おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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I shall return.
 「早期がんの可能性がある」という腸のポリープを25日に内視鏡手術で切除することになり、明日入院します。
このためブログは当分お休みです。
600余日ぶりにお暇をいただいて、本でも読んで、のんびりしてきましょう。
あるじは留守ですが、自由に訪問して過去ログなど眺めていただけたら嬉しいです。

 きのう熊本市が梅の開花を宣言しました。
我が家のミニ果樹園の梅は、まだ固いつぼみです。
この梅が満開になるころには退院できるでしょう。
 
 畑の野菜たちとも、しばらくお別れ。
必ず戻って世話してやるけん待っとれよ。

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2008.01.23 Wed 16:08:15 | 暮らし| 0 track backs, 23 comments
郷愁のフキノトウ
       フキ

 ご近所から今年もフキノトウをいただいた。
栗林の中に生えている栽培品種で、赤ちゃんのコブシほどの大きさがある。

 細かく刻んで味噌汁に散らすか、フキ味噌にすると旨い。
独特の香りと苦味は、まさに早春の味だ。

 さみどりのフキノトウを手のひらに乗せてみる。
懐かしい気持ちがこみ上げてくるのは、どうしたわけか。

               ふるさとは深雪の底か蕗の薹(石塚友二)

 都会で暮す雪国出身者には、上の句と同じ感慨に浸る人も多いことだろう。

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2008.01.22 Tue 15:30:34 | 食べる| 0 track backs, 0 comments
朝顔の咲く木
       アサガオの実

 グミの木の梢近くに朝顔の種が数え切れないほど沢山ひしめき合っている。
もともと、ここには朝顔は1本もなかった。
昨年の夏、涼しげな青色の朝顔が初めて咲き、一体どこから紛れ込んで来たのかと不思議に思ったものだ。

 いま朝顔は殻をしっかり閉じているが、時期が来たら殻を開き、種を地上に落とすのだろう。
どんな仕組みで殻を開く時期を知り、それをどうやって種に伝達するのか。
これもまた、不思議だ。

 夏になったら、地に落ちた多くの種が芽を出し、グミも木や近くの柿の木は青い朝顔で覆い尽くされるだろう。
壮観な朝顔ツリーを今から楽しみにしている。

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2008.01.21 Mon 15:50:29 | | 0 track backs, 2 comments
山から見たら
       霧の山

 家を1歩出ると、どこを見ても山が視野に入る。
高い山はないが、山は山。
平らな土地が少ないので、先人達は山を削って段々畑を作り、耕して天に到っている。

 林道を頼りに山に登ると、写真のような光景が広がる。
あちらの山、こちらの谷に点在する田畑や人家は低く垂れ込めた雲に隠れて見えない。
この雲の下で人々は懸命に働き、笑ったり、怒ったり、悩んだりしている。
人間はいじらしく、けなげだ。

 宇宙から地球を眺めたら、人間もプランクトンと変らない小さな小さな存在だ。
それなのに、殺しあい、奪いあい、壊しあっている。
いじらしい、けなげだとばかり言っていられないな。

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2008.01.20 Sun 16:35:36 | その他| 0 track backs, 4 comments
生き疲れたムクノキ
      ムクノキ
 集落の神社の境内にムクノキ(椋の木)の老木が3本生えている。
町が作った説明標識によると、樹齢は3本とも400年。
徳川家康か秀忠の時代に生を享けたことになる。

 写真では分からないが、周囲5.8メートルの幹は洞(うろ)になっていて、立っているのが不思議な状態だ。
途中で折れている太い枝も何本かある。
まさに満身創痍。

 台風、落雷、山火事、地震――何があっても木は、その場で耐えるしかない。
長生きするのも楽じゃないのは人間も同じだ。
認知症や寝たきりにならず、家族に大事にされ、ある日ポックリ逝くまで元気な人は幸運な一部の人だろう。

 上手に生きるのは難しいが、幸せな終末を迎えるのは、もっと難しい。

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2008.01.19 Sat 16:55:02 | その他| 0 track backs, 1 comments
私たちが眠った後で
       木の種

 谷間の段々畑に小鳥の羽毛のようなものが散らばっていた。
手のひらに乗せても、全く重みを感じない。
テイカカズラ(定家葛)の種子だと思われる。

 きのうの昼は見掛けなかった。
夕方か夜、風に運ばれてきたのだろう。

 青い月の光を浴びてふわふわと舞い降りる落下傘。
あるいはシルバーグレイの髪が素敵な妖精たち。
私たちが寝静まった後、山の畑では小さなドラマが演じられている……かも。

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2008.01.18 Fri 16:35:43 | | 0 track backs, 4 comments
疲れたらやめる
畑の氷 けさ6時の気温は氷点下4.6℃。
久しぶりに行った谷間の段々畑のぬかるみが凍ってキラキラ光っていた。
霜柱のような凍り方は土があればこそだろう。

 さて、今日は何をしようかな。
①水槽からヘチマを揚げて沢水で洗う②竹林の手入れをする③畑を天地返しして堆肥を漉き込む④薪を割る⑤山菜の季節に備えて山の草を刈る――等々することは、いくらでもある。
だが、こんな寒い日の水仕事は御免をこうむりたい。
全身運動の薪割りをすることにした。

 畑の隅にぶつ切りになって転がっているのは、先日切り倒した檜の幹。
これを斧で一つ一つ割っていく。
10分もすると汗ばみ、30分後には上着を脱いだ。
1時間経ったら息が上がったので、薪割りはお終い。

 だらしないなあと思わないでいただきたい。
無理をしないことが畑仕事を長続きさせるコツなのだから。


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2008.01.17 Thu 16:30:55 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
赤い鳥
       ヒヨドリジョウゴ

 朝から細かい雨が降ったりやんだり。
山の草むらで小さな赤い実が雨の雫を宿していた。
このヒヨドリジョウゴをクコの実と間違えて書いたのは昨年の10月末。
あれから2ヶ月以上経つのに、まだこんなに沢山の実がなっている。

 北原白秋作詞の童謡を思い出す。

            赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い
            赤い実を食べた


 ヒヨドリジョウゴの実には毒があるという。
たくさんの実が残っているのは、小鳥たちがそのことを知っているからだろうか。

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2008.01.16 Wed 17:11:56 | | 0 track backs, 0 comments
男のミエ
      孟宗の林

 手入れの行き届いた孟宗竹の林は、見ていて気持ちがいい。
斜面の重労働をいとわずに手入れする元気がまだ残っている証だから。
山里も捨てたもんじゃあないなと思う。

 今日は病院で血液、尿、心電図、腹と胸のレントゲン、注腸透視検査など。
最後の検査は、かなりハードで降参寸前までいったが、看護婦さんにねぎらわれた時は、「大したことないですよ」と答えておいた。
男の詰まらないミエですね。

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2008.01.15 Tue 16:59:08 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
気がつけば600回
 物忘れが年々ひどくなる。
きのう何をしたか、すぐに思い出せないことだってある。

 これではいけない。
何とかボケ防止の役に立たないかと思って始めたのがブログだった。
第1回の2006年5月25日から今日までで、連続更新600回。
子供のころから、熱しやすく覚めやすいと言われてきたのに、よくぞ続いたものだ。

 何日も人と話さないことがある眠ったような山里で、毎日書く題材があるかどうか心配だった。
だが、それも何とかクリア出来た。
野の花や木、風やせせらぎ、土の匂いや雨の音が語りかけてくれるからだ。

 それより何より、ブログを読んで下さる皆様の存在が大きかった。
怠け者の私がどれだけ励まされたことだろう。

 さて、明日は25日の手術に備えて「注腸検査」。
ネタにはならないだろうなあ。

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2008.01.14 Mon 16:51:33 | 暮らし| 0 track backs, 7 comments
ばあちゃんに優しくされた日
どんどやです 今日は、集落のばあちゃん達に優しくされて、楽しい1日を過ごした。
まず、お観音さんに招待され、飲みなっせ、食べなっせと歓待された。
お観音さんというのは、年に3回、集落の女性たちが観音堂に集まり、持ち寄った料理を食べておしゃべりする行事である。
本来は男子禁制だが、年に1度は我々爺ちゃんを招待してくれる。

 夕方からは毎年恒例のどんどや。
高々と組んだ孟宗竹に火をつけ、正月飾りを投げ込んだり、モチを長い竹の先に挟んで焼いて食べる。
炎を見つめながら、孟宗竹で燗をした酒を竹のコップで飲んでいると、温泉の中で手足を伸ばしたような気分になる。
ここでも、ばあちゃんたちは「酒はいっとるか(コップに酒は入っているか)」「何か欲しいものはなかね?」と気を使ってくれた。

 どんどやの火で焼いたモチを食べると、1年間無病息災で過ごせるという。
もちろん、私も食べた。
どうか霊験あらたかでありますように。

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2008.01.13 Sun 19:04:04 | 行事| 0 track backs, 0 comments
赤い唇の幻想
ツルリンドウ 朝っぱらから気温が13℃もあった。
雨が降ったりやんだりの生暖かいケッタイな天気や。

 道の駅に行って迷い犬に茹でた鶏肉をやった。
私に気づくと、走り寄って来て手から食べるが、まだ体に触らせてくれない。

 雨足が、また強くなった。
畑仕事をあきらめ、軽トラで林道を行き当たりばったり走ることにした。

 草むらに何か赤いものが見えた。
ツルリンドウの実か。
塗りたてのエナメルのように光っている。

 ホテルのバーのカウンターで、赤い口紅を塗った、さして若くない女性が1人でカクテルを飲んでいた。
オリーブの実を一粒口に含むと、「世の中、いいことなんて何もないわね」とつぶやいた……。

 これは、現実にあったことではなく、ツルリンドウに刺激を受けた私の幻想。
誰も通らない雨の山道は、人を非現実の世界に誘う力があるようだ。

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2008.01.12 Sat 16:45:28 | その他| 0 track backs, 2 comments
イライラ老人
東京に暮す いま、『東京に暮す 1928-1936』(岩波文庫)という本を読んでいる。
著者のキャサリン・サンソムはイギリスの外交官夫人。
彼女は「第8章 日本人の人生」をこう書き起こしている。

 (昭和初期の)日本人の老人は、ほかの国の老人に比べて気品があります。素敵な老人に出会わない日はないといってもいいくらいです(中略)しかし、今の若い人たちが年をとった時もそうであるとは限りません。

 なぜなら、穏やかな表情の老人は、現在よりずっとのどかな時代に青年期を過ごしたのに、今や日本も近代国家の一員となり、社会のあらゆる階層で熾烈な競争が見られるようになったから――というのが彼女の見方である。

 彼女がこの本を書いた時代から80年以上経つ。
若いころから激しい競争に揉まれた21世紀の老人に気品があるだろうか。

 すぐにキレる中高年が増えているという話を何かで読んだ。
些細なことで激高し、殴り返せない立場の駅員や接客業の人たちに乱暴するという。

 この人たちは多分、幸せじゃない。
幸せだったら心も表情も穏やかになる。
物腰にもおのずと気品が漂うだろう。
自戒を込めて思うのだが、受験戦争を戦い、やれ企業戦士、やれ働き蜂ともてはやされた挙句、イライラ老人になるというのは切ない話だね。

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2008.01.11 Fri 17:27:55 | | 0 track backs, 10 comments
命なりけり
 病院に到着したのは午前8時半。
腹部エコー、胃カメラ、大腸内視鏡の検査を終えて病院を出たのが午後5時前。
検査は痛くも苦しくもなかったが、口に入ったのは下剤入りの水2リットルだけ。
腹が減ったなあ。

 さて結果だが、有名人でもないのに私事をさらすのは厚かましいので、ごく簡単に。
4つ見つかったポリープの一つにがん細胞が含まれている可能性があるという。
それで、明日と15日に検査し、24日に入院、25日に手術することになった。

 鬱陶しいが、これが年をとるということなんだな。
何の脈絡もないが、西行の歌が頭をよぎった。

    年長(た)けて また越ゆべきと 思ひきや いのちなりけり 小夜の中山

 通院やら入院でブログの更新が途絶えがちになるかも知れません。
コメントを寄せてくださった方への返信も遅れると思います。
どうぞ、ご容赦下さい。

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2008.01.10 Thu 18:21:20 | 暮らし| 0 track backs, 13 comments
田園まさに
荒れた杉林 写真は杉の倒木が放置されたままになっている林。
去年は台風の被害がなかったから、少なくとも一昨年以前からこの状態が続いているのだろう。
山里では珍しい光景ではない。

 杉や檜の人工林は、自然林と違って人が手を入れないと荒れる。
高齢化と人手不足で間伐、枝打ち、下草刈りが出来ないでいる林や、孟宗竹に侵食されている林の何と多いことよ。

 慢性的な木材不況で林業は衰微する一方だ。
選挙のたびに政治家は、農林漁業振興のお題目を唱えるが、本心は安い輸入材を使えばいいと思っているのでは?

 「帰りなんいざ 田園将に荒れんとす」は陶淵明の「帰去来の辞」の冒頭。
とっくの昔に荒れている田園に、一体誰が帰ってくるだろうか。

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2008.01.09 Wed 16:48:21 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
春の号砲
ヤナギの芽 日当たりの良い斜面に菜の花が咲き始めた。
ホトケノザは、足の踏み場がないぐらい花をつけている。
ネコヤナギの銀白色の花穂(かすい)は子猫の毛より柔らかそうだ。

 こんな光景を見ていると、春がすぐそこに来ているような気がする。
だが、6日に小寒を迎えたばかり。
本格的な冬は、まだこれからだ。

 ややこしい言い方を許して貰えるなら、春は春になって春になるのではなく、冬のうちに春になる準備をしている。
言い換えれば、菜の花やネコヤナギは、春の到来を告げる号砲と同時にダッシュ出来るよう冬に体を作っているということだ。

 今朝も車の窓が凍っていた。
長靴の中の指先が痛い。
早く春の号砲が鳴らんかなあ。

                ねこやなぎ太き指もて触れてみる(沢太郎)

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2008.01.08 Tue 15:48:43 | | 0 track backs, 6 comments
不摂生のツケ
 10日にエコー、胃カメラ、大腸内視鏡によるトリプル検査を受けることになり、担当医の説明を聞いた。
初めて体験する大腸内視鏡について医師は、こんなことを言った。
「胃と違って腸は壁が薄いので、内視鏡カメラで腸に穴が開くことが絶対にないとは言えません。その時は外科医が開腹して腸の穴を縫合します。了解していただけますね」

 これがインフォームド・コンセント(医師による説明と同意)という奴か。
聞いた途端、こんな光景が目に浮かんだ。

 検査中の医師「あっ!」
 私「どうしました?」
 医師「まずいな。腸に穴が開いてしまった」
 看護師「学会出席で外科の先生は休みですよ」
 医師「どうしよう、どうしよう」
こんなことになる心配があったとしても、患者は「了解しました」と答えるしかない。

 検査で炎症、ポリープ、クローン病(どんな病気や)、がんの有無が分かるという。
長年にわたって不摂生の限りを尽くしてきたから無罪放免とはなるまい。
でも、今からあれこれ考えてもしょんなか。

 医師の指示通りおかゆと梅干し、あるいは具のないうどんをすすって、検査の日を待とう。
 
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2008.01.07 Mon 15:50:47 | 暮らし| 0 track backs, 8 comments
タケノコ食べましたか?
竹林 タケノコの出荷が始まった。
今の時期のタケノコは小さいが、数が少ない分、値が高い。
大阪・梅田の百貨店で、小さなタケノコ2個がウン千円で売られているのを見て一体誰が食べるのだろうと不思議に思ったものだ。

 ハシリのタケノコを収穫するには、12月中に古い竹を間引き、地面を掃き清めたように綺麗にしなければならない。
そうしないと、タケノコを見つける手がかり――地面のわずかな裂け目やふくらみ――が分からないのだ。

 今ごろ間引きした孟宗竹を竹林の中で燃やしているのは集落のBさんだった。
「わしゃあ年寄りじゃけん、そぎゃん早ようはできん」とマイペースだ。
私は旬になってからイノシシが食べ残したものを掘る。
Bさんよりマイペースだね。

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2008.01.06 Sun 16:44:39 | 畑仕事| 0 track backs, 4 comments
毒キノコではなかった
ナメコ 杉林で原木栽培しているキノコは椎茸、平茸、ナメコの3種類。
老原木から、椎茸に続いてナメコも生え出した。

 だが、ナメコにしてはどうも様子が違う。
ナメコは、こんなに傘が平たく大きかっただろうか。

 キノコの図鑑で調べたら、クリタケの仲間のニガクリタケに似ている。
もし、そうだとしたら毒キノコだ。
呼吸困難になって死ぬこともあるという。

 図鑑に書いてある見分け方に従って、はしっこを少しかじってみた。
口が曲がるほど苦かったらニガクリタケだが、少しも苦くない。
それなら、やはりナメコか。

 雑煮に入れて食べた。
今のところなんともない。
しかし、恐る恐る食べるキノコは、いっちょん旨うなかったバイ。

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2008.01.05 Sat 15:53:41 | 食べる| 0 track backs, 8 comments
黄色い爆弾
キカラスウリ キカラスウリ(黄烏瓜)はカラスウリのように赤くない。
緑色の実が熟すと黄色くなる。
粒の大きいレモンのようだ。

 結核で若死にした梶井基次郎の『檸檬』は、乱暴に要約すると、こんな話だった。
鬱々とした気分が募って何を見ても楽しめない「私」が京都の街を徘徊する。
ふと入った丸善で画集を積み上げ、その上にレモンを置く。
「黄金色の爆弾が大爆発したらどんなに面白いだろう」というのが結末だったように思う。

 写真のキカラスウリは、カラスが突ついたのだろうが、小爆発の跡に見えないこともない。
このあたりで、今朝早く小さな爆発音が聞こえたような気がするのだが……。

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2008.01.04 Fri 15:38:41 | その他| 0 track backs, 8 comments
花と実の超能力
マユミ 集落の納骨堂の一角が朱赤に彩られていた。
近寄って見ると、マユミの実だった。
どちらかというと陰気な納骨堂がマユミのお陰で華やいで見える。

 帰宅してから白い山茶花の一枝を壷に挿して机上に置いた。
本や文房具が散らかる、むさくるしい机に清新な山の気が漂う。
実も花も、その場の雰囲気をがらりと変える超能力者だ。

 山里でも道路脇に花壇を作り、サルビアや三色スミレを植えている所が多い。
ビルが林立し、緑の乏しい都会なら分かる。
四季折々の花や木が、いくらでもある田舎の道路に花壇が必要だろうか。
管理が追いつかず、草茫々になっている花壇を見るたびに無駄なことをしているなと思う。

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2008.01.03 Thu 16:08:44 | | 0 track backs, 2 comments
火鉢があったころ
火鉢 玄関に置いた火鉢の評判がいい。
訪れた爺ちゃん、婆ちゃん、それに宅配便のお兄さんが「これはよか」とか「懐かしいねえ」と言ってくれる。
手をかざさないと、さほど暖かくないが、外気に比べれば空気が柔らかい。
ささやかな「おもてなし」というやつだ。

 昭和30年代の前半ごろ、どこの家にも火鉢があったように思う。
薬缶がチンチンと湯をたぎらせていた光景やモチ、乾燥芋を焼いて食べたことを思い出す人もいるだろう。
火力が強く、管理が簡単な石油・電気暖房に駆逐され、今では山里でも火鉢を使う人がいなくなった。

 風呂釜の炎の揺らぎや火鉢の埋火(うずみび)を見ていると、心がじわっと暖かくなってくる。
太古の昔から受け継がれた遺伝子が、先祖の火の記憶をよみがえらせているのだろうか。

              埋火や愚行の果ての侘び住まい(沢太郎)

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2008.01.02 Wed 13:11:27 | 暮らし| 0 track backs, 6 comments
ホワイト ニューイヤー
             明けまして おめでとうございます
        雪の朝

           目が覚めたら辺りが妙に静かです。
          窓越しに外を見ると、雪がしんしんと降っていました。
          雪が音を吸収して、怖いような静寂をもたらしているようでした。

           畑の田の神さんにお参りして1年間の無病息災と平穏無事をお願いしま
          した。
          この田の神さんは我が家専属ですから、きっと願いを聞いてくれるでしょう。

           皆様のお陰で今のところブログの連続更新が続いています。
          山里の面白くもおかしくもない日常しか書けませんが、これからも読んで頂け
          れば幸いです。

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2008.01.01 Tue 10:23:48 | 暮らし| 0 track backs, 7 comments
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