おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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何が悲しいて
 枝豆の定植が、ようやく終わった。
梅雨の晴れ間に植えたので、随分時間がかかってしまった。
熊本の6月の雨量は平年の2倍だったというから、作業がはかどらないのも無理はないか。
枝豆畑
 枝豆は普通、直播きする。
山の畑で直播きすれば、カラスがほじくり返して豆を食べてしまうので、苗を育ててから植えているわけだ。

 カラスは苗には目もくれない。
代わりに悪さをするのが根切りムシ。
毎日何本かの苗が根元近くを切られて横倒しになっている。
何が悲しいて、こんなことをするのだろう。

 収穫期にはカメムシが大挙飛来して、実をちゅっと吸っては苦い液を注入していく。
うっかりこの豆を食べたら不快な味が口いっぱい広がる。
ニンニクや唐辛子、木酢液などを薄めて散布してもカメムシはどこ吹く風だ。

 去年は、なぜかカメムシの発生が少なかった。
枝豆をつまみに冷えたビールを飲む――貧しい農夫のささやかなな幸せを今年も奪わないでおくれ。

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2008.06.30 Mon 16:27:20 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
睡蓮に傘差しかける蛙かな
        睡蓮 替え

 昨日訪れた古代ハス園(山鹿市鹿央町)には睡蓮の浮かぶ池もあった。
咲いている花は赤と白の2種類。
どちらも降りしきる雨の中で、あたりを照らす明かりのようだった。

 雨が水面を叩き、水しぶきが上がる。
水しぶきは、一寸法師が箸の竿でお椀の船を操っている姿だと子供のころ教えられた。
なんと大勢の一寸法師が舟を漕いでいたことか。

              睡蓮に傘差しかける蛙かな(沢太郎)

 睡蓮に蓮の葉の傘を差してやっている蛙を確かに見たような気がするが、恐らく目の錯覚だろう。

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2008.06.29 Sun 15:28:05 | | 0 track backs, 0 comments
縄文人も見た花
ハス 梅雨時の雨に似合う花として数日前、アジサイ、花ショウブ、夏ツバキを挙げたが、ハスの花を忘れていた。

 山鹿市鹿央町の古代の森公園にある古代ハス園で、大賀ハスが盛んに咲いているという。
これは行かねばなるまい。

 大賀ハスは千葉県の縄文遺跡発掘現場で見つかった3粒のハスの実の中の1粒がルーツだ。
大賀一郎博士が1粒だけ発芽開花に成功、その子孫が国内だけではなく世界に広がっているという。

 ハス 遠景 古代ハス園は今日から7月27日までが蓮まつり。
このことが地元紙などで報道されたせいもあって、園内は傘を差した大勢の人で賑わっていた。
年配の女性の団体から「綺麗かねえ」という声が飛ぶ。
雨の筋越しに見る淡いピンクの花は確かに溜息が出るほど美しい。
これと同じ花を縄文人も見たかと思うと、感慨もひとしおだ。
2000年前、縄文人はハスを見て何を思ったのだろう。

 家に帰ってから習慣になっている昼寝をした。
眠りに落ちるまで、目をつぶったまぶたの裏にピンクの花が浮かんでは消えた。
縄文人の夢を見るかも知れないな、と思ったが、何の夢も見なかった。

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2008.06.28 Sat 16:17:16 | | 0 track backs, 2 comments
高いかな?
ゼンマイ出荷 「道の駅」に乾しゼンマイの出荷を始めた。
初日に30袋出し、その後は売れた分だけ補給していく。
お盆前に需要があり、去年は99袋を完売した。

 価格は50g入り1袋450円。
高いかな?
そう、私が出荷する野菜でグラム9円もする品は他にない。
キャベツでもダイコンでも1個あるいは数本で100円だ。

 畑を耕し、肥料をやって育てた野菜が100円で、山に勝手に生えてくるゼンマイが450円というのは私も変だと思う。
だが、450円すべてが手間賃だと考えたらどうだろう。
急な斜面を這うようにしてゼンマイを採り、茹でてアクを抜く。
天日干しして半乾きになったら手でもんで柔らかくする。
完全に乾いた時には山のようにあったゼンマイも10分の一ぐらいに縮んでしまう。

 何を弁解しているのだろう?
チマチマした話は、これくらいにしとうこうか。

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2008.06.27 Fri 16:13:19 | 畑仕事| 0 track backs, 6 comments
しとやかなニンジンの花
        ニンジンの花

 昨日のゴボウの花に続き、今日はニンジンの花。
これも誰でも知ってる花ではないと思う。

 まだツボミが多い点を割り引いても地味な花だ。
この花から地中の赤いニンジンを想像するのは難しい。

 自分が育てた野菜のタネから野菜を育てるよう心がけている。
それで、今まで知らなかった野菜の花との出会いが増えた。
これからも、折に触れてご紹介したい。

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2008.06.26 Thu 17:23:45 | | 0 track backs, 2 comments
ゴボウの花 逆境に咲く
ゴボウの花 タネを取るために残していたゴボウに花が咲いた。
こんな色の花が咲くとは想像もしていなかった。
綺麗じゃないか。

 ゴボウを抜かずにいると、ぐんぐん伸びて私の背丈より高くなる。
花の写真を撮るには脚立が要るなと思ったものだ。

 けさ、谷間の段々畑に行ったら数日来の雨風に打たれてゴボウが倒れていた。
地面に伏す姿は、たとえゴボウでも痛ましい。
さて、どうしたものか。
考えあぐねている足元に一輪だけ咲いていたのが写真の花だった。

 ゴボウは強い。
倒れていても次々花を咲かせ、タネをつけるだろう。

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2008.06.25 Wed 15:43:02 | | 0 track backs, 8 comments
意地悪しているつもりはないが
掘った跡 谷間の段々畑の水路脇が約10メートルにわたって掘り返されていた。
硬い石をものともせず、こんなことをするのはイノシシだけだ。
当てにしてきたジャガイモがないので、代わりにミミズを探したのだろうか。

 イノシシは毎年、山に食べ物が少ない冬、ジャガイモが取れる初夏、サトイモとサツマイモの収穫期の秋にやって来て畑を荒らす。
今年は谷間の段々畑にイモ類を一切植えていない。
山の中の畑だからイノシシに多少食べられても仕方がないが、1個残らず食べるのは仁義に反すると思うからだ。

 去年はエダマメやトウモロコシも食べられた。
木酢液を噴霧しても効果はなかった。
電気柵で畑を囲うのも面倒だし、さてどうしたものかなあ。

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2008.06.24 Tue 15:37:46 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
犬猫飼うのも楽じゃない
掘る犬 梅雨が一服して、久しぶりにお天とさんが顔を出した。

 オグリ(我が家の飼い犬)は暑くなると小屋の中の毛布を外に投げ出す。
それでも暑いときは地面を掘り返して、ひんやりした穴の中で居眠りする。
庭は穴だらけになったが、そのうち大判小判がざくざく出るかも知れないので大目に見ている。

 オグリと飼い猫2匹の薬を貰いに動物病院へ行った。
オグリはフィラリアの薬とダニ・ノミ駆除の軟膏。
畑にはいつもオグリと一緒に行き、草むらや山を自由に走り回らせている。
それで、帰るときは草の葉に潜んでいたダニ7~8匹がオグリの体に取りついてしまう。
だが、軟膏を使うようになってから、そんなことはなくなった。

 この劇的効果に気を良くして猫2匹分も注文した結果、料金は犬猫あわせて4、410円。
私の毎月の薬代より高い。
犬猫飼うのも楽じゃないね。

 国民からいかに税金を吸い上げるかチエを絞っている役人・政治家諸君。
煙草1箱1000円にしたあと、今度はペット税を導入するなんて言い出さないでくれよ。

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2008.06.23 Mon 16:10:17 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
梅雨にはナツツバキがよく似合う
ナツツバキ 川べりの木立ちの中に白い花が咲いていた。
花はツバキに似ていて、幹はサルスベリのようにつるつるしている。
ナツツバキ(夏椿)、別名沙羅(シャラ、サラ)の花だろう。

 梅雨にはアジサイがよく似合う(誰のパクリだい?)。
雨に濡れた花ショウブもいい。
だが、ナツツバキも負けていない。
ジメジメジトジトした大気の中で、純白の花が清涼感を放射しているように見えるのだ。

 花の中で蜂がせっせと蜜を集めている。
「働き蜂の寿命は、働きづめに働いて40日前後」とラジオで養蜂家が話していた。
そんなに短い一生なら、上手にサボって遊べばいいのに。
私の忠告にも蜂は耳を貸そうとはしない。

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2008.06.22 Sun 15:48:54 | | 0 track backs, 2 comments
狂乱物価がやって来る
新聞  「全農(全国農協連合会)が来月から肥料を値上げする」と昨日の新聞が報じていた。
1.5~2倍もの値上げは過去最高の上げ幅だという。

 ハウス暖房用の重油や農機具の燃料のガソリン、軽油、混合ガソリンの値上がりが止まらない。
酪農や養鶏農家は 穀物飼料高騰の打撃を受けている。
これ以上、生産コストが上昇したら農業をあきらめる農家も出てくるのではないだろうか。

  肥料の値上げは既に始まっていて、油かすなどは高くて、私にはもう買えなくなっている。
それでいて、道の駅に出荷する野菜は思い切り安くしないと売れない。
私のような超零細ママゴト生産者でも、こんなに金のかかる畑仕事がいつまで続けられるか 不安になるのだ。

 ここから先は、経済の仕組みに無知な私の妄想であって欲しいことだ。
安値横ばいの農産物の価格が、やがて堰を切ったように値上がりする。
政府は外国から輸入してしのごうとするが、それぞれの生産国も自国の需要を満たすのが精一杯で、輸出どころではない。

 農産物の急騰は次々に連鎖して、狂乱物価となる。
大インフレ時代の到来だ。
「米の減反政策を緩和すれば米の価格が暴落するからダメ」という政治家、役人は800兆円に迫る国の借金をインフレによって軽くしようと考えているのではあるまいな。
 
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2008.06.21 Sat 16:48:25 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
秋の秋刀魚と梅酢醤油
落ち梅 雨が断続的に降り続いている。
その“断”の時を見計らって谷間の段々畑に行ったり裏山の老木の梅を拾ったりした。

 谷間の段々畑は大量の雨で泥田のようになっていたが、崖崩れや土砂岩石流入の被害はなかった。
まずは一安心。

 私が畑でキャベツやブロッコリーの青虫を取っている周りを名犬オグリが水しぶきを上げて走り回る。
犬は泥まみれになるのが苦にならないようだ。

 我が家の裏山に樹齢100年以上(私の推測)の白梅があり、毎年沢山の実をつける。
数日来の雨で梅が叩き落とされ、裏庭は足の踏み場もない。
このまま腐らせたら、老骨にムチ打って頑張ってくれている梅の木に申し訳ないと思い、とりあえず大きなボウルに一杯拾った。

 さて、この梅をどうするか。
梅干しは生きてる間に食べ切れないほど作ってある。
そうだ、醤油に漬けて梅酢醤油を作ってみよう。
焼き魚にたらしてたべたら旨いかもしれないぞ。
秋の秋刀魚が楽しみだ。

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2008.06.20 Fri 15:48:19 | 食べる| 0 track backs, 0 comments
雨の漏る家で
濁流 激しい雨音で目が覚めた。
壊れた雨樋から水がほとばしっているのが窓越しに見える。
ゴウゴウという遠雷のような響きは増水した川の音だ。

 水を飲みに台所に行くと、雨漏りしていた。
1時間の雨量が何十ミリかを越えると、台所は雨漏りする。
1年に1度あるかないかだが、今どき雨漏りするボロ家に住んでいる人は、そうざらにはいないだろう。
我が家は、格差社会の底辺近くに位置しているといことか。

 集落を二つに割って流れる川が見違えるほど増水していた。
アオサギが川のほとりに立って流れを見詰めている。
川がこんな状態では魚を捕まえるのは難しかろう。
生きるために、君も大変な思いをしているんだね。

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2008.06.19 Thu 16:06:43 | 暮らし| 0 track backs, 6 comments
道の駅のハシゴ 二食カレーって何だ?
道の駅 竹田 道の駅のハシゴも今回が最後。
もうしばらくのご辛抱を。
 
 道の駅 波野の次は県境を越えて大分県竹田市の道の駅 竹田へ。
竹田の特産品はサフランで、道の駅「水の国のレストラン」で出すサフランカレーは旨いと何かで読んだことがある。 
サフランで色付けした御飯は香りもサフランサフランの香りがするのだろう。
食欲をそそるね。

 時刻は午後1時を回り、かなりの腹ペコだ。
空腹は最良の調味料、さぞかしカレーは旨かろうと勇んでレストランに向かった。
 貼り札
 レストランの入り口に何か張り紙がある。
不吉な予感がしたが、案の定、豪雨で水が止まったから料理が出来ないのだという。
竹田は湧き水が豊富な所だ。
水道が断水しても湧き水で何とかしのげないのだろうか。
水のない「水の国のレストラン」なんて、ク○ープのないコーヒーみたいじゃん。

 日ごろの行いが悪いから、こういうことになる。
ここは、あきらめるしかないな。

 ところで、幟の「二食カレー」って何だ?
御飯に2種類のカレーをかけるなら「二色カレー」の方が分かりやすいと思うのだが。
まあいいや、これも宿題にしておこう。

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2008.06.18 Wed 17:15:18 | 遊び| 0 track backs, 0 comments
道の駅のハシゴ “幻の花”の苗
道の駅波野 パソコンの機嫌が悪い。
電源を入れて起動ボタンを押しても「入力信号がありません」という表示が出るだけで、画面は黒いまま。
起動ボタンを何回も押すと、まぐれみたいに起動する。
このブログの更新が止まったら、パソコンを修理に出したと思って下さい。

 さて、きのうの話の続きです。
「道の駅 阿蘇」の次に行ったのは、同じ阿蘇でも大分との県境に近い「道の駅 波野」。
九州の道の駅第1号の“老舗”だ。
野菜、農産物加工品、山野草が豊富なだけではなく、そば処もあり、新そばのシーズンには、これまで何回か訪れている。ハナシノブの苗
 山野草のコーナーで思い掛けないものを見つけた。
日本で阿蘇にしか自生せず、絶滅危惧種に指定されているハナシノブの苗が売られていたのだ。
(この花のことは6月2日のブログに書いたばかり)。

 苗は栽培されたものだと思うが、値段は1鉢120円。
幻の花の苗がそんなに安くていいのだろうか。
絶滅危惧種の山野草を売ったり買ったりしてもいいのだろうか。
思わず2鉢衝動買いしたものの、なんだか後ろめたい。

 苗は谷間の段々畑に植えた。
我が山里でもちゃんと育つといいのだが。

 道の駅のハシゴはもう少し続きます。
パソコンの機嫌がよかったら、あしたお目にかかりましょう。

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2008.06.17 Tue 17:17:24 | 遊び| 0 track backs, 5 comments
道の駅のハシゴ
道の駅阿蘇 雨の日は猫の真似をして1日寝ていようと思ったが、どうもうまく行かない。
夜も昼も眠りが浅く、朝も早くから目が覚めてしまうのだ。
眠るにもエネルギーが必要なのに、私にはそれが足りないらしい。
若いころは、あんなによく眠れたのになあ。

 それで昼寝をあきらめ、大分県の竹田まで車を走らせることにした。
滝廉太郎が「荒城の月」を作曲するときイメージしたと言われる岡城のある所ですね。
別に岡城祉を見たいわけではなく、ほんの思いつきでそっち方向を目指しただけのこと。
途中、道の駅をいくつかハシゴ出来たらしてみようかという遊びだ。

 最初に訪れたのはJR阿蘇駅前に今月開業したばかりの「道の駅 阿蘇」。
雨の平日なのに大勢の客が詰め掛けていた。
県外ナンバーの車も多い。

 陳列品を見て気になったのは、農産物の加工品に比べて、ナマの野菜が圧倒的に少なかったこと。
それが店の方針なのか、野菜が入荷しにくい天候や気候だったのか分からない。
個人的な好みを言わせてもらえば、山の道の駅には、その土地ならではの豊富な農産物、海辺の店には新鮮な魚介類が並んでいて欲しい。

 道の駅阿蘇が「いや、うちは農産物の加工品で勝負します」と言うなら、それも見識。
いずれお客さんが判断するだろう。

 次に行った道の駅は……長くなるから明日にしますね。

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2008.06.16 Mon 17:09:50 | 遊び| 0 track backs, 0 comments
お観音さん  将来は?
観音堂 今日は集落の小字(こあざ)の女性たちが集う“お観音さん”。
観音堂(写真)にお参りしたあと、御飯やお菓子を食べながらおしゃべりする昔からの行事だ。
昔(いつのこと?)は毎月のように行われたそうだが、今は1・6・9月の年3回。
手作りだった料理も仕出し屋に頼んだり、スーパーで買ったりするなど万事お手軽になっているという。

 男たちが観音堂周辺の草を刈ったり、女性たちの気が向いたときは男たちもお観音さんに招かれ酒食のもてなしを受ける。
今回は、草を刈らなかったせいか、お呼びが掛からなかった。
残念!

 お観音さんに参加する女性は60代、70代の姑世代ばかり。
50歳以下の嫁世代は誰一人参加していない。
姑さんと同席するのが窮屈なのか、お観音さんに出なくても、ほかに気晴らしの機会はいくらでもあるのか。

 「お観音さんは昔からの行事だから、これからもずっと続けないと」と婆ちゃんたちは言うが、さてどうなるだろう。
 
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2008.06.15 Sun 17:01:22 | 行事| 0 track backs, 0 comments
季節に惑うのも悪くない
6月の藤 フジは4月の中旬過ぎから5月上旬にかけて咲くものと思っていたが、今ごろ咲く品種もあるらしい。
花は白でも藤色でもなくピンク、房も短くて垂れていない。
それでも写真の花はフジだろう。

 夏に咲くフジを見て季節に惑うのは、1000年も昔の平安時代からのことだよと杉本秀太郎の『花ごよみ』(講談社学術文庫)に教えられた。

 藤の花は春の季か、夏の季か、まぎらわしい時期に咲く。つとに『源氏物語』に「この花のひとり立ちおくれて、夏に咲きかかるほどなん、あやしく心にくく、あはれにおぼえ侍る」と記されているから、藤の花に覚えるわれわれの季の惑いは、連綿として平安の昔から今にいたる恐ろしく根の深いものなのがわかる。

 今ごろ咲くフジを見て「季に惑う」人がどれだけいるだろう。
せわしない現代では、そんなことはどうでもいいと思う人が大半ではないか。
せめてヒマな隠居老人、平安人に倣って惑ってみた次第。

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2008.06.14 Sat 15:57:07 | | 0 track backs, 2 comments
またやってしまった
本 街の病院に行ったついでに書店に寄り、宮本輝の『にぎやかな天地』(中公文庫)上下2冊を買った。
家に帰り、とりあえず書棚に仕舞おうとしたら、なんと同じ本がそこにあるではないか。

 あ~あ、またやってしまった。
これまでに少なくとも20冊は同じ本をダブって買っている。
一度買った本をまた買うというバカなことを何回繰り返したら気が済むのだろう。

 『にぎやかな天地』は文庫本の新刊コーナーに平積みされていた。
発行は2008年4月25日。
まだそれほど日が経っていないのに、なぜ立て続けに買ったのか自分でも分からない。
書名に心当たりはなく、ましてや既に買っているとは思いもしなかったのだ。

 この本を手に取り、書名や帯のキャッチコピーを読み、買おうと思い、レジで金を払い、家の書棚に入れたという記憶がすっぽり欠落している。
ここ数年は、きのう何を食べ、何をして過ごしたか思い出せないこともある。

 波打ち際の砂の城のように記憶がぼろぼろ崩れていく。
私はもう認知症の領域に足を踏み入れているのだろうか。 

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2008.06.13 Fri 15:52:33 | 暮らし| 0 track backs, 3 comments
刈っても刈っても伸びる草
ミニ果樹園 午前中は雨が残るという予報だったが、早朝から日差しが漏れた。
雨なら寝て暮らそうと思っていたので、得をしたような損したような、なんだか妙な気分だ。

 自宅近くのミニ果樹園を覗いた。
草を刈ってからさほど日にちが経っていないのに胸の高さまで草ぼうぼう。
ウメ、ビワ、ブルーベリーの実り具合を調べるのは後回し。
まず、草を刈らなくては足元にヘビがいても分かりゃしない。

 ハンマーナイフで片っ端から草を細かく刻み、吹き飛ばしていく。
背の高い草を刈るのにハンマーナイフはとても有効だ。

 仕上げは草刈り機を使う。
ハンマーナイフがバリカンなら、草刈り機はハサミの役どころか。

 写真後方の栗林は今花盛り。
明日も天気だったら下草を刈って、秋の準備をする栗を助けてやろう。

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2008.06.12 Thu 16:38:49 | 畑仕事| 0 track backs, 4 comments
心配ないさ
裏山 梅雨入り2日目。
音を立てて雨が降り続いている。
気象台は大雨・雷・洪水注意報を発令、土砂災害に注意するよう呼び掛けている。

 注意しろと言われてもなあ。
山里は至る所が土砂崩れ危険地帯。
多くの家が山を背負うように建っているが、雨のたんびに避難するわけにも行かないだろう。

 我が家も「急傾斜地土砂崩壊危険地域」に指定されている。
巨岩がゴロゴロしている裏山と家の間の通路は人が一人やっと通れる幅しかない。
石が転げ落ちたら間違いなく家を直撃する。

 去年、県は巨岩に鋼鉄のネットをかぶせてくれた(写真)。
これで崖崩れの心配はないのだろうか。
鋼鉄のロープが細くて頼りないように見えるのだが。

 明日の朝までに1時間最大雨量40ミリの雨が降るという。
この程度の雨なら大丈夫、心配ないさ。
何の根拠もなく、そう自分に言い聞かせている。

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2008.06.11 Wed 16:58:00 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
寝るほど楽はなかりけり
       蛙

 熊本県を含む九州北部が今日梅雨入りした。
平年より5日遅く、昨年より3日早いという。

 「(梅雨入りは)まだかい まだかい まだかい」と空を睨んでやかましく催促していた青蛙もほっとしているだろう。
さて、雨で畑仕事が出来ない日は何をして過ごそうか。
本を読んだり、近郊をドライブしてもいいが、それだけではつまらない。

 今年は猫の真似をして寝て暮らそうかと思う。
こんな江戸狂歌があるじゃないですか。

         早寝して夜早く寝て昼寝して時々起きては居眠りをする
         世の中に寝るほど楽はなかりけり浮き世の馬鹿は起きて働く


 ご主人様がどんなに忙しそうにしていても平気で寝ている猫。
狂句の作者は、誰にも気兼ねせず、わがままに生きる猫がうらやましかったに違いない。

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2008.06.10 Tue 16:58:16 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
危うし花ショウブ
 タツコ婆ちゃんの小さな棚田に今年も花ショウブが咲いた。
勢いでは野の草に分があるが、気品では負けていない。花ショウブ 
 「もう、この畑まで手が回らん」と言って、タツコ婆ちゃんが高齢を理由に野菜作りをやめたのは4年前だったか。
以来、熱心に花ショウブを植え続け、一時は畑の大半が見事な花で埋まった。

 だが、去年あたりから滅多に顔を見せなくなり、畑は草ぼうぼう。
花の数もめっきり少なくなった。
やがて、花ショウブは野草に飲み込まれてしまうかも知れない。

 1960年代に三ちゃん農業という言葉が流行した。
父ちゃんが出稼ぎに行き、爺ちゃん婆ちゃん母ちゃんが田畑を守るから三ちゃん農業。
高齢過疎の地では、今や爺ちゃん婆ちゃんの二ちゃん農業、その片方だけの一ちゃん農業も珍しくない。

 体力の衰えや病気で、耕作をあきらめる日が誰にでもやってくる。
その土地を耕作放棄地といい、私もその言葉を使ったことがあるが、違和感がある。
耕作放棄を職場放棄、責任放棄、育児放棄などと同列に並べて欲しくないのだ。

 いい加減な気持ちで耕作をやめたわけではない。
万策尽きて、これしか方法が無かったのだというニュアンスが伝わる言葉が無いものだろうか。

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2008.06.09 Mon 16:13:26 | 畑仕事| 0 track backs, 3 comments
なぜか保育所に大岩
巨岩 棚田の石垣に組み込まれている大岩について、以前「これは巨大隕石に違いない」と書いた。
半分本気の与太話だった。

 犬を連れての散歩中、今度は保育所の庭で棚田の石の倍ほどもある巨岩を見かけた。
我が集落には、かつて巨大隕石が何個も降ったらしい。

 さほど広くない保育所の庭に、こんな大岩があったら邪魔だろう。
ほかに移さないのは重過ぎるからか。
それとも、何か理由があってわざわざ他所から運んできたのか。
いずれにしても、この大岩は保育所に通った子供たちの記憶に末永く残るはずだ。

 農業では食べていけず、働く場所も少ないので、子供たちは大きくなったらほとんど山里を出て行く。
都会暮らしの中で子供たちが、この大岩を思い出すこともあるだろう。
「昔、ぼくが通っていた保育所の庭に……」と都会の人に岩の話をしたら、写真のような情景をイメージしてもらえるかな?

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2008.06.08 Sun 15:24:08 | その他| 0 track backs, 2 comments
こんなキャベツに誰がした
キャベツ キャベツが虫に食われて無残な姿をさらしていた。
ほとんど一夜でこんな状態になった。
ひどいじゃないか。

 青虫(モンシロチョウの幼虫)は毎日見つけ次第駆除しているし、第一青虫はこんな乱暴な食べ方はしない。
昼間は土の中に身を潜め、夜になって出てきて食い荒らす夜盗虫(ヨトウムシ)の仕業だろう。

 被害の大きいキャベツの根元を調べてみた。
案の定、どのキャベツからも黒褐色をした夜盗虫がぞろぞろ出てきた。
例年にない多さである。
今年は夜盗虫大発生の年だろうか。

 夜盗虫はトマト、ナス、ハクサイなどにも被害を及ぼす。
夜、懐中電灯をつけて探せば見つけやすいと教えてくれた人がいた。
懐中電灯片手に真っ暗な畑をうろうろするのは、自分が夜盗になったような気がするので、実行していない。
と言うのは建前で、ホンネは夜の畑が少し怖いのだ。

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2008.06.07 Sat 16:52:27 | 畑仕事| 0 track backs, 0 comments
正論には情がない
煙草の葉 隣町は煙草の葉の栽培が盛んだ。
花芽の摘み取り作業が終わり、もうすぐ収穫が始まる。

 煙草を1箱1000円にして税収を増やそうとする超党派議員の動きがあるようだ。
イヤなら煙草をやめればいい。
そうすれば健康被害が減り、医療費の節減にもつながるという考えだろう。

 私は呼吸困難の症状が出たため、去年の7月7日に煙草をやめた。
だから1箱1000円になっても何の影響も無いが、議員さんたちの“正論”には釈然としないものがある。

 裕福なあなた達は1箱1万円になっても買えるだろう。
庶民は、そうはいかない。

 畑仕事が一段落したとき、爺ちゃんたちは腰を下ろして一服する。
働く人の、そんなささやかな楽しみまで奪おうとするのか。
高くて買えないならやめればいいとは、情のないことを言うものよ。

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2008.06.06 Fri 17:38:30 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
ホオジロからの手紙
       庭のホオジロ

 庭の草むらからこちらを見ているのはホオジロだろうか。
頬が白いからホオジロ?
シジュウカラ(四十雀)の方がもっと頬が白いぞ。
眉が白いのでマユジロ(眉白)、ではいけないのかな。

 冗談はこれくらいにして、ホオジロは「源平ツツジ白ツツジ」とか「一筆啓上仕り候」と鳴くのだそうな。
一筆啓上とは嬉しいことを言ってくれるものだ。
木の葉にしたためたホオジロの手紙が郵便受けに入っていたらどんなに楽しいだろう。

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2008.06.05 Thu 16:57:40 | その他| 0 track backs, 2 comments
禁断の花
        禁断の花

 Aさんの所有する資材置き場に咲いていた花は禁断のケシだった。
麻薬の原料になるアツミゲシと見られ、栽培も所持も禁止されている。

 Aさんが運んで来た土砂に種が混じっていたらしく、数年前から咲き始めた。
花の数が増えたころ、役場の人が来て、ある限りのケシを持ち帰ったこともあったという。
その後も種は生き延びたらしい。
毎年わずかながら花を咲かせ、Aさんは役場の指示通りに見つけ次第抜いているそうだ。

 こんな綺麗な花を寄ってたかって抜くのは、いかにも無粋で釈然としない。
それとも、悪用する人間がいる限り仕方がないことなのか。
花には何の罪も無いんだよね。

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2008.06.04 Wed 15:53:46 | | 0 track backs, 2 comments
ネズミが落ちてきた
 窓際に敷いたネコの足拭き用の新聞紙にネズミがポトンと落ちてきた。
新聞一面の広告の大きさと見比べていただいたら分かるように、小さな小さなネズミだ。
ひょっとしたら子ネズミか。
家の外に追放したが、懲りない面相をしていたから、また戻って来るかも知れない。ネズミ 

 この家に移り住んだころ、ネズミがやかましく天井裏を走り回り、出荷用に整理した栗を食べて皮を部屋の隅に積み上げたりした。
ネコの匂いがしたらネズミは出て行くだろうと思い、まず子ネコを1匹もらい、その後、納屋に捨てられていた子ネコも1匹加わって2匹のネコを飼っている。

 期待通りネズミは姿を消したが、最近また住みつき、夜中に食べ物をあさっている気配があった。
天井裏のネコが手を出せない狭い空間に一家が巣を構えているらしい。

 ネコが口惜しがって天井裏の壁板を引っ掻いている鼻先で、ネズミがガリガリ音を立てて何かをかじっている。
ネコをネコとも思わぬ振る舞いではないか。
漫画トムとジェリー同様、ネズミの方が役者が上のようだ。

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2008.06.03 Tue 15:46:34 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
阿蘇だけに咲く青い花
 雨が降り続いているのに、夕方になっても熊本に梅雨入り宣言が出ない。
 おかしかね。
ハナシノブ 玉ネギやラッキョウの収穫をあきらめ、日本で阿蘇にしか自生してないというハナシノブを見に阿蘇野草園(阿蘇郡高森町)に行った。
「ここにしかない」とか「今だけですよ」といったささやきに弱いんだよね。

 悪天候の平日とあって野草園に人影なし。
森の奥からカッコウの鳴き声が聞こえてきて、雰囲気はとてもいい。

 だが、ハナシノブはどこだ?
散々探し回って、ようやく数えるほどのハナシノブを見つけた。
後で調べたら、見ごろは6月の中旬以降。
事前調査を怠り、行くのが早過ぎたというわけ。

 ハナシノブは「ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高い種」として厚生省の絶滅危惧ⅠAに登録されている。
ということは、壇ノ浦に浮かぶ船の上で滅びを待つ平家のお姫様と同じ境遇か。
そう思って眺めると、青紫の花が高貴ではかなげに見えるから不思議だ。

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2008.06.02 Mon 17:51:25 | | 0 track backs, 0 comments
老いた蛾は
蛾 畑の草むらに大きな蛾がいた。
広げた羽の幅は10センチぐらい。
「オオミズアオ」という種類の蛾で、純白の体に赤い線が走り、元気なときは颯爽とした貴公子を思わせる。

 だが、今や羽はぼろぼろに破れ、その面影はない。
老いて疲れ果て、静かに終末を待っているようだ。

 蛾はやがて息絶え、アリのえさになるだろう。
破れた羽は風が吹き散らしてしまうだろう。
蛾が生きていた痕跡は何一つ残らない。
いつものように日は昇り、沈む。
「……神、そらに知ろしめす。すべて世は事も無し」

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2008.06.01 Sun 15:44:18 | その他| 0 track backs, 2 comments
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