おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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物好きは私だけ
 写真は谷間の段々畑の最上段。ニンニクを植えるべく、今日耕したところだ。段々畑は全部で6枚あって、計370坪。家から10キロ離れたここを第1菜園とすれば、自宅近くの第2菜園は畑2枚で180坪。第1、第2菜園ともタダで借りている。自給自足には十分な広さだが、この程度の畑では、鬼のように働いても農業では食べていけない。

 来年から団塊の世代が大量に定年を迎える。ある調査では団塊世代の4割が定年後を田舎で過ごしたいと答えていた。私の知る限り、山間過疎地では、どこの集落にも空き家・廃屋と耕作放棄地がある。家は安く、畑はタダで借りられるだろう。だが、修理をせずに住める家や、すぐに耕作できる畑は皆無だと思った方がいい。

 私が借りた畑は、低木に葛がからみ、全体が平屋建て住宅の高さほどもある緑のカタマリ状態だった。この下に畑があると聞いて、「冗談だろ」と思ったものだ。もう1度、開墾する勇気はない。

 かくして、都会からこの山里の移り住んだ物好きは私だけ。この先、団塊の世代が1人でも来てくれたら嬉しいのだが……

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2006.07.31 Mon 17:05:49 | 畑仕事| 2 comments
梅干しのようなもの
 梅干しを作り始めて4年になる。梅干し作りの上手な婆ちゃんがいると聞いて、教えを乞いに行ったのが、そもそもの始まりだ。

 塩漬けから赤紫蘇を入れるまでの手順は大体分かった。だが、その時々の梅の状態、色、香りをどう判断するか。婆ちゃんは「カンでやっているので、口では説明できない」と言う。説明されても未経験の私には理解できないだろう。それで、塩は多め(20%ぐらい)に入れ、梅酢が上がり始めたら、こまめにアクをすくう――の2点を守り、あとは自己流で突っ走った。

 梅は裏山の古木から落ちてくる黄色く熟した実を使う。少々の傷がついていても気にしない。美しい形の出来上がりをあきらめれば済むことだ。皮が破れて、梅酢も黄色く濁ってくる。これも布で濾せば問題はない。

 こまかい手順は省略するが、今年もようやく天日干しまでこぎつけた。カビさせなかっただけでも、上出来だと思っている。「これは梅干しか?」と聞かれたら、「梅干しのようなもの。でも、味はまさに梅干し。おいしいですよ」と答えよう。

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2006.07.30 Sun 17:01:32 | 食べる| 3 comments
うんとピンボケ
20060726162038.jpg 昨日に続いて杉山の下草を刈った。危機管理の鉄則は、最悪の事態を想定することだという。この辺りには、少なくとも5匹のマムシがいる、と想定して草むらに踏み込んだ。草刈り機の刃が私より先に進む。これは心強い。

 30メートルほど行った所にヤブミョウガが群生していた。白い花が木漏れ日を受けてきらきら輝いている。思いがけない見事な風景だ。百聞は一見に如かず。花のクローズアップと全景を10枚近くカメラに収めた。ちなみにヤブミョウガはツユクサ科で、ミョウガとは何の関係もない。

 後の話になるが、このとき撮った写真のうち、何とか見られるのはアップの1枚だけ。残りは全部ピンボケだった。オートフォーカスで9割がピンボケだなんて、恥ずかしくて人に言えやしない。

 恥かきついでに1句ご披露。 ヤブミョウガ独り花見のマムシかな

 ピンボケ写真も、不出来な俳句も暑さのせいにしとこ。

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2006.07.29 Sat 15:21:33 | | 4 comments
マムシは逃げない
DSCF0244.jpg マムシは、あまり日の当たらない湿った場所を好む。特に水辺の草むらは、注意しなくてはいけない……集落の爺ちゃんたちに、そう教えられた。

 谷間の段々畑北側の杉林は、マムシの好む条件をすべて備えている。今日から、その杉林の下草を刈り始めた。湧き水の流れる水路の両側は、びっしり草が茂っている。どこかにマムシが潜んでいたとしても姿は見えない。うっかり踏んたら、マムシは“自衛権”を発動して噛みつくだろう。マムシの立場に立てば、ごく自然な行動だ。

 去年の夏、ここでマムシと遭遇した。暗褐色の太い胴体に「丸の中に点」の模様が連なっている。紛れもなくマムシだ。「マムシを見たら必ず打ち殺せ」と爺ちゃんたちは言う。臆病者の私には出来そうもない。「どこかに行ってくれ」と念じて、小石を投げた。体のすぐそばに落ちたのに逃げない。もう1度投げた。今度は体に当たったが、それでも逃げない。ゆるゆると鎌首を持ち上げて、こちらを見る。これで勝負あり。私が逃げ出した。

 全身真っ黒なカラスヘビやシマヘビは、人の気配を感じると大急ぎで逃げる。マムシがそうしないのは、毒を持っている自信か、それとも単に気が強いのか。今年のマムシは気弱でありますように、と願いつつ草を刈る。作業は、明日で終わる予定だ。

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2006.07.28 Fri 15:42:17 | 畑仕事| 13 comments
狐のカミソリ
DSCF0183.jpg 草むらに見たことのない花ガ咲いていた。30~40センチのクキの先に、あかね色の花をつけている。葉はない。花の周辺を刈り残して草刈りを続け、名前は家に帰ってから調べることにした。

 知らない花を植物図鑑で見つけるのは難しい。読めない言葉を辞書で引くようなものだ。この花の場合、花ガ咲いているのに葉っぱがないことがヒントになった。彼岸花も葉がある時は花はなく、花がある時は葉はない。ひょっとしたらヒガンバナ科ではないか。

 これがズバリ的中した。山と渓谷社の『野に咲く花』によると、花の正体は……

 キツネノカミソリ <狐の剃刀>葉の形をカミソリにたとえた。山野に生える多年草。葉は早春にのびだし、夏になると枯れる。葉が枯れたあと、黄赤色の花を3~5個つける。分布 本州、四国、九州。

 狐の剃刀という奇妙な名前は、葉の形に由来していることは分かった。だが、なぜ狐なんだ?狸でも、猪でも、猿でもいいではないか。まあ、そんなことは、どうでもいい。狐の父さんが水鏡に顔を映してヒゲを剃る。宮沢賢治の童話に出てきそうなシーンを想像しながら昼寝でもしようか。

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2006.07.27 Thu 16:11:32 | | 3 comments
ハンマーナイフ
DSCF0181.jpg 九州と四国の梅雨が今日、やっと明けた。九州北部の梅雨明けは昨年より9日遅く、梅雨日数は48日だったという。長かったなあ。

 軽トラに草刈り機とハンマーナイフを積んで、谷間の段々畑に行った。ハンマーナイフは4輪の草刈り機で、形は耕運機に似ている。石の少ない平らな土地なら、普通の草刈り機の10倍の速さで草が刈れる。しかも、草を粉砕して吹き飛ばすので、刈った草を集めて燃やすといった手間がかからない。それにしても何故、ハンマーだの、ナイフだの物騒な名前をつけるのだろうか。

 畑3枚の雑草を吹っ飛ばし、普通の草刈り機で1時間ほど畑のヘリを刈ったところで力尽きた。暑くてたまらん。飲んだ水がすぐ汗になる。雨でくすぶっている間に体がなまったに違いない。

 明日から3~4日、草刈りに専念する。終わったら秋冬野菜の植え付けが待っている。栗が落ち始める前に、栗林の下草も刈らなくてはならない。やることは山ほどあるが、焦る気持ちを抑えて、ボチボチやっていこう。ウサギとカメの、カメさんのように。

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2006.07.26 Wed 15:27:21 | 畑仕事| 0 comments
ヤギを座敷で飼う
 また雨。畑仕事をあきらめて、朝から温泉に行った。

 湯舟に浸かっていたら、「どこから来なはったと?」と声を掛けられた。見知らぬ人から話しかけられるのは、珍しいことではない。いつもなら天気の話とか、温泉の感想といった当たり障りのない方向に流れるのだが、今回は違った。

 70代後半と思われる小柄な爺ちゃんは、座敷で動物を飼っていると言い出したのだ。猫5匹と犬3匹……ここまでは、ありふれている。「ヤギも座敷で。ロバは庭で飼ってます。家の中で飼ったら、人の迷惑にならんけんね」と聞いて驚いた。ヤギを座敷で飼うなんて聞いたことがない。この人は私をからかっているのだろうか?

 爺ちゃんは続けて、「自分が畑から帰ると、全員が喜んで迎えてくれる。可愛いかよ。ハハハ」と穏やかに笑った。私もヤギと犬を飼いたいと思っている。もちろん外で。ヤギの飼い方、入手方法など教えてもらいたかったが、悲しいかな言葉(熊本弁?)がよく分からない。それで、会話は終わってしまった。

 家に帰ってからも、爺ちゃんを喜んで迎える動物たちの姿が、頭の中を去来する。爺ちゃんと動物は家族なんだな。

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2006.07.25 Tue 14:57:18 | その他| 8 comments
今日も朝帰り
DSCF0225.jpg きのうの晩も地区の公民館に自主避難した。避難の人数は増えて14人。二つの部屋に分かれて雑魚寝だ。激しい雨音もさることながら、川の地響きに一晩中悩まされた。濁流が巨岩を転がしているのだろうか。例によって、夜明けとともに帰宅。雨は小降りになっていた。朝帰りは、今日限りにしたいものだ。

 1時間ほど寝て、ぼんやり外を眺める。畑仕事は出来そうもない。ふと気がつくと、干せないまま軒下に置いている洗濯物に、黒い大きな蝶(クロアゲハ?)が止まっていた。飛び立っては、また舞い戻る。どうやら、長い管を伸ばして水を吸っているらしい。

 田舎だから野の花は、いくらでも咲いているのに、なぜ洗濯物の水なんか吸うのだろう。NHKラジオの「子ども科学電話相談」に聞いてみようか。「お孫さんと電話を替わっていただけませんかぁ」と言われるだろうな。

 長雨は、もう結構。テルテル坊主、テル坊主、あした天気にしておくれ。

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2006.07.24 Mon 14:56:12 | 暮らし| 4 comments
雨好きの猫
20060723110358.jpg 指折り数えたら、今日は山里へ移住して以来8回目のお葬式だった。暑い日も寒い日もあったが、大雨洪水警報発令中の葬式は初めてだ。2日続けて葬式の話は芸がない。参列者にお年寄りが多く、色々大変だった、と書くだけにとどめておこう。

 帰宅した私を猫2匹が迎えてくれた。といっても、犬のように全身で喜びを表すはずもなく、私の顔など見ようともしない。玄関前の椅子の上で、ひたすら雨を眺めている。2匹とも雨が好きで、雨音が聞こえると、外に出て飽きずに眺めている。その場で寝てしまうこともある。

 初めて猫を飼って、その自己中心ぶりに驚いた。何の気兼ねもなく1日中寝ている。深夜や早朝に外へ出せ、中に入れろと騒ぐ。擦り寄ってくるのは、空腹の時だけだ。

 犬は忠実で、感情の動きも分かりやすい。こちらの気持ちも分かってくれるような気がする。しかし、猫のような勝手気ままな生き方も悪くないな、と思うようになった。勤め人のころ、もう少し自己中心的に生きればよかったと後悔しても後の祭り。

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2006.07.23 Sun 16:55:32 | 暮らし| 4 comments
田舎の葬式
 電話が鳴った。枕元の時計を見ると、まだ午前5時40分。年行司(集落の諸行事の世話役)さんからで、「Yさんが昨晩亡くなった」という連絡だった。集落内の訃報は年行司さんの電話、他地区は有線放送で知ることになる。

 朝食後、Yさん(87歳・男)宅へ「物言い」(お悔やみ)に行った。「悲報に驚いて、とる物もとり合えず駆けつける」のだから、作業着にサンダル姿でも構わない。遺族や親類にモゴモゴとお悔やみを言い、安置された棺桶と遺影に合掌、祭壇前のお盆に100円玉を1枚入れて帰ってくる。お盆には既に100円玉が10数枚入っていた。

 このあたりでは、大抵の家が通夜・葬儀を自宅で行う。今夜の通夜には「目覚まし」と表書きした封筒に500円玉を入れて持って行く。「目覚まし」には、死者が目を覚まし、蘇ってほしいという願いが込められているのだろうか。

 明日の葬儀は集落総出で手伝う。おなご衆は早朝から「御斎」(おとき・参列者にふるまう精進料理)の用意。時には300人分も作るというから火事場のような騒ぎになる。男たちは手分けして参列者の車の誘導・整理、受付、お坊さんの送り迎えをする。田舎の葬式は「おおごつ」(大変なこと)なのだ。

 そんな訳で、今日と明日は、ほとんど仕事にならないが、誰もイヤな顔をしない。田舎では、助け合わないと生きていけないことをみんなが知っている。

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2006.07.22 Sat 15:58:20 | 暮らし| 12 comments
1600分の1秒
20060721140947.jpg 昨晩は公民館に自主避難して、夜明けとともに家に帰った。まだ、大雨・洪水警報は解除されていない。大地を潤す恵みの雨も度が過ぎると、へきえきする。

 雨の写真を撮って記録に残すことにした。かすむ山を背景に、白い雨筋を浮かび上がらせようという狙いだ。シャッタースピードを1000分の1秒から1600分の1秒まで段階的に変え、フラッシュをたいた。絞りも色々工夫した。だが、結果はご覧の通りのヘボ写真。こんなことなら、目玉をグリグリさせて雨を見ている猫の写真でも撮ればよかった。

 ツバメが20~30羽、雨の中を空高く飛んでいる。あんな高い所に虫がいるとは思えない。南の国に帰る長旅に備えて、飛行訓練しているのではなかろうか。このうち何羽が、また日本に帰って来られるだろう。頑張れツバメ!

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2006.07.21 Fri 15:00:32 | 暮らし| 6 comments
ツケがたまった
20060720104658.jpg 大雨・洪水警報が出ている中で、畑の様子を見に行った。谷間の段々畑は、農道が冠水して川のよう。4駆の軽トラでも危険に思え、引き返した。

 このあと、自宅近くの畑とミニ果樹園へ。どちらも目立った被害はない。ヘチマの棚も倒れていなかった。ただ、雑草の伸びが凄い。ついこの間刈ったばかりなのに3日見ぬまの畑かな、だ。

 どんなに丹精を込めても、常に良い野菜が出来るとは限らない。だが、手を抜くと必ずツケが回ってくる。雑草がいい例だ。雨にかまけているうちに、どこもかしこも草ぼうぼう。梅雨が明けたら集中的に草を刈ろう。クリが落ち始める前に、2回は栗林の根ざらいをしなくてはならない。ラッキョウの植え付け時期も迫っている……

 激しい雨音を聞きながら、何も出来ずにヤキモキしている。

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2006.07.20 Thu 14:34:50 | 畑仕事| 3 comments
平穏無事が一番
 今日も雨。日本各地で土砂崩れや河川の氾濫などの被害が相次いでいる。天の底が抜けたのではあるまいか。我が集落でも水路があふれて、濁流が流れ込む田んぼが出てきた。合羽を着た男たちが黙々と土嚢を積んでいる。

 我が家と裏山の距離は1メートルもない。裏山が崩れたら、ひとたまりもない。このまま降り続いたら、1人暮らしの婆ちゃんたちに声を掛けて、今夜はまた公民館泊まりになるだろう。

 日照りが続いて畑に亀裂が走り、砂ぼこりの舞う夏もあった。杉をなぎ倒し、田んぼを土砂で埋めた台風もあった。春の霜でジャガイモが枯れたことも。農業は、どんなに努力しても最後はお天気しだい。だから農民は、機会あるごとに平穏無事・五穀豊穣を祈る。

 今年は梅雨明けが平年より遅くなるという。台風の季節は、まだこれからだ。どうか無事に、実りの秋を迎えられますように。


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2006.07.19 Wed 14:57:31 | 暮らし| 7 comments
にくいあん畜生
20060718154028.jpg 私のようなお気楽農夫にとって、雨の日こそが行楽日和。このところ珍しくよく働いたので、気晴らしに福岡県の柳川に出かけた。柳川は網目状に掘割が走る水郷の町で、北原白秋の出身地として知られる。

 ひどい降りだ。小船に乗って川を下るのはあきらめ、白秋の生家と記念館を見学した。造り酒屋だった白秋の生家は明治の大火で焼け、一部残った母屋を復元したのだという。生家にも記念館にも白秋の原稿や著書が沢山陳列してあった。「城ヶ島の雨」「あわて床屋」「ペチカ」「からたちの花」など、子供のころ白秋の詩とは意識せずに口ずさんでいた歌の多さに今さらながら驚く。

 記念館入り口のガラスに、白秋の全身像が浮かび上がる面白い仕掛けがしてあった。中に入って振り返ると、外から見た時と同じように、こちらに正面を向けている(写真)。不思議だな。

 白秋の小唄で好きなのは「紺屋のおろく」だ。

       
     にくいあん畜生は紺屋のおろく
     猫をかかへて夕日の濱を
     知らぬ顔してしゃなしゃなと


 時が移れば、町も人も変わる。柳川の町に、明治や大正のロマンを期待する方がおかしい。自分の美しさが男の気を惹いているのを知りながら、つれないそぶりの小粋な女……現代の「おろく」は、どこかにいそうな気がするのだが。
                 
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2006.07.18 Tue 18:10:29 | 遊び| 5 comments
神のみぞ知る
20060716154216.jpg 畑の隅の草むらに桔梗が咲いている。農業をあきらめて山を降りた畑の持ち主が植えたのだと思う。この畑は、私が借りるまで10年以上も放置されていた。この間、桔梗は誰に見られることもなく、花開いていたのだ。

   年年歳歳花相似たり 
   歳歳年年人同じからず


 私も、いつかは畑仕事が出来なくなる。そのとき畑は、また荒地に戻るだろう。それでも桔梗は人知れず咲き続けるに違いない。次に誰がこの涼やかな花をめでるか、神のみぞ知る、だ。

20060708215720.gif ←ひっそりと咲く桔梗のためにワンクリックを。
2006.07.17 Mon 14:48:45 | | 4 comments
牛乳でムシを殺す
20060714130532.jpgalign="left"style="padding:5px;"> 谷間の段々畑に夏野菜「十六ささげ」の支柱を立てた。谷は風の通り道だから頑丈な作りを心がけた結果、江戸時代の刑場の竹矢来みたいになった。少々物々しい。通りががりの婆ちゃんに「イノシシを防ぐと?」とからかわれた。

 「十六ささげ」は豆の1種で、サヤの長さが30センチ前後にもなる。煮てよし、炒めてよし、ゆでてよし。大変おいしい。

 この豆は支柱を高くすれば、それだけ高くツルを伸ばす。従って重心が高い。去年は台風に支柱を押し倒され、散々な出来だった。強風のほかに、もう一つ泣き所がある。アブラムシが大量に取り付くのだ。

 アブラムシが群がった葉や豆は次第に黒ずみ、枯れてしまう。農薬を散布すれば簡単に駆除できるだろうが、私は農薬の知識がないので、一切使わない。その代わり噴霧器で牛乳をアブラムシに吹き掛ける。牛乳の脂肪分が凝固して、アブラムシが窒息死する仕掛けだ。

 酪農家や乳牛ママさんは、牛乳を農薬代わりに使われて面白くないかも知れない。無駄に捨てているわけじゃないから、まあいいかと私は自分に言い聞かせている。

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2006.07.16 Sun 15:27:19 | 畑仕事| 6 comments
山里は面白い
20060713223759.jpg 写真は昨日(14日)、我が家の庭で撮影した。午後7時を過ぎていたが、空はまだ明るい。カナカナゼミと川音だけが聞こえる静かな風景だ。朝から晩まで、あれほど鳴いていたホトトギスの声は、もう聞こえない。子育てが済んで、どこかへ移動したのだろうか。季節が変化するにつれて、音の構成も変わっていく。

 前を見ても山、後ろを見ても山。見上げたら空があるばかり。
 私が若かったら、ここで3日過ごしただけで、飽きてしまうに違いない。暮らしに刺激と変化が乏しい上に、農林業で食べていくのがどんなに難しいか、親の姿を見れば分かる。若い人が山里を出て行くのも無理はないと思う。

 年をとると、見慣れた風景が違って見えてくる。若いころ魅力を感じた都会の活気、喧騒、利便性が、今ではうとましい。若ければ3日で飽きたであろう山里で暮らして、少しも退屈しない。1年365日、同じ日は1日もないな、面白いな、と思うのだ。

 20060708215720.gif 
←都会派、田舎派どちらもワンクリックを。
2006.07.15 Sat 15:49:58 | 暮らし| 4 comments
太陽熱温水器
20060714130500.jpg 昨日(13日)の熊本の最高気温は36.4度、今日は37度を超えるだろうという。直射日光の当たる所では、40度を軽く上回るに違いない。

 畑で午前中の3時間働いた。時々、木陰で休み、水分を補給する。それでも、暑さに耐えかね、逃げるようにして帰宅した。汗を吸って持ち重りのする衣類を洗濯機に投げ込み、シャワーを浴びる。やっと人心地がついた。これからの暑さ本番が思いやられる。

 シャワーの燃料は、電気でもガスでも石油でもない。そう、太陽熱温水器。田舎では、たいていの家がこれを屋根に乗っけている。私の住む集落30戸の普及率は100%だ。燃料費がタダで、しかもクリーン。都会の集合住宅でも使えるようになったら、節電効果はク-ルビズどころではないだろう。

 自然の恵みを利用すると言えば、次は雨水だ。トイレや打ち水、洗車に水道の水を使うのは、もったいない。近い将来、地下に埋めた大きな水槽に雨水を貯め、トイレや屋外で利用出来るようにしたい。もっとも、この計画は金がかかる。宝くじにでも当たらないと実現しないのがつらいところだ。

20060708215720.gif ←自然の恵みを利用したい人はワンクリックを。
2006.07.14 Fri 15:40:11 | 暮らし| 6 comments
番外です
 今日の「番外です」で、ブログの連続更新50日となりました。たった50日とはいえ、3日坊主の私が毎日更新できたのは、沢山の方々が読んで下さったからです。今日15時現在の「地域情報部門」ブログランキング九州地区1位、全国4位は身に余る過大な評価。それより何より、毎日100人前後の方々の訪問が、どれだけ励みになったか分かりません。

 山里に住む人々の哀歓、風や水の音、土の匂い、季節の変化をお伝えするために始めたブログでした。山里という狭い世界の限られた話題は、変化に乏しく退屈でしょうね。

 しかし、私は最初から政治や宗教の話題は書かないと決めていましたし、芸能ネタの持ち合わせもありません。こんな井戸の底の蛙の鳴き声のようなブログに、これからもお付き合い頂けたら幸いです。

 ではまた明日、お目にかかりましょう。

20060708215720.gif←連続更新がんばれと激励のワンクリックを。
2006.07.13 Thu 15:23:38 | その他| 11 comments
去る者は追わず
 けさ6時の有線放送が、サルについての注意を呼びかけていた。「サルの目撃情報が多数寄せられている。危険だから、農作物に大きな被害がない限り、サルを威嚇したりしないように」という内容だ。

 毎年今ごろになると、はぐれザルが1匹、我が集落にやって来て、初冬まで滞在する。去年は私の畑にも現れ、トウモロコシやミカンを食べていった。あまり上手に皮をむいていたので、誰か人間が食べたのかと思ったものだ。

 たかがサル1匹。農作物の被害など知れている。米やサクランボ、スイカを大量に盗む人間の方が、はるかにタチが悪い。サル者、いや「去る者は追うな」という町の指示は正しい。

 Hさん(60代・男)は、種にするため庭に干していたエンドウマメをサルに食べられた。もちろん全部ではない。「屋根に上がって、中の豆だけ食べて、サヤをポイポイ投げ落とすんじゃ」と言いながら顔は笑っていた。私の知る限り、誰もサルに目くじらを立てていない。珍客の到来を楽しむ風がある。これでいいのだと思う。

20060708215720.gif←サルとの共存に賛成のワンクリックを
2006.07.12 Wed 17:08:13 | その他| 2 comments
紫蘇は畑の優等生
DSCF0143.jpg 紫蘇ほど手間のかからない作物はない。1度植えたら翌年は、こぼれ種から自然に生えてくる。雑草などものともせず、ぐんぐん育つ。肥料もいらない。なんといういい子だろう。

 青紫蘇(オオバ)は、キュウリの塩もみに混ぜたり、冷奴の薬味にして、ほとんど毎日食べている。食べ切れない分は3~4本束ねて100円で「道の駅」へ。赤紫蘇(写真の奥)は、梅干しの色付けに使うほか、ジュースを作る。

 近所の婆ちゃんに教わった赤紫蘇ジュースの作り方は――①赤紫蘇2本の葉をむしりとって水洗いする ②大きめの鍋に水を張り、葉を入れて加熱、沸騰したら弱火に。葉の赤い色素が落ちて緑色になったら火を止める ③葉を取り出して、クエン酸(薬局で売っている)かレモン汁をたらすと、黒々としていた煮汁が見る間に鮮やかなワインレッドに変わる ④砂糖は味見しながら多めに。漏斗にガーゼをかぶせて、漉しながら、完全に乾いたペットボトルに移せば出来上がり。これが原液で、好みに合わせて薄めればいい。

 私は焼酎の水割りの水代わりに、5倍に薄めた紫蘇ジュースを入れる。赤々とリキュールみたいに綺麗だ。紫蘇ジュースは常温で1年保存出来るそうだが、夏の間に飲み干してしまい、冬までもったことはない。

20060708215720.gif←紫蘇ジュースを飲みながらワンクリックばお願いします。
2006.07.11 Tue 17:04:06 | その他| 2 comments
3つの疑問
20060709191702.jpg トウモロコシとダイズの苗を畑に移植した。ポットで苗を育てる手間を省いて、種を畑に直まきしたこともあるが、大部分をカラスに食べられてしまった。「ゴンベが種まきゃカラスがほじくる」は本当の話だ。種をまいているのをカラスはどこかで見ていたに違いない。疑問その1、カラスはなぜ、土をかぶせた種を正確に見つけられるのだろう?

 トマト、ナス、キュウリ、トウモロコシなど、たいていの実もの野菜がカラスに狙われる。あと1日か2日で収穫できるな、と思っていた実が口ばしで大きくえぐられている。時には散々つついた挙句、その辺に放り投げてある。大事に育てた野菜の無残な姿を見るのはつらい。疑問その2、カラスはどうやって食べごろを知るのだろう?

 黄色い糸を張る、ピカピカ光るCD盤をつるす、黒いビニール袋を垂らす……カラス除けにいいという方法は全部試してみた。だが、イマイチ効果はない。疑問その3、これほど科学技術が進歩した時代に、カラス除けの決め手となる機材が、なぜ考案されないのだろう?

 そんなことを考えながら、ふと上を見ると、カラスが横目でじっと私を見ていた。

20060708215720.gif←カラスは賢いと思う人はワンクリックばお願いします。 
2006.07.10 Mon 15:40:41 | 畑仕事| 12 comments
心優しいタフガイ
20060708191930.jpg 久しぶりに青空を見た。アブラゼミが寄せては返す波のように、大合唱と突然の沈黙を繰り返している。梅雨明け近し、だな。

 今日は集落総出の草刈りデーだった。道路脇と川の土手の草を朝7時から4時間がかりで刈る。参加者は25、6人。80歳以上は草刈りを免除される。

 私は仲良しのHさん(60代・男)と組んで、川の土手を担当した。しばらくして、Hさんが手招きして何か言っている。草払い機のエンジンを切ると、「ネジバナが美しかけん、切らんとこうか」と言っているのが聞こえた。足元にネジバナが1本。小さなピンク色の花を、らせん状に咲かせている。

 Hさんは、身長が180センチぐらいあって顔も体もごつい。いかにも力がありそうだ。しかも、無口で無愛想。そんな一見取っつきにくい男が、「美しか」なんて言うとは思いもよらなかった。

 集落の飲み会でHさんは、いつも私の隣に座り、「百姓は面白かろう?」「朝早く仕事をすると気持ちよかねえ」などと話しかけてくれる。元々は心優しい性格なのだ。

 ネジバナ1本を刈り残して、Hさんのたくましい背中が遠ざかって行く。顔や雰囲気で人を判断してはいけない。

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2006.07.09 Sun 15:51:20 | | 0 comments
100円のスイカ
DSCF0151.jpg 「道の駅」でスイカを3個買った。文庫本より小さく、1個100円。これなら3個でも5個でも買える。

 安かろう悪かろうではないか、という心配は無用だった。汁気をたっぷり含んだ果肉は甘く、いい香りがした。半分食べたら、もう腹いっぱい。1人か2人で食べるなら、この大きさで十分だし、切らずに冷蔵庫で冷やせる利点もある。

 いま「道の駅」では、ナスやキュウリ6~8本を100円で売っている。出荷最盛期になったら10本以上詰め込んで、100円だ。作る手間とコストを考えたら、自分で作らず「道の駅」で買った方がはるかに安くつく。

 消費者にとって、野菜が安いのはいいことに違いない。だが、老夫婦や核家族がキュウリを10本買って、新鮮なうちに使い切れるだろうか。「どうせ100円だから」と、余った分を惜し気もなく捨てはしないか。

 1個1000円前後のスイカは大きすぎて、私は食べ切れない。捨てるのはイヤだから、買うなら100円スイカと決めている。

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2006.07.08 Sat 15:12:27 | 暮らし| 4 comments
星に願いを
20060707141457.jpg 午後になって薄日が差した。空は灰色の雲に覆われている。梅雨の中休みといったところだろう。

 川は、まだゴウゴウと大きな音を立てて流れている。だが、水の量はかなり減った。強い雨が降り続くと、水位はアッという間に上がる。アユ釣りの人が集う穏やかな川が一変して牙をむく。

 1時間に93ミリも降った昨年7月は、濁流が岸を洗い、巨岩を転がし、護岸壁を何カ所も引きはがした。台風3号が日本に接近している。まだまだ油断はできない。

 今日は七夕。大人の願いも星は聞いてくれるだろうか。「ひたいに汗して働く人を天災で苦しめないで!」「貧乏はあきらめました。健康を下さい」「弱者に光を」「人が人を殺すことのない世の中になりますように」……多過ぎたかな?

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2006.07.07 Fri 15:04:09 | 暮らし| 4 comments
それだけのこと
20060706165224.jpg 「今日も雨か」とボヤいても仕方がない。まだ梅雨なんだから。とは言うものの、家でくすぶっていたら、脳ミソにカビが生えてしまう。気分転換にドライブすることにした。

 目的地は大分県日田市大山町の農産物直売所「木の花ガルテン」。農協が経営する「道の駅」みたいなものだ。農産物とその加工品、植木、花、木工品が沢山並んでいて、見ているだけでも楽しい。

 大山町は梅の産地らしく、黄色く熟した梅の実や梅干し、梅酢、梅みつがウリのようだ。全国梅干しコンクール最優秀賞の梅干しもあった。梅酢を1本買った。刺し身ワカメ、焼き魚、漬け物、大根おろしなど、たいていの料理に私は梅酢をかける。健康にいいかどうかは知らない。

 食事は同じ敷地内の「農家もてなし料理バイキング」で。70~80種類の料理は、ほんの少しずつでも全部とったら、大皿に盛りきれないだろう。私は5~6品で満腹した。

 食後のコーヒーを飲みながら、窓越しに大山川の濁流を眺める。何も考えない。これが今日1日の気晴らし。それだけ? そう、それだけのこと。

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2006.07.06 Thu 18:00:09 | 遊び| 0 comments
眠れぬ夜
 山里に住む人は、都会人より自然災害に敏感だ。大雨洪水警報の出た昨日の夜、1人暮らしの婆ちゃんら6人と公民館に避難した。激しい雨と増水した川の音、夜の闇が恐怖をあおり、みんな不安そうな表情をしている。夜半になって、災害パトロール中の消防団のお兄さんたちが様子を見に来た。うち1人が泊まりこんでくれるという。おにぎりを持ってきてくれた人もいた。これで一安心。

 「さあ、寝ましょうか」ということになって、思いがけない事態が起きた。何人かが傍若無人の振る舞いをして寝かせてくれないのだ。いつまでも話をやめない人。何回も時刻を聞く人。大きな音を立ててトイレのドアを開け閉めする人。まだ4時前なのに、「そろそろ、帰りまっしょ」と周りに声を掛ける人……顔見知りとはいえ、同じ屋根の下で他人と寝ることに慣れていないのだろう。教室や体育館で、長期間避難生活をした地震被災者のストレスを今さらながら思う。

 雨は、まだやまない。ゴウゴウという川の音が家の中にいても、はっきり聞こえる。今夜も公民館に泊まるかも知れない。今のうちに寝ておこう。大きくなったトウモロコシが倒れないといいのだが。

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2006.07.05 Wed 14:40:29 | 暮らし| 4 comments
過去がほろほろと
 ヒグラシの初鳴きを聞いた。我が家の裏山で1匹か2匹、カナカナと間遠に鳴いている。ウグイスも負けずに鳴く。春の訪れを告げたウグイスと晩夏のセミのデュエット。一体、今の季節は何なんだ?

 子供のころ、カナカナゼミの声を聞くと「もう夏も終わりだな」と物寂しく思ったものだ。ところが、これは事実の半分が欠落した記憶のようだ。昆虫図鑑には「ヒグラシは6月の末から8月の末まで鳴く中型のセミ」と書いてある。6月や7月にもカナカナを聞いたはずなのに、すっかり忘れている。

 何10年も生きて来て、過去の記憶がほろほろと崩れていく。先日も前に勤めた会社から、「あなたが昭和44年に書いた文章について、東京のテレビ局がインタビューしたいと言ってきています」という電話があった。そんな文章を書いた記憶のカケラもなかった。

 どうせ忘れるなら、嫌な思い出だけが消えればいい。そうはいかないのが、つらいところだ。

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2006.07.04 Tue 15:48:10 | その他| 2 comments
香水の匂う女
DSCF0136.jpg 娯楽や刺激の少ない田舎では、何でもないことを面白がるのが、楽しく暮らすコツだと思う。例えばこんな風に。

 久しぶりに谷間の段々畑に行った。予想通り草ぼうぼう。風に揺れる雑草の彼方に何か明るい色彩が見える。近づくと、ユリの花だった。昨年7月の集中豪雨で土砂に埋まり、あきらめていた花である。よくぞ生きていた!と、ここで感動する。

 ただ、クキの根元が虫に食われていて、余命いくばくもない。家に持ち帰り、玄関に活けた。ボロ家のくすんだ玄関が、たちまち華やぐ。香水の匂う若い美人が訪れたようだ。香水の匂いが、いささか強すぎるのが難ではあるけれど。

 黙々と草を刈るだけでは味気ない。花1本で気分が変わる。草刈りの能率も上がる。これぞ、田舎生活の極意だと思うのだが、どうだろう。

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2006.07.03 Mon 16:56:38 | | 2 comments
今夜はとことん回し飲み
 今日は集落の「さなぶり」。「足洗い」とも言う。由来はともかく、田植えを終えた節目の慰労の会だ。午前11時、旅館の送迎バスに乗ってK温泉に行った。参加者は女7人、男13人。中高年ばかり総勢20人の「○○農家組合ご一行様」。田んぼを持っていない私も、大きな顔をしてバスに乗っている。

 座に着いたらまず乾杯。「ビールは、のどをチカチカさせるだけでよか」と焼酎のお湯割りに切り替えて、酒宴に突入。自分が飲んでいるコップを相手に勧め、相手は一口飲んで返杯する。これが酒席の礼儀らしい。飲め、飲めと勧めあう壮絶なつぶし合いだ。酔って書く今日のブログは、いつもにも増して支離滅裂かも知れない。

 やがてカラオケが始まり、誰かが「今夜はとことん回し飲み~」なんて歌っている。女性陣も負けてはいない。誰もが歌うことによって、何かを発散しているのだろう。そんなこんなで半日過ごし、お開きとなる。帰ったら明日の出荷の準備をしなければならない。

 「さなぶり」の参加者は年々少なくなっている。40代以下の若きゃあもんの参加者は1人もいない。来年は「さなぶり」が出来るだろうか?

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2006.07.02 Sun 19:27:38 | 行事| 7 comments
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