞いた。
「○○は千三つやさかい信用でけへん」といった使い方だったように思う。
千三つとは、千のうち三つしか本当のことを言わない嘘つき、ほら吹きのことだ。

 話は飛ぶが、このブログの記事数が今日で千本になった。
駄文を連ねていけば、足し算でいつかは千本になる。
問題は量ではなく内容だ。
千のうち三つぐらいは皆さんの心に届いただろうか。
 
 パソコンの故障や自分の入院のとき以外は、おおむね毎日更新してきた。
これも皆様の応援があればこそ。感謝感謝。

 毎日更新と言いながら、明日は早朝から夕方まで内臓の諸検査を受けるためブログは休みます。
ポリープを切除したあとの定期健診で、発病したわけではありません。
21日にまたお会いしましょう。

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2009.04.19 Sun 15:55:02 | 暮らし| 0 track backs, 10 comments
マムシ対策で草を刈る
花合戦 久しぶりに覗いた栗林は草が膝の上まで伸びていた。
奥の方に蓮華の大群が陣取り、手前に何百もの踊り子草が展開している。
今にも花の合戦が始まりそうな雰囲気だ。

 これが自然のありのままの姿だと思うが、花が終わるころには刈り取らねばなるまい。
畑や林の草をなぜ刈るのか。
①野菜や果樹に行くべき養分を草が横取りする②草むらがカメムシや毒毛虫の繁殖地になる③草が日差しを遮り、野菜に日が当たらない――などの理由が挙げられるだろう。

 私はこれらに加えてマムシ対策で草を刈る。
写真のような草むらでは、どこにマムシがいるか全く分からない。
うっかりマムシの尻尾でも踏もうものなら、マムシは怒って噛みつくだろう。

 綺麗に草が刈ってあれば互いの姿が見え、少なくとも出会い頭の“衝突”は避けられる。
刈っても刈っても生えてくる草との戦いはエンドレスだ。

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2009.04.18 Sat 15:56:43 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
話題の産直市場
     JA糸島直営の産直市場「伊都菜彩」(福岡県前原市)の評判がいい。
     交通の便の良くない玄界灘近くにあるが、都市部からも大勢の客が詰め掛け、
     日曜祝祭日は駐車場に入る車の長い列が出来るそうだ。
糸島 バスを仕立てて見学に行った道の駅出荷協議会のおばちゃんにそんな話を聞いた。
それならオラも行ってやろうではないか。

 霧雨の降る山里を早朝に出発、九州自動車道、都市高速2号、1号を乗り継いで、ひたすら走る。
博多・天神あたりを通過したときはビルの数と高さに度肝を抜かれた。
3階建てのビルすらない山里に住み慣れた目で見れば、別世界だ。

 2時間足らずで産直市場「伊都菜彩」(いとさいさい)に到着。
平日なのに広い駐車場は8割がた埋まっていた。
観光バスが5台、デイサービスの送迎マイクロバスも4台。
団体客も多いのだろう。

 売り場は広いが、大型スーパーやデパートを圧倒しているわけではない(写真は店内のごく一部)。
販売しているのは農産物、魚介類、花、肉、民芸品など。
品数の多さと鮮度、価格で勝負しているように見えた。

 こんな産直市場が近隣に出来たらスーパー、コンビに、道の駅への影響は避けられない。
競争が激化すれば淘汰される店も出て来るだろう。
いい市場が出来ましたねと喜んでばかりはいられないな。

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2009.04.17 Fri 17:34:42 | 暮らし| 0 track backs, 6 comments
ようこそトンボ
モノサシトンボ 畑脇の水路の草でトンボが羽を休めていた。
今年初めて見るトンボだ。
我が零細菜園へようこそ。

 さて、このトンボの名前はなんだっけ。
カワトンボかイトトンボの仲間かな。
胴体に物指しの目盛りのような模様があるから、モノサシトンボ?
何も思い出せない。
ひょっとしたら最初から知らないのかも。

 4月の中旬にトンボが飛ぶのは少し早いような気がする。
トンボは秋の季語だが、私の頭の中では夏のイメージだ。
秋にふさわしいのは赤トンボだろう。

           行く水におのが影追ふ蜻蛉かな(千代女)

 赤トンボの句ではないと思うが、不思議なことに秋の気配が感じられる。
季語の力だろうか。

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2009.04.16 Thu 16:54:21 | その他| 0 track backs, 0 comments
さらば竹ん子
たけんこ 私の住む地域では竹の子のことを「竹ん子」という。

 竹ん子の季節もそろそろ終りだ。
出荷最盛期には大きな鉄のかご何杯分もの竹ん子が持ち込まれ、農協の集荷場は活気に満ちていた。
だが、今はどこかのんびりムードが漂う。
知人に会えば、おばちゃんたちの井戸端会議が始まる。
にこやかな顔つきから察すると、楽しい話題に違いない。

 私も頑張って竹ん子を収穫したが、農協に出すほどの量は取れなかった。
大鍋でゆで、灰汁を抜いて道の駅に出すのがやっと。
それも、そろそろ終りにしないと、他の畑仕事が遅れてしまう。

 さらば竹ん子、来年また会おう。

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2009.04.15 Wed 16:35:09 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
雨の日も楽し
         むべ㊤
          目が覚めたら強い雨が降っていた。
          五木寛之の本に『雨の日には車をみがいて』がある。
          ジャズ・文学・映画評論家の植草甚一は
          『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』を書いた。
          オラは車を磨かず、勉強もしないで近所の林道を当てもなくドライブした。
          
          白い花びらに雨の雫を宿してムベが咲いていた。
          ムベの実はアケビに良く似ているが、花の形と色はまるで違う。
         あけび㊦
          アケビの花も咲いていた。
          ありゃ、ピンボケだ。
          「焦点が合いましたよ」という合図の電子音を確かに聞いて
          シャッターを押したんだけどなあ。

          それにしても、このアケビの花は色が淡い。
          谷間の段々畑周辺で見るアケビの花はワインレッドだ。
          葉が3枚の「谷間の……」アケビはミツバアケビで、
          葉が5枚のこのアケビはゴヨウアケビだろうか。

          そんなことを考えながら誰にも出会わない山道を行く。
          雨の日もまた楽し。

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2009.04.14 Tue 15:54:13 | | 0 track backs, 0 comments
オグリ、地元社交界にデビュー
予防注射 我が家から徒歩3分の公民館駐車場で狂犬病の予防注射が行われた。
荷台に犬を乗せた軽トラが、我が家の前を次々に通って行く。
オープンカー(軽トラ)に乗った犬のパレードなんて、都会では滅多に見られない光景だろう。

 荷台の犬はオグリに吠え掛かり、オグリも吠え返す。
ワンワンキャンキャンとその賑やかなこと!

 かつて同じ村だった地域から30~40頭もの犬が集まった。
昨年、オグリは市役所で注射を受けたので、今回が地元社交界への待望?のデビューだ。
出会った犬に片っ端から「オグリです。よろしく」(私には、ワンワンとしか聞こえなかった)と挨拶していたが、果たして受け入れられたかどうか。
 
 家に帰った途端、がぶがぶ水を飲み、ごろりと横になって眠ってしまった。
彼なりに気疲れしたのだろう。 

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2009.04.13 Mon 15:49:49 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
護岸に生えた木
         木㊤
          集落を二つに割って流れる川の護岸の側面に木が生えている。
          護岸工事の際、心優しき誰かが切らずに生かそうと決めたのだろう。
          根元を石で固められた窮屈な形だが、毎年青々と葉を茂らせる。
         木㊦
          近くで見ると、幹が絡み合い、融合していることが分かる。
          長い歳月をかけて、じわじわと互いの体に食い込んでいくのは
          たとえ木であっても苦しいのではあるまいか。

          悠々と枝を広げて生命を謳歌していると見える木も
          内実は楽ではないようだ。
          
          幸せそうでも、他人には分からぬ問題を抱えているのは
          この木に限ったことではないけれど。

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2009.04.12 Sun 15:03:54 | その他| 0 track backs, 2 comments
犬の暑さ対策
犬と水 山里は今日まで連続3日、夏日を記録した。
作業着の上着を脱いでも、まだ暑い。
脱げない毛皮を着込んだオグリは、さぞかしつらかろう。

 谷間の段々畑でリードを外すと、オグリは山の斜面を駆け上り、駆け下る。
段々畑の端から端まで全速力で走ったりもする。
人間なら全身汗まみれになる運動量だ。

 疲れたら畑の脇の水路で水を飲んだり、腹ばいになって体を冷やしている。
そのあとは涼しい木陰で昼寝だ。
誰に教わったわけでもないのに、暑いときはどうすればいいかオグリは知っているのだね。

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2009.04.11 Sat 16:12:18 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
黄色い新“緑”
         新緑
           やれ観梅、それ花見と浮かれ歩いて、
           ふと気づけば青葉若葉の季節になっていた。
           柔らかな緑は、間もなく濃い緑に変わり、そのころにはトンボが飛び、
           セミが鳴き出すだろう。
           なんとも慌しいことだ。

           ところで、新緑の色を柔らかな緑と書いた。
           大方の人は新緑と聞いて
           ↑の写真のようなイメージを思い浮かべるのではないか。
           だが、実際はそれだけではない。
         新黄
           言葉が矛盾するが、上の黄色い葉っぱも新“緑”だ。
           本物の葉は写真より鮮やかな黄色で、菜の花の色に近い。
           何という名の木だろう?

           新緑には黄色もあれば、赤や茶色もある。
           緑といっても色調はさまざまだ。

           「新緑は緑」という固定観念を捨てないと、
           自然界の造化の妙は楽しめない。
           な~んて、偉そうに書いたが、私がそのことに気づいたのは最近のこと。
           以来、自然界に画一的なものは何一つないな、
           という思いを深くしている。

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2009.04.10 Fri 16:10:45 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
終わり良ければすべて良し
春耕 去年、ヘチマやヒョウタンを収穫したあと休ませていた畑を耕した。
冬の間、この畑で倒木を解体したり、薪を割ったりしたので、土は踏み固められてカチカチ。
小さな管理機の刃は何回も跳ね返され、そのたびに機体が踊った。
面倒がらずに大きな耕運機を持ってくればよかったと、いつもながらの後知恵だ。

 やっとの思いで土をほぐし終わり、堆肥の散布に取り掛かった。
用意したのは市のバイオマスセンターが生産している40リットル入りの完熟堆肥15袋。
中身を1輪車に移しては、スコップでまんべんなく振りまいていく。

 ここで、見込み違いに気づいた。
15袋では堆肥が足りないのだ。
あと8袋は買い足さなくてはなるまい。
何回もこの畑に施肥しているのに、どれだけ肥料が必要か忘れている。
記憶力がどんどん衰えているようで愕然とした。

 まあいいさ、堆肥は明日買いに行こう。
堆肥を漉き込んだらナスやキュウリの苗を植えよう。
美味しい野菜がきっと出来る。
終わりよければすべて良し、だ。 

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2009.04.09 Thu 16:17:54 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
幸せの鯉のぼり
       Oさんの一人息子は県外で会社勤めをしている。
       去年生まれた男の子はOさんの初孫だ。
       「可愛いかろ?」と言って写真を見せてくれたことがある。
       お人形さんのように可愛い子だった。
矢旗 先月、Oさんは山から3本の杉を切り出し、丁寧に皮をはいでいた。
鯉のぼりと矢旗(家紋入り名前旗、武者絵のぼり)を立てる柱だ。
「太か(大きい)のぼり立てて、初節句ば祝うてやろうと思うとるんよ」とOさんは笑っていた。

 完成したのぼりは圧倒される大きさだった。
巨大な鯉のぼりは、文字通り屋根より高くゆったりと泳いでいる。

 映画「幸せの黄色いハンカチ」のラストシーンを思い出した。
服役を終えた高倉健が妻に手紙を出す。
「もし、自分をまだ待っていてくれるなら、黄色いハンカチを合図に出していてくれないか」と。
そして、健さんが見たのは風にひるがえる何十枚もの黄色いハンカチだった……。

 Oさんが大きな鯉のぼりにどんな気持ちを込めたかは分からない。
近く家族揃って帰省する息子さんは、きっと何かを感じるだろう。

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2009.04.08 Wed 16:09:36 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
梨が芽吹いたぞ
梨の芽 今日は少し嬉しいことがあった。
山に植えた多くの果樹や花の木のうち、3本の梨が芽吹いていたのだ。
柔らかな新芽の何と初々しいことか。

 果樹の苗を植えたのは2月から3月にかけて。
1ヶ月以上経っても芽生えの気配がなかったので心配していたが、少なくとも梨3本は根付いていたわけだ。
他の果樹や花の木も間もなく芽吹くはず。
めでたし、めでたし、だ。

 3本の梨は来年の春、純白の花を咲かせ、いくつかの実をつける。
小鳥やカメムシも私に遠慮して手を出さない。
初めて実った梨は、この世のものとは思えぬ美味に違いない……。

 腰痛をなだめなだめ植えたのだから、このくらいの夢想は許されるよね。

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2009.04.07 Tue 15:52:40 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
君に会えてよかった
歓喜 山の急斜面を這い回って、ゼンマイやワラビを採っているとき、目の前に妙な形の花が現れた。
頭に婆ちゃん愛用のかぶりもの、あごに爺ちゃんの白いひげ。
春蘭(シュンラン)、別名“じじばば”だ。

 この花ほど嬉しそうに咲く花があるだろうか、といつも思う。
バンザイまでして春の到来を喜んでいるのだろうか?
それとも、じじばば揃って長生き出来たことが嬉しいのかな?

 ウルフルズの「バンザイ~好きでよかった~」の繰り返し部分はこうだ。

   イェーイ 君を好きでよかった このまま ずっと ずっと 死ぬまでハッピー
   バンザイ 君に会えてよかった このまま ずっと ずっと ラララ ふたりで


 この歌は若者が恋人に歌いかけているが、何十年も苦楽を共にしたじじばばが歌うと、一層味わい深くなる。
君に会えてよかったと言い合えるじじばばは幸せだろうなと思う。
だが、現実は厳しい。
夫の墓には入りたくないという妻も多いそうではないか。
やれやれ、難儀な話やなあ。

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2009.04.06 Mon 15:51:05 | | 0 track backs, 2 comments
無数の蝶が飛ぶ
桜の木の下 花散らしの雨がやんで、どんよりとした花曇り。
花冷えと言うほど寒くはなく、肉体労働にはちょうどいい天候だ。

 集落の1戸から1人ずつ参加して、朝8時から道路の草刈りと側溝の泥さらいをした。
作業の背中に花びらが散りかかる。
見上げると、葉桜もあれば、まだ意気盛んな花もある。
腰が痛くなったら花を眺めて小休止。
こんな花見もあるんだね。

 午後からは公民館で花見の宴だ。
飲めや歌えと言いたいところだが、誰も歌わず、ひたすら飲んで食べて話すだけ。
少し疲れて窓の外に目をやると、無数の白い蝶が飛んでいた。
花びらが木を離れた瞬間、モンシロチョウほどの蝶になり、猛スピードで天空を駆けていく。

 帰宅して、この日記を書いている今も、まぶたの裏で白い蝶が乱舞している。
酔っ払いの妄想だろうか。
桜の妖気に惑わされて幻を見ているのだろうか。

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2009.04.05 Sun 17:05:26 | | 0 track backs, 3 comments
花散らしの雨
         花散らしの雨
            静かな雨音で目が覚めた。
            雨は昼を過ぎても、夕方になっても降り続いた。

            まだ花盛りの桜を容赦なく雨が叩く。
            無風なのに木の根元には無数の白い花びらが散り敷かれていた。

            花散らしの雨。
            「散る桜 残る桜も 散る桜」。
            そんな言葉が頭の中で明滅する。

            春の終りを告げて、桜吹雪が山里を通り過ぎていく。

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2009.04.04 Sat 14:59:40 | | 0 track backs, 0 comments
?と!
         はてなマーク
 
           今朝は零度まで冷え込んだ。
           犬の散歩で、リードを持つ手が痛い。

           それでも4月。
           寒くて出そびれていたゼンマイやワラビが一斉に生え始めた。

           ゼンマイは ? マークの疑問符。
           ワラビは ! マークの感嘆符かな。

           あちらに ? こちらに !
           春の山は はてな ? あらまあ ! で賑やかなこと!?

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2009.04.03 Fri 14:35:19 | その他| 0 track backs, 0 comments
病んだ狸は可哀相だが
たぬき 春耕前の田んぼで何かが動いた。
猪にしては小さい。
野良犬かな。

 草の間から姿を現したのは狸だった。
それも2匹。
少し歩いては、後ろ足で痩せた体をしきりに掻いている。

 胴体や足にほとんど毛がない。
栄養失調による脱毛か皮膚病なのだろう。
腹が減って、痒くて、つらかろうなと思う。

 だが、私には何も出来ない。
たまたま出会った狸に同情して餌をやってどうなる?
病んだ動物を見つけるたびに病院に連れて行けるか?

 山里には沢山の野生動物がいて、それぞれの流儀で生き、病み、死んでいく。
気まぐれに“善意”を施して、いいことをしたと感じるのは、人間の自己満足だ。
可哀相だが、人間が介入してはいけない世界があるのだと思う。

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2009.04.02 Thu 16:35:53 | その他| 0 track backs, 2 comments
しばらくはタケノコ尽くし
竹ん子 タケノコを初収穫した。
今年は出てくるのが遅いと気を揉んでいたが、出るとなると一気に7本。
雨上がりでもないのに、雨後のタケノコの如し、だ。

 さて、どうやって食べるか。
まず指を折るのは好物のタケノコご飯。
タケノコのきんぴらは、少し辛く味付けしたら保存食にもなるだろう。もちろん、酒の肴にも。

 ほかに若竹煮、木の芽和え、土佐煮などなど。
料理本を見ながら、「あまり面倒でなかったら作ってみるか」と思案するのも今の季節の楽しみである。

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2009.04.01 Wed 15:53:04 | 食べる| 0 track backs, 2 comments
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