おおむね農夫、時に木こり。「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし」(山頭火)。こんな生活のあれこれを綴ります。
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船底の牡蠣殻
      10/24のブログ 年賀状との別れ に書いた「年賀欠礼の御挨拶を投函した。
     買ったばかりのプリンターで、はがきに印刷した文面に何か一言書き加えたかったが、
     結局、何も書けなかった。
     長らくお世話になった先輩、古くからの友人の皆さん御免なさい。

      長い航海を終えた船の底には牡蠣殻がびっしりついているという。
     私も“入港”を前に牡蠣殻を一つずつ削ぎ落として身軽になりたいと思う年齢になった。
     病気で倒れたり、認知症になる前に年賀欠礼のはがきを出したのも、
     その気持ちの表れだ。

      我が船底には、まだまだ沢山の牡蠣殻が付着している。
     もう2度と身につけることがないであろう背広やネクタイ、読み切れない本、
     第三者には何の価値もない書類、スクラップ、写真などは、遺された者にとって
     迷惑以外の何物でもないだろう。

      作家つかこうへいさんの遺書の一節が何かにつけて頭の中によみがえる。
     「先に逝くものは、後に残る人を煩わせてはならないと思っています」

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2014.11.25 Tue 16:46:38 | 仕舞い支度| 6 comments
年賀状との別れ
はがき

      郵便局のお兄さんが配達のついでに年賀はがきの
     購入申し込み書を届けてくれた。
     書店の店頭には来年の手帳やカレンダーが所狭しと並んでいる。
     毎年のことながら、せわしないことだ。
     
      ところで、今年から年賀状を書くのをやめようかと思っている。
     人生のゴールが目前に見え、いつ“その日”を迎えるか「神のみぞ知る」年齢に
     なった。
     年賀状に区切りをつけるのも、元気なうちに出来るだけ多く、人生の仕舞い支度を
     しておきたいとの考えからだ。

      長年お世話になった先輩、友人、後輩には年賀状に替えて「年賀欠礼の
     御挨拶」を送るつもり。
     心中を察していただけるだろうか。

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2014.10.24 Fri 15:01:40 | 仕舞い支度| 2 comments
広げた風呂敷を畳む時
段①②

      野菜作り中心から雑木林造成へ――。
     地主さんの了解を得て、谷間の段々畑の利用方法を
     今年から変えることにした。

      段々畑は全部で6段あって、上の写真は最下段(芭蕉と青いビニールシートが
     ある所)と2段目(写真手前)。
     ここは野菜畑だったが、替わりに果樹や花の咲く木をコツコツ植えて、
     将来は小鳥や野生動物が遊ぶ場所にする計画だ。

段3

      こちらは下から三段目。
     既にグミ、キウイ、桃、南天、紫陽花のほか菖蒲や水仙が
     植わっている。
     土地が狭いので、これ以上植える余地はない。

段④

      この4段目は軽トラ置き場とストーブ用の薪を切る作業所を
     兼ねている。

段⑥

段⑤

      野菜は最上段の6段目(写真㊤)と5段目(同㊦)だけで
     栽培する。
     やはり狭いけれど、多品目を少量づつ育てれば、家庭で消費する
     大半はまかなえるだろう。

      なぜ、野菜の栽培面積を減らすのか。
     野菜は木に比べて、植えてから収穫するまでの回転が早く、
     体力が衰えた今、きちんと世話するのが難しくなったからだ。

      広げた風呂敷は、いつか畳まなくてはならない。
     これも人生の仕舞い支度の一つだと思っている。

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2014.01.07 Tue 15:21:10 | 仕舞い支度| 0 comments
記念日
   去年の今日、終の棲家に引っ越してきた。
  人生仕舞い支度の一歩を刻んだ日だから、個人的には
  意味のある日だけれど、特別なことは何もしない。

   午前中は整骨院で足腰を揉んでもらい、午後からは岳間渓谷で
  湧き水を汲む。
  帰りに以前住んでいた集落の知人宅に寄り、架け干し米60キロを
  安く譲ってもらった。
  まあ、そんな一日だ。

   運が良ければ来年も、静かな記念日を迎えられるだろう。

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2013.11.26 Tue 16:36:25 | 仕舞い支度| 7 comments
きっとヤマトだ
半年前

      終の棲家に引っ越す途中、黒猫ヤマトが行方不明になって2週間。
     これまで住んでいた集落のI夫人から電話があった。
     「黒い猫がいた。ヤマトかも知れない。すぐ来んね」

      もちろん行った。
     指定された場所は旧宅から直線で300メートルほどの山裾。
     I夫人が待っていてくれ、「つかまえようとしたら、山に逃げ込んだ。
     父ちゃんがいま、後を追っている」という。
     しばらくして父ちゃんが戻り、見失ってしまったとすまなそうに言った。

      Iさん夫妻には「ヤマトがいなくなった。もし見掛けたら教えて」と頼んだが、
     電話だけではなく、山に登って探してまでくれた。
     見つからなかったけれど、涙が出るほど嬉しかった。

      Iさん夫妻の話によると①猫は全身真っ黒②首輪の色は分からないが、鈴の鳴る
     小さな音がした③青い紐をつけていた――という。
     ①と②はヤマトの条件に当てはまる。
     上の写真は半年前の撮影だが、こんな近くからでも銀色の首輪は見えない。

      問題は③だ。
     ヤマトは紐などつけたことはない。
     誰かに拾われて、家に馴染むまで繋がれていたのだろうか。

      Iさん夫妻が目撃した黒猫はきっとヤマトだ。
     若くて身体能力も発達していたから、たくましく生きていたのだ。

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2012.12.09 Sun 16:52:06 | 仕舞い支度| 6 comments
本なんか買わないぞ
トラ㊤

      終の棲家に引っ越した11月26日は朝から冷たい雨が降っていた。
     午前8時に大きなトラックが来て手際よく荷物を積み込んでいく。

      勤め人だったころは転勤で11回引っ越した。
     平均すると、3年に1度。
     少ない方ではないだろう。

      引っ越しには慣れているつもりだったが、今回は勝手が違った。
     余裕を持って引っ越し日を設定したのに、まるで時間が足りない。
     毎日、不用品を選別・処理し、農具や身の回りの品々を軽トラに積んで
     新居に運んでも、後から後から仕事が出来て来る。
     段ボール箱に本を詰め終えたのは引っ越しトラックが来る日の午前2時を
     回っていた。

      しばしば昼食を食べ損ね、新聞も26日以降読まず、パソコンは
     インターネットに繋がらない(モデムの損傷)のをいいことに放ったらかし。
     それまでして一体何をやっていたのか、我ながら不思議に思う。

トラ㊦

      引っ越しから10日経った今も、なにやかやとあくせく過ごして、荷ほどきは
     全く進んでいない。        
     自分の部屋も荷物を運び込んだ10日前と全く同じ状態だ。
     読めもしない本をこんなに溜め込んで、どういうつもりだろうねえ。
     もう金輪際、本なんか買わないぞ。

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2012.12.05 Wed 15:59:37 | 仕舞い支度| 8 comments
ヤマトよ
    くろ②

      11月26日の引っ越しを挟んで20日近くもブログを休んでしまった。
     それに触れる前に、取り返しのつかない失敗をしたことを書いておきたい。

      転居の当日、ミーコと黒猫ヤマトを入れたカゴ二つとオグリを軽トラに
     乗せて終の棲家に向かった。
     到着して猫たちを荷台から降ろそうとしたところ、ヤマトのカゴは空っぽ。
     カゴの留め金二つのうち一つが少し緩んでいた。
     それでもカゴのふたはわずかしか開かないのだが、ヤマトは強引にこじ開けて、
     走る車から飛び降りたらしい。

      カゴの中でヤマトは大人しくしていたし、10分間の距離だからと油断した
     のがいけなかった。
     荷台ではなく車内に乗せればこんなことにならなかったと悔やんでも
     悔やみきれない      

      毎日、新旧の家の間を往復してヤマトを探しているが、まだ見つからない。
     厳しい冷え込みの中、腹を空かせ、どんな恐ろしい思いでいるかと考えると
     堪らない気持ちになる。

 くろ①

      上の写真はお気に入りの段ボール箱でくつろぐヤマト。
     箱のヘリに肘をつく得意のポーズは温泉を楽しむ人間みたいでしょ?

      ヤマトはまた、松ぼっくりを上手にドリブルして、部屋から部屋へ
     走り回るのが好きだった。
     世界初の猫Jリーガーになるぞと笑ったものだが……。

      全身真っ黒で、これといった特徴はないけれど、たとえ100匹の黒猫の中に
     まぎれていても私はヤマトを見分ける自信がある。
     ヤマトも私が集団の中にいても見つけてくれるだろう。

      山鹿市北部で銀色の首輪をしている黒猫を見掛けたら、どうぞ
     御一報下さい。

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2012.12.04 Tue 12:21:34 | 仕舞い支度| 8 comments
バタバタ忙しくなりました
      終の棲家への引っ越しを11月26日と仮定し、まだまだ先の話だなと
     タカをくくっていたら、引っ越しに伴う雑事の何と多いこと!
     とりあえず、引っ越し業者が下見に来る前にある程度片づけようと
     てんてこ舞いの毎日です。
     お尻に火がつかなければ動かない悪癖の報いですね。

      そんなわけでブログの更新は休みがちになります。
     少々風邪気味ですが、健康上の理由ではありませんから他人事ながら
     ご心配なく。

      コメントをいただいた皆様への返信が遅くなりました。
     御免なさい。

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2012.11.13 Tue 15:56:46 | 仕舞い支度| 13 comments
終の棲家ほぼ完成
完あ

      終の棲家の改築工事がほぼ終わった。
     今月末までには引っ越せそうだ。

      白い漆喰壁を残したかったが、諸般の事情でこんな暗い感じになった。
     家の中にいれば外観は見えないのだから、まあよかろう。

      ウッドデッキは、風薫る季節にここでビールを飲むために作ってもらった。

完う

      8畳(手前)と6畳(奥)を除き、すべて段差なしの板の間にした。

完い

      ガラス戸に囲まれた和室二間を外から見たらこんな感じ。
     板の間の突き当たりに、ウッドデッキに面した洋間が二部屋ある。

完え

      こちらはダイニングキッチン。
     広く見えるけれど、食卓や冷蔵庫を置いたらどうだろう。
     
      流しの上の黒くて太い梁は、わざわざ見えるように残してもらった。
     いいアクセントになったと気に入っている。

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2012.11.11 Sun 15:52:54 | 仕舞い支度| 14 comments
宝の山を見つけた
流木い

      菊池川の堤防道路を車で走っていたときの出来事。

流木に

      道路脇の空き地にこんな材木の山が三つ、四つあった。

流木替え

      材木の山の近くにこんな掲示板がある。
     今年7月の九州北部豪雨の際の流木だったのか。

      河川事務所に電話してみた。
     女性の職員が出て「こちらも処分に困っているので、使ってもらえたら
     助かります。必要なだけ遠慮なく持ち帰って下さい」という。

      手続きは電話で住所、氏名、電話番号、材木の用途を申告するだけ。
     事務所に行って書類を書く面倒がなくて助かった。

流木ほ

      家に軽トラを取りに帰り、荷台に乗る長さに流木を切って積んだ。
     そこへ乗用車で通りかかった見知らぬおじさんが、わざわざ車を下りて
     話しかけて来た。
     「大型ダンプ300台が、ここに流木を運んだそうですよ。持ち帰る人がいて、
     今はだいぶ少なくなったけど凄い量でした」
     「ストーブの薪にするなら杉よりも雑木がいい。木が固いから火持ちが全然違う」とも
     忠告してくれた。
     親切な人だ。

      終の棲家で使う薪の確保に頭を悩ませてきたが、ここに足繁く通って
     備蓄すれば何とかなる見通しがついた。
     一寸先は闇ではなく光、思わぬところに宝の山があったというお話。

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2012.11.09 Fri 17:04:54 | 仕舞い支度| 10 comments
どう思う?オグリ
家薪㊤

      今日は立冬だというのに、ストーブの薪を作る大事な冬仕度が遅れている。
     前回、薪のことを書いた10月22日の時点と比べても
     「まだ、その程度か」とがっかりする。

家薪㊦

      ストーブが一冬にどれだけ薪を必要とするか見当もつかない。
     苦労して輪切りにした木(写真上)をすべて割ったら何とかならないだろうか。

      どう思う?オグリ。

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2012.11.07 Wed 16:37:36 | 仕舞い支度| 2 comments
もう、寒太郎は怖くない
ストーブ㊤

      終の棲家の薪ストーブの置き場所が出来あがった。
     耐火レンガの色は、もう少し明るい方が良かったかな?

ストーブ㊦

      こちらがストーブの本体。
     重さは100kg以上あるそうで、押しても引いてもびくともしない。

      いま住んでいる家は老朽化が著しく、隙間風が入る。
     北風小僧の寒太郎が裏山からヒューンヒューン、ヒュルルンルンと
     駆け降りて来ると、大小二つの石油ストーブを焚いても寒い。

      今度のストーブの熱量は石油ストーブの比ではあるまい。
     寒太郎よ、どんと来い!だ。

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2012.11.06 Tue 15:56:09 | 仕舞い支度| 5 comments
果樹との別れ
果樹園

      終の棲家へ引っ越す前にミニ果樹園の草を刈った。
     家主さんから借りている畑や家の内外を綺麗にするのは当たり前のこと。
     身辺整理は人生仕舞い支度の第一歩だ。

      ミニ果樹園は元々、田んぼだったらしいが、借りたときは草ぼうぼうの
     荒れ地だった。
     ここに数本ずつ植えたミカン、梅、イチジク、ビワなどの苗木は立派に育ち、
     ビワを除いて、毎年沢山の実をつけてくれている。

      それぞれの木に思い出と愛着があり、草刈りの手も止まりがち。
     引っ越した後も、たまには見に来ようかな。

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2012.11.03 Sat 15:48:16 | 仕舞い支度| 2 comments
樫の木には歯が立たぬ
まき㊤

      終の棲家で使うストーブの薪を作り始めた。
     薪風呂のために大量に伐り貯めた木を少しずつ軽トラに積んで
     谷間の段々畑に運ぶ。
     ここまでは簡単。

まき㊦

      問題は斧やチェーンソーで薪を割ったり切ったりする作業だ。
     直径30~40cmの太い木でも杉なら何とかなる。
     しかし、樫の木、特に枝別れの部分のある樫は硬くて歯が立たない。
     多分、油圧式の電動薪割り機でも割れないだろう。

      業務用のチェーンソーを貸してくれるという人がいるので、
     試してみようと思う。
     ただし、腰痛持ちの爺ちゃんが重くて大きなチェーンソーを使いこなせるかどうか、
     それが問題だ。

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2012.10.22 Mon 18:17:58 | 仕舞い支度| 0 comments
着々と
ダリ①

      毎日、4~5人の職人さんが終の棲家の修理に取り組んでくれている。
     大工さん2人は日曜の休みも返上して働いているそうだ。
     ありがたい。

      この部屋は天袋を外して天井まで杉板に張り替えた。
     フシだらけだが、それもまた良し。

ダリ②

      段差をなくした板の間と台所(奥の突き当たり)。
     家具が無いので、広く見える。

ダリ③

      このコーナーには薪ストーブを置く。
     耐火レンガの壁が出来たら印象がガラッと変わるだろう。

      ひと冬にどれくらい薪が必要か見当もつかない。
     薪作りに追われるだろうな。

ダリ④

      20日ほど前に咲いていた純白の彼岸花がしぼみ、ダリやが咲いていた。
     庭の片隅でひっそり行なわれた季節のバトンタッチ。
     ダリヤが次にバトンを渡すのは何の花だろう。

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2012.10.17 Wed 16:44:27 | 仕舞い支度| 8 comments
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