おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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椿の執念
椿の実 椿の葉がチャドクガ(茶毒蛾)の幼虫(毛虫)に食べ尽くされたことは6月の日記に書いた。
その後、椿はどうなったか。
写真では他の木の葉にまぎれて分かりにくいが、葉はほとんど生えていない。

 だが、小さかった実は立派に成長していた。
毛虫の被害を受けなかった椿の実と比べても、大きさでは負けていない。

 私は椿の実に、何とか生き抜いて子孫を残そうという執念を感じた。
やがて実は地上に落ち、新たな命の芽を出すだろう。

 椿は何も語らず、静かにそびえているのみ。

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2007.08.31 Fri 15:32:04 | その他| 0 track backs, 2 comments
完璧は窮屈だ
白いアサガオ ミニ果樹園の草むらに白いアサガオが点々と咲いている。
去年まで巻きついていたイチジクが枯れてしまったため、やむなく地面を這っているわけだ。

 ただただ、あるがままの姿。
何の技巧、工夫もないこんな風景が私は嫌いではない。

 年をとるにつれて、隅々まで神経の行き届いた完璧なものを少し窮屈に感じるようになった。
部屋は少し散らかっているぐらいがいい。
一緒に酒を飲むなら人格高潔な人より、欠点だらけでも可愛気のある奴がいい。

 仕事、子育て、人間関係。
パーフェクトでなくても構わないではないか。
そう思うのは、単に私がだらしなくなっただけのことかな。

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2007.08.30 Thu 16:40:52 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
100%ブルーベリー
ブルーベリー 我が家の近くのミニ果樹園でブルーベリーを摘んだ。
2本の木にビッシリなっている。
去年の倍は取れそうだ。

 家で測ったら920グラムあった。
鳥が食べたり、熟して落ちた分を入れたら1キロ以上取れたはず。
粒は大あり、小ありで不揃いだが、ジャムにすれば何の問題もなかろう。

 早速、ジャム作り。
薄い塩水で洗った後、よく水切りし、黒砂糖の小さなカケラを適当に散らして約2時間ことこと弱火で煮た。
煮る時間もテキトーだ。

 1滴の水も加えない100%ブルーベリーのジャム。
もちろん、人工着色料や防腐剤、香料は使わない。
と言うより、どんな種類があってどこに行けば買えるのか知らないのだ。

 こうして、どこに出しても恥ずかしくない?ジャムが出来た。
明日から当分、朝食はパンにしよう。

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2007.08.29 Wed 15:33:47 | 食べる| 0 track backs, 8 comments
金持ちにはなれない
ササゲ 今年は十六ササゲの出来がいい。
このところほぼ連日、道の駅に15~18袋出荷している。

 ササゲ豆はご存知のように長い。
70cm前後のササゲを約210グラム(15本ぐらい)入れて1袋100円。
農薬や化学肥料を使わず、丹精込めて作った野菜がこの値段。
安いでしょ?

 もうすぐ、ササゲの収穫は終わる。
今年は100袋以上出荷出来るかも知れない。
たとえ、それが全部売れたとしても、私の金回りが良くなる可能性はゼロである。

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2007.08.28 Tue 16:50:24 | 畑仕事| 0 track backs, 6 comments
眠り姫 退院
猫退院 動物病院に入院中の猫“眠り姫”の退院許可が出た。

 ただし、女医さんは「病気が治ったわけではありません。
ストレスの多い病院より、自宅できちんと薬を飲ませた方が、いい結果が出ると思いますから。
具合が悪くなったら、すぐに連れて来て下さいね」――という条件をつけたのだった。

 こんなに早く退院できるとは思ってなかったので、ウン万円の治療費の持ち合わせが無い。
情けない父さんだね。

 さて、自宅で。
猫はもともと良く寝る動物だが、死んだのかと思うぐらいよく眠る。
エサを食べず、水も飲まない。
薬を飲ませれば、すぐに吐き出す。
小さく割った錠剤を心を鬼にして無理やり飲ませてやった。

 こんな状態を「具合が悪い」というのではないだろうか。
女医さんに相談してみよう。

          気だるさや病み猫と聞く蝉時雨れ(沢太郎)

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2007.08.27 Mon 18:48:18 | 暮らし| 0 track backs, 5 comments
モロヘイヤ スープ
モロヘイヤ 初めてモロヘイヤを食べた(飲んだ)のは広島の繁華街・流川の酒場でだった。
15年もの昔のことだ。
カウンター席に座ると、白い陶器のカップに入った濃緑色のどろりとした液体が、店のサービスで出てきた。

 これがモロヘイヤスープ。
栄養豊富で、しかも始めにこれを飲めば二日酔いしないと言う。
青臭くないかと思ったが、そんなことはなく、とても美味しかった。

 ママから聞いた作り方は、軽く茹でたモロヘイヤの葉と、適当に塩味をつけただし汁、多めの胡椒をミキサーでかき混ぜ、後はきりっと冷やすだけ。
だし汁の代わりに味噌汁を使ってもいいかも知れない。

 谷間の段々畑のモロヘイヤ(写真)は、取っても取っても葉が茂ってくる。
スープだけでは使い切れず、おひたしにして食べている。
味はホウレンソウに負けていない。
ひどい夏バテをしないのはモロヘイヤのお陰だな、きっと。

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2007.08.26 Sun 15:08:21 | 食べる| 0 track backs, 2 comments
差し入れ
差し入れ 早朝の3時間、谷間の段々畑で草を取り、キャベツとレタスの種を蒔いた。
涼しい時間を狙ったつもりだが、暑さは厳しい。
その上、アブ、蚊、セセリといった吸血昆虫がまとわりつく。
この季節の畑仕事は、懲役か苦役の趣があるな。

 家に帰ってシャワーを浴び、今度は飼い猫が入院している動物病院へ。
スーパーの特売で見つけた小さな小さな容器(何に使うのだろう)に猫の好物を詰めて持って行った。
病院食を食べない猫への差し入れである。

 イリコ、ポタージュ、鰹節、猫缶……いずれも大好物だ。
だが、ポタージュを一なめしただけで後は食べない。
女医さんは「さっき、少し食べたからではないか」と言う。

 血液検査の結果は悪くはなっていないが、さほど良くもなっていないそうだ。
もう少し、様子を見るしかないか。

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2007.08.25 Sat 17:50:05 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
再び眠り姫
何の花? 今日も動物病院に行った。
眠り姫ことミー子は相変わらず、点滴のチューブをつけてケージの隅に横たわっていた。

 私が名前を呼ぶと、立ち上がって鳴きながら首をこすりつけてきた。
そんなことまで出来るようになったか。
これはひょっとすると、鞍馬天狗さんの念力のお陰か?(コメント参照)

 「だいぶ元気になりましたね。ひとつの山を越えたかも知れません」と女性の獣医さんも言ってくれた。
しかし、全くエサを食べないし、もう1度血液検査をしなければ安心出来ないそうだ。

 よし、それなら明日はミー子の好物を持ってこよう。
なんだか娘を見舞う父さんのような気分になってきたぞ。

 写真はいま庭に咲いている花。
植物図鑑で調べたが名前が分からない。
心配ごとがある時に、気がかりな花まで背負い込むと話がややこしくなる。
どなたか教えて下さい。

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2007.08.24 Fri 16:20:50 | 暮らし| 0 track backs, 8 comments
眠り姫 重体
眠る猫 我が家の飼い猫2匹のうち、ミー子と名づけた1匹が昨晩、重体になった。
動物病院の女性医師に「今晩死ぬ可能性もあることを承知して下さいね」と言われたのだ。
あまりにも突然ことで、しばらく言葉が出なかった。

 きのうの夕方遅く家に帰ってきたミー子は、いつもと様子が違っていた。
エサのある場所を見向きもせず、よろよろと歩いて部屋の隅にうずくまった。
目に力がなく、ドロンとしている。
これは、ただごとではない。
私は、すぐに病院まで車を走らせ、そこで重体・即刻入院を通告されたというわけだ。

 血液検査によると、肝臓や腎臓の検査項目の数値がことごとく正常値を大きく上回り、白血病や糖尿病の兆候も見られた。
原因は猫エイズではないかという。
人間には感染しないが、病気を持った野良猫と争い、出血をともなう怪我をするとうつる恐ろしい病気だ。

 「先生、どうか全力を尽くして助けてやって下さい」
私は腰を直角に折ってお願いした。

 けさ、病院に様子を見に行くとミー子は顔を上げて3回、しゃがれ声で鳴いた。
ケージの中で点滴のチューブにつながれた姿は痛々しくて見ていられない。

 まだ、5歳。
人間なら30代だろうか。
その若さで病気を乗り越えて欲しいと切に願う。

 (写真は病気になる前のミー子。クークーといびきをかいてよく眠るので、おい眠り姫!と呼んでからかったものだ)

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2007.08.23 Thu 15:40:40 | 暮らし| 0 track backs, 8 comments
修行が足りん
ゴーヤ そろそろ盛りを過ぎるころのゴーヤーが、まだ沢山取れて食べきれない。
道の駅で売れ残った実は、すぐに黄色く熟し、裂けて崩れる。
せっせと食べればいいのだが、あの苦い味が苦手なので始末に困るのだ。
来年は植え付けを減らそうか。

 熊本に移住するまでゴーヤー(ニガウリ、熊本ではニガゴリ)を知らなかった。
表面に緑のローソクが溶けたような雫状の隆起があるヘンな野菜である。
どういう料理法があるのか見当もつかない。

 食べ方を訊いたら豆腐、卵、豚肉と炒める沖縄料理ゴーヤーチャンプルーが旨かよと言う。
試してみた。
やはり苦かった。

 この苦味も慣れたら旨味に変るのだろう。
そうでなかったら沖縄・九州の多くの人たちが好んでゴーヤーを食べるはずがない。
私の九州人修行は、まだまだ足りんな。

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2007.08.22 Wed 17:04:27 | 食べる| 0 track backs, 6 comments
ばあちゃんは百合になった
タカサゴユリ 97歳で亡くなったNばあちゃんの家の庭に白百合が咲いている。
テッポウユリかタカサゴユリだと思うが、はっきりしない。

 四十九日の法要で長男(ばあちゃんが亡くなる3日前に病死)の遺族と東京の次男一家が今月末、この無人の家に集まるそうだ。
遺品の整理が終わったら、住む者がいない家は自然に朽ちていくだろう。

 それでも、ばあちゃんが植えた花々は、季節を忘れずに咲き続ける。
法事の日、息子さんたちは白百合を見て、きっとばあちゃんを思い出すに違いない。

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2007.08.21 Tue 15:24:48 | | 0 track backs, 0 comments
喜ぶ野菜
雨 久しぶりに雨が降った。
壊れた雨どいからほとばしる水音が心地よい。

 この前、雨が降ったのはいつのことだったか。
日照り続きで畑の土は白々と乾き、亀裂が走っていた。

 草を刈ると、土ぼこりが煙のように舞い上がる。
野菜の葉が黄ばんできたのは、水不足の兆候だった。

 雨は約1時間でやみ、畑に十分浸み込むほどは降らなかった。
だが、野菜、草木、山の動物や小鳥は大喜びしてるだろう。

 降る時は山が崩れるほど降り、降らないとなったら大地が割れるほど照りつける。
どんなに科学が進歩しても、人間は雨の降り方一つコントロール出来ない。
不順な天候は「人間は所詮その程度。いい気になりなさんな」と天が警告しているのかも知れない。

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2007.08.20 Mon 14:59:39 | 畑仕事| 0 track backs, 0 comments
あの花を撮るのは俺だ
ノリウツギ 山の中腹に何か白い花のようなものが見える。
確かめたいが、背丈より高く繁っている草を刈って道を作らなくてはならない。
暑いし、面倒だな。

 その時、和田アキ子が歌う「あの鐘を鳴らすのはあなた」が頭に浮かんだ。
作詞は先ごろ亡くなった阿久悠。
        

            人はみな 悩みの中
            あの鐘を 鳴らすのは あなた


 そうだ、あの花を撮るのは俺だ。
暑さでネジのゆるんだ頭に下った神サンのお告げか。
私は草刈り機で“花見道路”を作り、ついに撮ったのが上の写真である。
多分、ノリウツギの花だろう。
とてもいい香りがした。

 それにしても酔狂なことをしたものよ。
畑仕事がはかどらないはずだ。
頭の中でまだ「あの鐘を~」のリフレインが響いている。

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2007.08.19 Sun 15:34:55 | | 0 track backs, 2 comments
さらば夏の日よ
雲 朝の涼しいうちに畑仕事をするため、7時前後に谷間の段々畑に行く。
それでも、少し体を動かすと汗まみれになる。

 気温は連日30℃以上。
空に浮いているのは夏の雲だ。
暦の上では秋でも、まだ夏じゃないか。

 だが、盆の前と後では山里の夏の表情が明らかに違う。
たとえば、川の水の色が冷たそうな濃い色になった。
空気が乾燥し、時折オヤッと思うほど涼しい風が吹く。

 空を見上げれば、あれほど沢山いたツバメが、今では1羽も飛んでいない。
子ツバメを連れて日本を去ったのだろう。
後には精霊トンボ(ウスバキトンボ)が、ふわふわと風に漂っているばかり。

 さらば夏の日よ。

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2007.08.18 Sat 14:42:30 | 暮らし| 0 track backs, 6 comments
風船が膨らむころ
フウセンカズラの花 納屋の壁を這うアサガオの葉に隠れるようにして、フウセンカズラ(風船葛)が咲いていた。
白い小さな花にピントが合った?のは単なる偶然だろう。

 フウセンカズラの花を見るのは初めてだ。
前に見たことがあるかも知れないが、印象に残っていない。
あまりにも小さな花なので、意識して見ないと視線が花の上を素通りしてしまうのだ。

 改めて、じっくり眺める。
なかなか涼やかな花ではないか。
しかも、隣りでしぼみかけているアサガオより元気がいい。
秋に風船をいくつ膨らませてくれるか楽しみだ。

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2007.08.17 Fri 15:23:29 | | 0 track backs, 0 comments
腰と相談しながら農作業
うね ラッキョウを植え始めた。

 まず、耕運機で畑を耕す。
バーク堆肥(杉の皮と鶏糞を発酵させた肥料)と油かすを満遍なく撒き、耕運機ですき込む。

 暑いし、肥料は重い(1袋20キロ入り)し、耕運機の方向転換には力が要るしで、骨の折れる作業だ。
だが、ここまではまだいい。
耕運機が頑張ってくれるから。

 難儀なのは、うね(畝)を立てる作業だ。
くわ(鍬)で土をすくって積み上げる中腰の作業は、腰痛持ちの私には少々つらい。

 思い切って、うね立て機を買おうか。
機械ばかり買っていたら赤字が増える一方だな。
買うか買わないか悩みは深いぞ。
機械のない時代、腰痛持ちの農夫はどうしていたのだろう。

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2007.08.16 Thu 16:29:06 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
様変わり盆踊り大会
 昨晩は小学校の校庭で地区の盆踊り大会が開かれた。
「地区」というのは合併して村→村→町→市となった最初の村の区域のこと。
今年小学校に入学した子供は2人だけという人口1000人余りの高齢過疎地である(写真はクリックすると大きくなります)
       みこし      見物

 盆踊り大会は朝8時からのグラウンドゴルフで幕を開ける。
これに参加したお年寄りは、ほとんど夜の部に出てこない。
夜は数少ない子供と若きゃーもんが主役だ。

 子供みこし、ラムネ・ビールの早飲み、ビンゴゲームなどが10分刻みで進行する。
盛り沢山なのか、慌ただしいと言えばいいのか。
私たちはミカンのコンテナに座って見物するのだが、生ビールを飲んだり、蚊を叩いたりで、こちらも忙しい。
        花火       盆踊り

 花火も盆踊りも10分間だった。
花火はお金がかかるから仕方がない。
名のある花火大会と比べる方がおかしいが、音や火薬の匂いに迫力があり、私は心からの拍手を送った。
だが、2時間半の盆踊り大会で、盆踊りが10分しかないのは、おかしくないかい?
それとも、盆踊りの人気はその程度なのだろうか。

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2007.08.15 Wed 16:32:16 | 行事| 0 track backs, 4 comments
学徒兵の心配
 毎年8月に読む本がある。
戦没学生の手記『きけ わだつみのこえ』(岩波文庫)と『戦没農民兵士の手紙』(岩波新書)だ。

 今年は『きけ わだつみのこえ』に収められている手紙の1節が印象に残った。
兄と姉に手紙を書いたのは「東京大学国文学科学生。昭和十八年十二月学徒出陣にて海兵団入団。昭和二十年五月七日徳島上空にて特攻隊訓練中殉職。二十五歳。海軍中尉」。

 ともかく日本の国は私たちがきっと護りぬきます。ただ、なによりも案ずるのは、私たちが護ったこの国が次の時代にいかなる生成をし、発展をするかということです。戦争直後の疲弊や変調よりも、もっと先の文化の問題が気になります。
 
 あす8月15日、敗戦から62年目を迎える。
学徒兵が心配していたのは経済的な困窮ではなく、「もっと先の文化の問題」だった。
日本は戦後、奇跡的な復興を遂げ、経済大国になった。
では、「文化の問題」、心の豊かさはどうだろう。

 今の日本は、この学徒兵に合わせる顔がないと私は思う。
皆さんは、どう思われますか。

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2007.08.14 Tue 15:17:25 | | 0 track backs, 4 comments
肥後の赤ナス
赤ナス 熊本に移住するまで、赤みがかった紫色のナスの存在を知らなかった。
“肥後の赤ナス”である。

 写真の赤ナスは、集落の人から今朝いただいた。
とにかくでかい。
右から2番目のナスは長さが29センチ、胴回り27センチ、重さは418グラムもあった。

 アクが少なく、皮が柔らかいので天ぷらや炒めものにすると、とろける旨さだそうだ。
ナスをくれた人は「焼きナスにしても旨かよ」という。

 問題はナスの大きさだ。
焼きナス1本食べたら、それだけで満腹になりはしないか。
ナス1本で食事を終えるのも、なんだかなあ。

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2007.08.13 Mon 17:34:23 | 食べる| 0 track backs, 2 comments
ヘチマ野郎
ヘチマの花 ウリ科の野菜の花は、みなよく似ているように思う。
写真は今盛りのヘチマの花だが、カボチャ、ヒョウタン、スイカ、トウガン、ニガウリなどウリ科の花だけを並べたら、それぞれの名前を言い当てる自信はない。

 ヘチマは我が菜園の数少ない孝行息子である。
昨年作った100本以上のヘチマたわしは、道の駅で全部売れ、畑仕事の赤字をほんの少し補ってくれた。

 ところが、世間はヘチマを見下しているフシがある。
「くろご式慣用句辞典」によると、ヘチマは①つまらないもの、取るに足りないものの喩え②気が利かないこと③醜女(しこめ)を喩えていう言葉――だそうな。
そして、ヘチマ野郎は、ぶらぶらと何もしないでいる男を罵る言葉と定義している。

 ひどいねえ。
1日3~4時間しか働かず、あとはぶらぶらしている私もヘチマ野郎ですか。
やれやれ。

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2007.08.12 Sun 15:30:29 | | 0 track backs, 0 comments
同居人は守宮さん
イモリ 灯ともしころになると、玄関の明かりにさまざまな虫が寄ってくる。
それを狙って姿を現すのが我が家の“同居人”のヤモリだ。

 守宮あるいは家守とも書く。
写真では大きく見えるかも知れないが、せいぜい10センチ少々。
ガラパゴス島のオオトカゲの迫力には遠く及ばない。

 守宮さんがどこで寝ようと何を食べようと私は干渉しない。
守宮さんが私の暮らしに踏み込んでくることも、これまで一切なかった。
これが、同居の秘訣だろう。

 その上、ヤモリの住む家は悪いことが起きないという言い伝えがある。
三顧の礼で迎えたい同居人ではあるまいか。

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2007.08.11 Sat 17:02:09 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
酔い潰れて候
酔芙蓉白 小説家の高橋治は「拙作『風の盆恋歌』で、心中覚悟の不倫の舞台に、主人公が酔芙蓉を植えると書いた。虚構の花かと多くの問い合わせを頂いたが実在する」と書いている。

 そう、酔芙蓉(スイフヨウ)は虚構の花ではない。
正直に言えば『風の盆~』を読むまで私は、この花を知らず、知った今は小説の内容をすっかり忘れてしまっている。
酔芙蓉赤 
 白い花が少しずつ紅に染まり、夕方には酔ったように赤くなってしぼむから酔芙蓉。
2枚の写真は午前10時45分ころ、同じ木から撮った。

 白い花も、よく見ると少し赤くなりかけている。
下の花は昨夜の名残か、朝酒を飲んで早々と出来上がってしまったのか。

 私は毎晩のように酒を飲む。
日付が変ってからも飲み続けたのは昔の話。
弱くなった今は赤くなってしぼむまで時間がかからない。
この点だけは酔芙蓉に似ていると思っている。

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2007.08.10 Fri 16:05:56 | | 0 track backs, 4 comments
頭のウォーキング
足湯 我が家から車で約30分。
温泉で有名な山鹿(やまが)市の繁華街の公園に足湯がある。

 24時間利用できて無料。
写真を撮ったときは、たまたま誰もいなかったが、先日は若い娘さんがグループで利用していた。
笑ったり、おしゃべりしたり、いかにも気持ちよさそうだった。
足を暖めるのは健康にもいいのだろう。

 だが、私は1度も足湯を利用したことがない。
靴や靴下を脱いだり、履いたりするのが面倒なのだ。

 年をとると何をするのも億劫になる。
(世間にはマメで几帳面な高齢者もいますが)
ブログを書いたり新聞や本を読むことが、めんどくさい時もある。

 やめないのはボケ防止に役立たないかと期待しているからだ。
いわば頭のウォーキング。
面倒がらずに足湯も利用してみようか。

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2007.08.09 Thu 16:25:49 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
アサガオの涙
アサガオ 今日は立秋。
熊本の予想最高気温は36度。
秋だよと急に言われてもなぁ。

 山里では、夜が更けるとともに気温がどんどん下がる。
夜明け近くに寒さで目が覚め、タオルケットを手繰り寄せることもしばしばだ。

 けさは目が覚めたついでに庭に出た。
車も草々も露でびっしょり濡れている。
その中で今年初めてのアサガオが咲いていた。

 秋の空のように青い花弁に露の玉が二つ。
涙に見えたが、思い込みが過ぎるかな。

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2007.08.08 Wed 15:44:32 | | 0 track backs, 10 comments
その意気やよし
カマキリ オヤ、また待宵草かいな。
この前、載せたばかりじゃないの。
沢太郎もボケ始めたみたいだね。

 ひどいことを言って下さるな。
今回の主役は花ではなくてカマキリ。
花の上の方の葉に潜んでいるカマキリにお気づきだろうか。

 周りの緑の葉、枯れ葉、枝、土などに体の色や形を似せて見つかりにくくするのが擬態。
葉っぱに同化しているカマキリの擬態は大したものだ。

 カマキリを見て思い出すのは蟷螂(とうろう・カマキリのこと)の斧。
小さな斧を振りかざして王様の馬車に戦いを挑むカマキリの勇姿だ。
無謀ではあるが、その意気やよし。

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2007.08.07 Tue 15:38:31 | その他| 0 track backs, 0 comments
不合理ゆえに我信ず
山の神 集落のほぼ中央の山裾に山の神さんが祀られている。
ご神体や祠(ほこら)は見当たらず、しゃがめば大人が入れるほどの“うろ”(空洞)がある古木がそびえているばかり。

 先人達は古木の風格を畏敬し、ここに山の神さんが宿ると信じたのだろうか。
山の神は、春に田の神となって田んぼに現れ、秋の豊作を見届けて山に帰るという。
集落の山の神さんは、田んぼにも山にも近い古木に常駐しているのかも知れない。

 集落では年末に高齢者が中心になって、古木の周りを掃き清め、しめ縄を取り替える。
だが、その行事の由来を話す者がいない。
世代交代が進んだら、何のために古木の周りを掃除するのか分からなくなり、山の神さんは忘れられるのではないか。

 私は素朴な信仰や言い伝え、神話の類が嫌いではない。
魑魅魍魎が闇に潜み、山川草木に精霊が宿ると考えた方が楽しいと思うのだ。

 不合理ゆえに我信ず、と言ったのは誰だっけ?

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2007.08.06 Mon 17:13:33 | 暮らし| 0 track backs, 0 comments
時の過ぎ行くままに
カラスウリ 庭の生垣にカラスウリの若い実がぶら下がっていた。
白い繊細な花が咲いていたのは、つい先日ではなかったか?

 前にも書いたことだが、時が経つスピードが年々、速くなるような気がする。
曜日や日付でメリハリがつく暮らしをしていないせいかな。

 今年も既に8月。
カラスウリが朱赤になるころは、もう秋だ。
「カレンダーが薄くなったな。これまで一体、何をやってきたのだろう」と愕然とするのも毎年の行事になってしまった。

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2007.08.05 Sun 16:17:07 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
植物の生き方
インゲンの花 ツル無しインゲンの花が咲いた。
地面を這っても、純白の花は汚れないように見える。

 植物は芽生え、花を咲かせ、実をつけ、静かに枯れる。
誰とも争わず、誰をも傷つけない。
なんという単純明快な生涯だろう。

 百八の煩悩を抱える人間は、そうはいかないな。
あくせく働き、くよくよ悩み、八方に気を遣った挙句、傷つけ傷つく。
なまじ考えるから、物事が厄介になるのだろう。

 晩年は、出来るだけ植物の生き方に近づきたいと思っている。
近づき過ぎて植物人間になるのは勘弁して欲しいけれど。

   ↓応援よろしくお願いします。
ランク

2007.08.04 Sat 15:15:56 | | 0 track backs, 4 comments
ガラは悪いが親切
ハンミョウ 台風5号が去ったあとも時折雨が降り、むし暑い。
引き際の悪さは誰かさんみたいだな。

 台風の被害は、ざっと見た限りではゼロだった。
ホッとして山道を下る私の数メートル先をハンミョウ(斑猫)が歩いている。
蛇足だが、猫ではなくて昆虫だよ。

 私が立ち止まればハンミョウも止まる。
まるで道案内しているようなので、“道教え”ともいう。
青・黄・黒・紫の趣味の悪い服を着ているが、なかなか親切なお兄さんなのだ。

 人生にも道教えがいてくれたらなあ。
思い出しただけで体が熱くなる失敗をせずにすんだだろうに。

   ↓応援よろしくお願いします。
ランク

2007.08.03 Fri 15:45:18 | その他| 0 track backs, 2 comments
ピンクのネコジャラシ
カライトソウ 畑の隅の草むらで唐糸草(カライトソウ)のピンクがひときわ鮮やかだ。
高山植物らしいが、熊本の低山でも咲く。
順応力が強いのだろう。

 桃色に染めたネコジャラシに見えなくもない。
これを猫の鼻先にちらつかせたら興奮するだろうな。
牛に赤布、猫にピンクのネコジャラシだ。

 台風5号が九州に接近しているという。
アホなことを考えているヒマはない。
耕運機をガラガラ回していると、間もなく雨が降り出した。
台風の前触れだろう

 どこの地方も台風被害が軽微でありますように。

   ↓応援よろしくお願いします。
20070414174921.gif

2007.08.02 Thu 15:28:31 | | 0 track backs, 6 comments
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