おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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宵待ち草のやるせなさ
待宵草 待宵草(マツヨイグサ)は夕暮れとともに咲き、朝日を浴びてしぼむ。

 大正ロマンの旗手、竹久夢二は待宵草のはかなさを愛したのだろう。
宵待草の歌は、あまりにも有名だ。
待宵草を宵待草とか月見草と呼ぶのは誤りらしいが、硬いことは言わないでおこう。

              待てど暮らせど来ぬ人を
              宵待ち草のやるせなさ
              今宵は月も出ぬさうな


 岡山で暮らしていたころ、「夢二郷土美術館」(岡山市)と生家やアトリエ「少年山荘」(ともに岡山県邑久町)に何度か足を運んだ。
少年山荘近くの公園にこんな歌碑があったと記憶している。

              泣く時はよき母ありき
              遊ぶ時はよき姉ありき
              七つのころよ


 夢二は子供を虹之助と名づけた。
根っからのロマンティストだったに違いない。

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2007.07.31 Tue 15:59:41 | | 0 track backs, 0 comments
影を切る
20070730163841.jpg きのうは投票のあと、集落総出で“影切り”をした。
影切りは初めて聞く言葉だが、道路に差しかぶった木を切ることらしい。
田舎には、色々な共同作業があるんだなぁ。

 暑い盛りの午後2時にチェンソーやナタを持って集合。
風がそよとも吹かず、働かないうちから汗が噴き出した。
それでもまだ、夏フジ(写真)を眺めるゆとりはあったのだが……。

 作業が始まると、夏フジどころではない。
切り倒した木を寄ってたかって解体し、山のような幹や枝を捨て場所に運ぶ。
これを3時間余り続けた。

 夕方、帰宅したときには何もする気が起こらない。
シャワーで汗を流し、布団に倒れこんでしまった。
(きのうの日記は午前中に書き、タイマーでアップした)

 けさ、新聞とテレビで自民大敗を知った。
これで世の中、よい方に変るだろうか?
答えはノーだ。
世の中、動くだろうが変らない。

 生えている草の種類が多少変化したって土壌が同じだもの。
すぐに私利私欲草や金権花、自己保身葛がはびこるさ。
これまでも、そうだったでしょ?

 さて、老農夫は明日からまた地道に畑仕事だ。

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2007.07.30 Mon 17:52:23 | 行事| 0 track backs, 2 comments
むなしいなあ
 選挙の投票所に高齢者の姿が多いことに今さらながら驚く。
何十年も身を粉にして働いてきた人たちだ。

 いつも私の車に同乗して投票に行く2人のばあちゃんが、今年はいない。
1人は先ごろ亡くなり、もう1人のAさんは胃の手術をして退院したものの衰弱して歩けない状態だ。

 医療費抑制策で入院は3ヵ月しか認められなくなった。
いや、3ヵ月どころか、Aさんは10日で転院か自宅療養を言い渡された。
Aさんを受け入れてくれる病院は無く、結局娘さん宅に身を寄せたが、娘さん夫婦は共働きだ。

 親が倒れたとき、自宅で世話出来る息子や娘が一体どれだけいるだろう。
この国では、倒れたら本人も家族も地獄だ。

 赤字財政再建を錦の御旗に弱者切捨てが進む。
その一方で何兆円もの税金を無駄遣いして誰も責任を取らない。
「景気が回復した」とホラを吹いている場合か?

 日本は確実に悪くなっている。
アベの言う「美しい国日本」なんてとんだお笑いぐさだ。

 選挙のあとは、いつも虚しい。

          夏草やポックリ寺に老夫婦(沢太郎)

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2007.07.29 Sun 15:27:22 | 暮らし| 0 track backs, 6 comments
これぞシンプルライフ
鳥の巣 豆の支柱用に切った竹に小鳥の巣がついていた。
直径約6センチ、深さ3センチの小さなものだ。
どうやらメジロの巣らしい。

 巣を持ち帰るなんて悪いことをしてしまった。
ヒナ達が育ったあとの空き家だったらいいのだが。

 巣は棕櫚(シュロ)の皮を丹念にほぐして丸く巻いているように見える。
外側に貼りつけたコケは雨水の浸入を防ぐつもりだろうか。
巣が落ちないように巣を小枝にコケで繋ぐ工夫もしてあった。
まことに凝った造りである。

 巣の中には羽毛1本落ちていない。
余分なものは何もない清潔で居心地のよい居住空間。
究極のシンプルライフだ。

 シンプルライフを目指しながら、使いもしないガラクタに囲まれる私。
メジロに合わせる顔がない。

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2007.07.28 Sat 15:43:56 | その他| 0 track backs, 2 comments
婆ちゃん百合とは失礼な
ウバユリ 「ほめきますねえ」が最近の挨拶の定番だ。
「ほめく」とは蒸し暑いこと。
熊本は高温の上に多湿、たまらんばい。

 直射日光の当たる菜園を敬遠してクリ林に出掛けた。
いくらか涼しい所で下草を刈ろうというわけだ。

 林の中も暑かったが、花盛りのウバユリ(姥百合)に出会えたのは幸運だった。
花々が好きな方向を向いて、あるかなしかの風に揺れている。
白い夏服を着た女子高生が、おしゃべりしているように見える。

 姥は、ここらの言葉で言えば婆ちゃん。
婆ちゃん百合とは、あんまりな言い草ではないかな。

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2007.07.27 Fri 16:06:06 | | 0 track backs, 6 comments
夢を砕く虫たち
虫食い 葉に大きな穴が開いて地面が透けて見える。
黒大豆や普通の大豆の葉が、こんな風に軒並みやられた。

 “犯人”は写真右側の葉の中央で食事中の毛虫だ。
(不鮮明な写真で申し訳ない)。

 木(竹)酢液に唐辛子のエキスやヨモギの液を混ぜて噴霧したこともある。
虫が嫌がって寄りつかないかと思ったのだが、効果はイマイチだった。
山里には農作物を狙うタフな虫が多いのだ。

 枝豆の収穫期が近づくと、カメムシが大挙してやってくる。
こいつが吸った枝豆は何とも言えぬ不快な味がして食べられたものではない。

 私は旨い枝豆をつまみに、冷たいビールを飲みたい一心で枝豆を作っている。
そんなささやかな願いを虫たちは、なかなか許してはくれない。

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2007.07.26 Thu 15:50:01 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
桔梗を抱える少女
桔梗 梅雨が明けた後、連日30℃を超えている。
写真はミニ果樹園の草むらに咲いている桔梗。
涼しげな花を見ていると暑さを忘れる、というのはウソだ。
暑いものは暑い。

 桔梗は、しぼんだ花を丹念に切り落とせば、花が次々咲いたように思う。
9月ごろまで咲き続けるのではなかったか。

 集落のばあちゃんから、こんな話を聞いた。
子供のころ、どこの家も貧しくて仏様に備える菊が買えなかった。
それで盆前に桔梗の花と山帰来(さんきらい)の葉を採るのが子供の仕事だった、と。

 桔梗を抱えて野道を歩く子供たち。
けなげだなあ。

          晩節はかく終わりたし桔梗花(沢太郎)

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2007.07.25 Wed 15:22:26 | | 0 track backs, 4 comments
少年のタイムカプセル
セミの抜け殻 「こんな物が出てきたよ」
何年か前、実家に帰った折に老母からブリキの缶を手渡された。

 錆が浮いた缶は見覚えがあるような、ないような。
新聞紙を広げて中身を出した。
匂いガラス、子安貝、ビー玉、五寸釘、ベーゴマ、白い小石、セミの抜け殻……。

 少しずつ記憶がよみがえる。
小学生のころ、私は大事な物をブリキの缶にしまっていたのだった。

 ミニ果樹園で見つけた抜け殻は、カナカナゼミのものだろうか。
空蝉(うつせみ)を見つめる私の横に少年の私がいる。

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2007.07.24 Tue 15:25:53 | その他| 0 track backs, 0 comments
鬼女
鬼百合 九州の梅雨が明けた。
さあ、気分一新!と行きたいところだ。

 鬼百合は元気だねえ。
赤鬼のような顔をして強い日差しに耐えている。
元気を分けてくれないかい?

 白百合女子大学はあっても鬼百合女子大学は存在しないだろうなぁ。
略して鬼女(オニジョ)。
「鬼女を卒業したあと、もぐりの金貸しやってます」
これは怖い。

 吉永小百合が吉永鬼百合を名乗っていたら、大女優になれたかどうか。
くだらないことばかり書いて何が言いたい?
別に何もないさ。
頭の梅雨明けは、まだまだ先の話ということだろう。

      鬼百合や人に会わずに今日も暮れ(沢太郎)

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2007.07.23 Mon 15:45:06 | | 0 track backs, 4 comments
野辺の送り
 今日はNばあちゃんのお葬式。
1昨日の“物言い”(お悔やみを言いに行くこと)、昨日の通夜に続いて3日連続の葬儀場通いだ。
田舎では自宅で葬儀を行う家が多いが、Nさんの場合は諸般の事情で、すべて斎場を利用した。

 出棺の際、いつもなら合掌して見送る。
今回は初めて骨揚げにも参加した。
数少ない親族だけでは寂しかろうとの想いで、私を含む集落の3人が同行したのである。

 最近の火葬場は何と明るいことか。
陰気な気配は微塵もない。
待合室やロビーはホテルか旅館のようだ。

 Nさんのお骨は白く清々しかった。
まるで生き方を反映しているように思えた。

 42歳で夫を亡くした後、働きづめに働いて3人の子どもを育て上げた。
その頑張りを知る人は例外なく最大級の賛辞を贈る。
私とは短いお付き合いだったが、いつも笑顔を絶やさず、人の悪口を言うのを聞いたことがない。

 Nさん 享年97。
明治の女がまた1人、遠行の旅に出た。

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2007.07.22 Sun 17:36:54 | 行事| 0 track backs, 4 comments
ゴボウで戦犯になった日本兵
ゴボウ ゴボウを1~2本引き抜いては、きんぴらにして食べている。
きんぴらは好きなおかずの一つだ。
毎日食べても飽きない。

 ところが、ゴボウをオーストラリア人捕虜に食べさせた旧日本軍兵士が、戦犯に問われたという話を何かで読んだ。
「木の根(ゴボウのこと)を食べさせたのは捕虜虐待に当たる」と訴えられたのだった。

 理不尽な話ではあるが、言われてみればゴボウは木の根っこに見えなくもない。
もし、日本兵がフランス軍の捕虜になり、エスカルゴを出されたらどうだろうか。
「カタツムリを食わす気か」と怒る兵もいるに違いない。

 要は食の習慣の違いだ。
それで裁かれた日本兵は、さぞ悔しかっただろう。

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2007.07.21 Sat 14:24:19 | 食べる| 0 track backs, 4 comments
花は紅 気分はブルー
ヤブカンゾウ 隣家で1人暮らしをしていたNばあちゃんが今朝、亡くなった。
集落最年長の97歳だった。
3月に倒れてから131日間、1度も意識が戻らなかったという。

 このところ気分の晴れない日が多い。
具体的な原因は思い当たらないが、漠然とした不安や胸騒ぎを感じるのだ。
昼も暗い空模様のせいかも知れない。

 今日も雨。
空高く何羽かのツバメが飛んでいる。
足元にはヤブカンゾウの花。
場違いなほど明るい花を雨が容赦なく叩いている。

 ブルーな気分に訃報の追い打ち。
まあ、こんなこともあるさ。

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2007.07.20 Fri 15:16:41 | 暮らし| 0 track backs, 10 comments
寂しがりやのオニヤンマ
オニヤンマ 草刈り機を使っていると、どういうわけかオニヤンマが寄って来る。
エンジンの音か振動に反応しているのかも知れない。

 しばらく相手になってやることにした。
エンジンを切って草の上に腰を下ろす。
トンボは相変わらず近くでホバリングしている。
静かになった林の上をホトトギスが鳴きながら横切って行った。

 やがてトンボは、そばの小枝に止まって静止した。
写真を撮りたいと思い、カメラを構えた。
トンボは逃げない。
マクロにして数10センチまで接近した。
それでも、トンボは逃げない。

 間近で見るトンボの目は深い緑色をしていた。
無数の複眼が私を見つめている。
私もトンボの目から視線を外すことが出来ない。

 私はトンボを捕まえようとは全く思っていない。
トンボも、そのことを間違いなく知っていた。

 人間と昆虫の気持ちが通い合うこともある。
そんなバカなと笑われるのがオチだろうが、私はそう信じている。

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2007.07.19 Thu 15:20:16 | その他| 0 track backs, 4 comments
舌は覚えていた
スイカズラ 山の斜面からスイカズラ(吸葛)のツルが垂れていた。
純白の花を見ていると、「清冽」とか「清楚」という言葉が頭をよぎる。
今の世の中、どちらも“絶滅危惧”の言葉だね。

 子供のころ、スイカズラの花をくわえて蜜を吸った。
蜜の甘かったこと!
鼻孔をくすぐる香りのかぐわしかったこと!

 何十年かぶりに蜜を吸ってみた。
あの時の味が1瞬のうちに舌の上によみがえった。
舌は昔の味をちゃんと記憶しているんだなあ。

 吸葛の名前は、蜜を吸うことに由来しているという。
ツバキやレンゲなどの蜜を散々吸ってきたのに、そんな説があることを知らなかった。

 食欲は旺盛だが、知識欲の乏しい子供だったのだろう。

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2007.07.18 Wed 17:05:11 | | 0 track backs, 0 comments
季節よ そんなに急がないでくれ
山栗 まだ梅雨が明けていないのに、山栗が小さな実をつけていた。
野生の栗なので、元々実は小さい。
品種改良した“銀寄せ”や“利平”などの実は、もっと大きくなっているだろう。

 人間が日々の仕事に追われているとき、自然界は黙々と先々の準備をしている。
朝夕の空気に私たちがが秋の気配を感じるころ、秋の準備は既に完了しているのだ。

 早く栗林の下草を刈らなくてはならない。
雨を理由に草刈りを怠っている間に、草は真夏の勢いで繁っている。
素人農夫は、季節の後姿をオロオロと追いかけるのが精一杯だ。

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2007.07.17 Tue 15:18:35 | 畑仕事| 0 track backs, 3 comments
空中庭園
タチアオイの実 タチアオイの花が散り、やがて実がなる。
実は地に落ちて、来年芽を出すだろう。
毎年繰り返される自然のリズムだ。
何の不思議もない。

 だが今年は、その自然のリズムが微妙に狂っているように思える。

 写真中央の褐色のカタマリを見ていただきたい。
実が地上に落ちず、空中で殻の中から若い芽を出している様子がお分かりだろうか。

 1本のタチアオイに芽を出している殻が10数個もある。
少なくとも、私はこんな状態を見たことがない。

 雨続きで殻がいつも湿っているため発芽したのかな。
そうだとすると、珍しくもなんともない現象かも知れない。
草木に詳しい方からご教示いただけたら幸いである。

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2007.07.16 Mon 16:04:31 | | 0 track backs, 6 comments
一夜明けて
支柱 台風一過。
だが、青空は見えず、暗雲が垂れ込めている。
こういう天候は気が滅入ってくるようで好きになれない。

 久しぶりに谷間の段々畑に行った。
腰の高さまで伸びたトウモロコシの列が倒伏していた。
1本1本起こしてやる。
エダマメ、トマト、ナス、ササゲマメ、ゴーヤなどは無事。
農道が崩れ、畑が土砂岩石で埋まった3年前を思えば、被害はゼロに等しい。
ありがたいことだ。

 カボチャとヘチマのために支柱を立てた。
太い孟宗竹を使っているので、いかにも不格好で物々しい。
頑丈なだけが取り柄か。

 台風の季節は、これからが本番。
どんなことになるか神のみぞ知る。
どうか豊穣の秋を迎えられますようにと、お天とさんに願うばかりだ。

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2007.07.15 Sun 15:05:25 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
台風4号
 午後2時過ぎに熊本県全域が台風4号の暴風圏に入ったそうだ。
今のところ雨風とも大したことはないが、停電になることも考えられるので、いつもより早く書いておこう。

 朝7時に公民館の鍵を開けて、住民がいつでも避難できるよう町職員2人が待機。
まだ1人も避難する者はなく、町職員は畳に寝そべってテレビを見ている。
ご苦労さま。

 農作物の被害は、これからの台風の動き次第だろう。
心配だからと言って見回りに行かない方がいいと思う。
何が飛んでくるか分からないし、水路に落ちたら災難ではすまない。

 すべては明日だ。
今夜は懐中電灯を手元に置いて寝よう。
危険を感じたら公民館に避難するまでだ。

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2007.07.14 Sat 14:35:26 | 暮らし| 0 track backs, 5 comments
故郷の廃家
ギボウシ 雨に打たれてギボウシ(擬宝珠)がうなだれていた。
ここは廃屋の庭。
荒れた庭に咲くと、花も侘しげに見える。

 山里に移住する際に何軒かの廃屋・空き家を見て回ったことがある。
屋根が落ち、床が抜けるなど、ほとんどの家が修理も出来ない状態だった。
人が住まなくなると、家は急速に傷み、朽ちていくものらしい。

 ギボウシの咲く庭も夏草が生い茂っている。
住んでいたのは、どんな人たちだったのだろう。
ギボウシは花好きのばあちゃんが植えたのだろうか。

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2007.07.13 Fri 16:00:02 | | 0 track backs, 4 comments
オタマジャクシはカエルの子
オタマジャクシ 壁や天井にカビが生え始めた。

 昼近くに薄日が差してきたので窓を開け放つ。
これで、カビが少しでも消えてくれたらいいのだが。

 田んぼを覗いたら、オタマジャクシがウヨウヨ泳いでいた。

 突然、子供のころ歌った歌を思い出した。
大声を張り上げて歌いながらオタマジャクシを獲りに行ったものだ。

 今の子供達は、この歌を知っているだろうか。

            
            オタマジャクシはカエルの子
            ナマズの孫ではないわいな
            それが何より証拠には
            あとで手が出る足が出る


 オタマジャクシは古い洗面器か鍋に入れて飼い、観察日記を書いたように思う。
だが、手と足はどちらが先に出たか、大人になったカエルをどうしたか、まるで覚えていない。
それなのに、何10年も忘れていた歌がふっと口に出る。

 記憶は妙なものだね。

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2007.07.12 Thu 16:46:13 | 暮らし| 0 track backs, 4 comments
あの白い花だよ
ナンテン 湿気が多く、むし暑い時は白い花が涼しげでいい。

 我が家には2本のナンテンがあり、それぞれ赤と白の実をつける。
花を見ただけでは赤ナンテンか白ナンテンか分からない。
恐らくどちらの花も色や形は同じなのだろう。

 昔、岡本敦郎が歌う『白い花の咲く頃』という歌謡曲が流行った。

        白い花が咲いてた
        ふるさとの遠い夢の日
        さよならと云ったら
        黙ってうつむいてたお下げ髪
        悲しかったあの時の
        あの白い花だよ


 「あの白い花」だけで、2人には通じたのだろう。
まさか、ナンテンの花ではあるまいな。

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2007.07.11 Wed 17:13:54 | | 0 track backs, 4 comments
クモはつらかろう
蜘蛛の巣 クモの巣に雨の雫が沢山宿っている。
綺麗だねと褒められても、クモは嬉しくないだろう。

 クモの巣には屋根がない。
雨の直撃は、我が家の雨漏りどころの騒ぎではない。
糸が濡れていたら獲物の虫もくっつきにくいはずだ。

 九州北部の梅雨明けは、平年が7月18日、昨年は7月26日だった。
やれやれ、まだ10日前後も降り続くのか。

 だが、文句は言うまい。
飢えた、びしょ濡れのクモを思えば、鬱陶しいぐらいナンボのもんじゃ。
と思うことにしよう。

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2007.07.10 Tue 15:49:38 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
こいつら許せん
マメコガネ 軒下の待宵草の葉を食べている虫を、こちらではガネンズと呼んでいる。
「ガネンズ」では、昆虫図鑑には載っていない。
局地的な方言だろう。

 正式名称はマメコガネ。
体は小さいが、食欲は凄い。
徒党を組んで豆類やワレモコウ、カライトソウ、ヤナギなどの葉に群がり食い荒らす。

 バラのつぼみは特に好物らしく、油断すると花が咲く前に全部食べられてしまう。
大阪南港からフェリーに乗って一緒に移住した同志のバラ3本は、こうして枯れた。

 ただでさえ許せんのに、食事中の彼らに近づくと脚を上げて威嚇してくる。
可愛げのない連中ではないか。
せめて大急ぎで逃げるぐらいの殊勝さがあってもいいのに。

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2007.07.09 Mon 15:51:52 | 畑仕事| 0 track backs, 2 comments
しょんなか
オカトラノオ 「しばらく見んかったね。元気にしとったと?」
谷間の段々畑で、オカトラノオ君が頭を下げて挨拶してくれた。
連日の雨に洗われ益々色白になったみたい。

 今日の天気は夕方まで曇りの予報。
雨が降り始める前に何をしようか。
野菜苗の定植、草刈り、収穫が終わった畑の耕作……仕事は、いくらでもある。

 ところが、軽トラから農具を下ろして10分も経たないうちに雨が降り出した。
気象予報士の皆さん、話が違うではないですか。

 しばらく待ったが、やむ気配なし。
家に帰り着くころには本降りになっていた。

 雨が相手では「しょんなか」(しょうがない)。
オカトラノオに挨拶できたことで、よしとしよう。

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2007.07.08 Sun 15:35:23 | | 0 track backs, 0 comments
雨漏りのする家
雨漏り 雨が降り続いている。
昨晩から台所の天井から雨が漏り始めた。
ビニールひもで誘導した雫が、朝までに4つのボウルに半分ずつ溜まっていた。

 雨漏りは雨被害にカウントされないだろうな。
「あなたの家がボロだから雨漏りしたわけで、雨のせいにしてはいけません」と役場は相手にしないに違いない。

 「今どき水道の水を飲む人がいますか」と言ったのは某大臣。
今どき雨漏りする家に住んでいる人はいるだろうか。

 子供のころ、家でも学校でも雨漏りがした。
だから、少々の漏れでは驚かない。
子供のころの貧乏体験が今ごろ役立つとは……。
近所の人に素早い対応を自慢していいものかどうか、判断に迷うところだ。

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2007.07.07 Sat 15:37:58 | 暮らし| 0 track backs, 2 comments
やがて認知症に?
川 激しい雷鳴と雨音で目が覚めたのは朝の4時前。
そんなに早く起こさないでくれよと、ぶつぶつ言いながら2度寝する。

 午後から小降りになったので、近くの川を見に行った。
白い波頭が立っているが、水量は大したことない。
濁流とは言えないぐらい水も透き通っている。

 だが、侮ってはいけない。
1時間に93ミリの大雨が降った時は、濁流が牙をむいた。
巨岩を転がし、コンクリートの護岸壁を何ヵ所も引き剥がした。
陸上では崖崩れ、田畑への土砂流入、道路陥没も同時発生した。

 あの大災害は、いつのことだったか。
確か2年か3年前のはずだ。
「1時間に93ミリ」は覚えているのに、日付の記憶がない。
物忘れは、もう日常茶飯事だ。

 自然災害は恐ろしいが、記憶の崩壊も無気味である。

   ↓応援よろしくお願いします。
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2007.07.06 Fri 17:18:18 | 暮らし| 0 track backs, 6 comments
爺ちゃん雲に乗る
合歓の花 薄日が差す野菜畑に淡いピンクの花が二つ、三つ落ちていた。
女性が化粧に使う刷毛のような形をしている。
手に取ったらバラバラに崩れてしまった。
はかない花だね。

 山のあちらこちらに合歓(ねむ)の花が咲いている。
木の上に漂う眠くなるような桃色の雲だ。
小学校のころ女先生が『ノンちゃん雲に乗る』を読んでくれた。
先生の名前と顔は思い出せるのに、本の内容は忘れてしまった。

 合歓の花が散り終わるころ、梅雨は明けているだろうか。
そのころ山の木々は猛々しく繁り、合歓の木は他の木の中に埋もれ、忘れられてしまう。
そして、来年の今ごろ合歓の花を見て「ああ今年も咲いたか」と懐かしく空を仰ぐのだ。

      どの谷も合歓のあかりや雨の中(角川源義)

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2007.07.05 Thu 17:33:44 | | 0 track backs, 6 comments
荷風の憂鬱
 強い雨が降り続いている。
どこにも出掛けず、本を読んだり、居眠りしたり。

 たまに拾い読みをする永井荷風の日記『断腸亭日乗』(岩波文庫)を引っ張り出した。
64年前の今日、つまり昭和18年7月4日に荷風は何をしていたのだろう。

 雨やまず。腹ぐあひなほよからぬ故終日家にあり。井上哲次郎著『日本陽明学派の哲学』をよむ。

 雨の日の過ごし方は文豪も農夫も大した違いはないな。

 2月 ガダルカナル島の日本軍撤退開始(戦死・餓死2万5000人)
 4月 連合艦隊司令長官、山本五十六 ソロモン上空で戦死
 5月 アッツ島の日本守備隊全滅
 12月 第1回学徒出陣

 等々と昭和18年は日本の敗色が濃厚になっていた。
荷風が鬱々としていたのは、雨や腹具合の悪さのせいではないことは、次の日、皮肉たっぷりにこんなことを書いていることでもわかる。

 (忠孝及貞操の道は西洋にもあるが、日本と異なるところは)日本にては寒暖の挨拶の如く何事につけても忠孝々々と口うるさく聞こえよがしに言ひはやす事なり。

 日本人の口にする愛国心は田舎者のお国自慢に異ならず(中略)富士の山は世界に二つとない霊山。二百十日は神風の吹く日。桜の花は散るから奇妙ぢゃ。楠と西郷はゑらいゑらいとさへ言って置けば間違いはなし。押しも押されもせぬ愛国者なり。

 今の日本でも憲法改定、集団的自衛権行使、愛国教育推進など勇ましいことを言い立てるヤカラが幅を利かせている。
多くは、戦争も戦後の悲惨も知らない若い人たちだ。

 泉下の荷風は「また同じ愚を繰り返すつもりかね」と言っているだろう。

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2007.07.04 Wed 15:54:03 | | 0 track backs, 6 comments
イノさんの運命は
イノ上 我が家から6キロ下った山のふもとに肉屋さん兼コインランドリーがある。
谷間の畑に行く途中、冬物の毛布を持ち込んだ。

 その時、店番の女性の足にじゃれつきながら一緒に出て来たのが瓜坊(イノシシの子)。
「私を母親と思い込んでるらしく、どこにでん付いて来るとですよ」という。

イノ下 女性がシッポの根元を掻いてやると横倒しになり、うっとり目を閉じて後ろ足を精一杯伸ばす。
よほど気持ちがいいのだろう。

 私も触らせてもらった。毛はゴワゴワして硬い。
初対面なのに、恐れるふうもなく、カメラのレンズを覗きに来たりする。

 女性の話によると、1ヵ月ほど前に男の人が「罠で獲った」と言って2匹連れて来た。
言い値は1匹3万円。
高いので1匹だけ引き取り、「男の子だからイノさん」と名づけて“養子”にしたのだという。

 イノさんは、決められた場所で用を足すことをすぐ覚え、夜はダックスフントを枕にして眠る。
清潔好きで毎日入浴を欠かさない。
可愛いだけではなく、賢いのだ。

 2~3ヵ月したら室内飼いは難しくなり、イノさんは本店で飼われる。
その先、どうなるのか。
店の看板「天然いのしし肉あります グラム298円」が大いに気になるところだ。

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2007.07.03 Tue 16:02:32 | その他| 0 track backs, 12 comments
爺ちゃん転がし
アゼムシロ 納屋の軒下で見慣れぬ花が雨垂れに叩かれていた。
羽を広げて気持ちよさそうに飛んでいるように見える。

 野草図鑑で調べてみた。
アゼムシロ、別名はミゾカクシ。
漢字で書けば、それぞれ「畦筵」「溝隠し」か。

 田んぼの畦にムシロを敷いたように生えるからアゼムシロ。
時に溝を覆い隠すほど群生するのでミゾカクシ。
名前の由来は大方そんなところだろう。

 余談になるが、きのうの「さなぶり」の帰り道、酔った爺ちゃんが田んぼに落ちたそうだ。
アゼムシロで足が滑ったのだろうか。

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2007.07.02 Mon 15:51:12 | | 0 track backs, 4 comments
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