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おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
長年の勘違い
20060728205307.jpg 庭に咲く花に、ちょっとした異変が起きている。まず、月見草。ふもとの集落では、6月中旬から盛んに咲いていたのに、今ごろやっと咲き始めた。しかも、草丈が例年の倍以上の2メートル前後もある。

 次に立葵(タチアオイ)。月見草とは逆に、見上げるようなノッポのはずが、今年はどの花も腰の高さしかない。よそで見る月見草と立葵にこんな変化はないから、我が家の庭の土に何か異常が発生したのだろう。ケッタイな話だ。

 『カラー植物百科』(平凡社)と『俳句の花図鑑』(成美堂出版)で月見草を調べていたら、以下の記述があった。

 一般に待宵草(マツヨイグサ)、大待宵草(オオマツヨイグサ)を月見草とも呼ぶが、本来の月見草は白い花が夕方に咲く。 
 
  月見草   北アメリカ原産。栽培種で山野では見られない。白い五弁花をつける。
  待宵草   チリ原産。海辺や川原に野生化。黄色の五弁花。
  大待宵草  北アメリカ原産。荒地に野生化。黄色の五弁花。


 月見草、待宵草、大待宵草は名前が違うだけで、同じ植物だと思っていた。月見草の花が白いなんて知らなかった。このように間違って覚えていることが、他にも沢山あるだろうな。

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2006.08.02 Wed 15:39:55 | | 3 comments
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